2011年07月13日

多謝、小室等さま

bc2ad292.jpg7月11日

「Sada City」ツアーを上越、宴会、松本と無事に終了し、翌11日特急「あずさ」に乗り新宿まで移動する。新宿は「スペースゼロ」にて「小室等 音楽活動50周年記念ライブ」に参加する。

小室さんとはここ数年お会いしていない。毎年夏に対馬で行われている「ちんぐ音楽祭」以来だから3年は経つだろうか。小室さんは最近では娘の「ゆい」さんとのデュオや、それに加えて旧六文銭時代のメンバーとの「六文銭 '09」、といった形で活動されている。以前は小室さんお一人での活動がほとんどだったので、tassiがサポートする機会も多かった。ところが最近の活動は前述したとおりなので、あまりtassiの出番もなくなってきたのだろう。

そんな小室さんから電話を頂いたのが震災後のある日だった。「今度40周年の記念ライブやるから手伝ってよ」そんな内容だったと思う。「50周年じゃないんですか...?」と聞き返すtassi。最初は冗談のつもりだったが、実は小室さんが間違えていたみたいだ。もちろん光栄なことなので二つ返事で答えた。

本番当日は音楽監督にピアニストの谷川賢作氏を迎え、小室さんと今までに関わり合いのあった数多くの素晴らしいミュージシャンと共に、熱く充実した時間を過ごさせて頂いた。当日の模様は2011年秋にライブ盤としてリリースされる予定だとか。パンフレットの中でtassiに触れた部分がある。1990年に一里野音楽祭で初めてお会いした時のことが書かれている。

あの頃tassiは音楽に興味を失いかけていた時期で、ヤケクソになってマンドリンを弾きまくっていたのかもしれない。その後の打ち上げの席では初対面にもかかわらず、小室さんはいやな顔ひとつせずtassiの話を聞いてくれた。あのときもし小室さんに出会っていなかったら...。そう考えるのはあまり健全ではないか。あのときに出会っていたから、こうして音楽を続けられたのだと思う。小室さんにはとても感謝している。


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fukasawaman409 at 19:14│Comments(0)TrackBack(0)work 

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