2011年05月22日

NEW ACOUSTIC SYSTEM

93fecb96.jpg5月17日 

さだまさしライヴ「まさしんぐWORLD 2011」リハーサルのため三郷市文化会館へ。tassiはアコギ、12弦、ガット、ブズーキ、マンドリンで参加。

何とリハーサルはリハーサル・スタジオではなく、ホールの舞台上で行われる。これにはビックリだ。PAも入り本番と同じ並びでのリハーサルというのは初めての経験である。通常はリハーサル・スタジオで演奏を固め、その後ゲネプロ(通し稽古)として初めてホールで本番さながらにやることが多いからだ。よく考えてみると、PAや照明そして舞台装置も同時進行できるから、案外この手法の方が効率的かもしれない。

今回ギターはピックアップを通したラインの音と、DPA 4099のマイクの音をミックスして出力している。例外的に12弦とブズーキはピックアップのみ、またマンドリンは4099のみとなっている。こういうことを積極的に出来るのも、モニタースピーカーを置かずヘッドフォンでモニターしているからだ。ここ何十年もの間ライヴで使用するアコギの音に苦労してきたが、機材の発達でようやく理想に近づけることが出来た。

多くの弦楽器をまとめるデジタル・ミキサーも10年働いてくれた「AW 2816」を現役引退させ、代わりに同じくヤマハの「O1V96」を新規採用する。新規採用といっても自宅で5年ほど使い込んでいるので、新人というより中途採用の方が適当か。

ミキサーのコントロールは足下に置かれるBOSSのGT-5を使い、MIDIのプログラムチェンジでそれぞれのシーンに応じてEQやレベルを細かく設定している。自画自賛するつもりはないが、これはなかなかのシステムだと思う。まだ始まったばかりなのでおおざっぱな設定しかしていないが、今後細かくシーンに応じた設定をしていこうと考えている。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm


fukasawaman409 at 00:17│Comments(0)TrackBack(0)work | gears

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