2010年10月01日
50台は20代では無理

午前中から手嶌葵ライヴのためのリハーサルで溝の口の「OASIS」スタジオまで。このスタジオはちょっと交通の便が悪いが、ピアノはベーゼンだし駐車場もあるし、慣れてしまえば結構快適なスペースである。リハーサル最終日ということで一通り通してスムーズに終了する。
その後ワーナーにてCM録音。音楽は平沢敦士氏。tassiはアコギ、マンドリンで参加。なるべく映像に合わせる形で自然な形の演奏を心がける。まあ及第点かな。映像スタッフのダメ出しなどのリクエストに応え、いくつかトライを重ねる。が、そろそろ次の時間が迫り来る。
CM終了後急いでSOUND INNに移動しドラマ「モリのアサガオ」の劇伴録音。音楽は渡辺俊幸氏。tassiはガットのみで参加。オーソドックスな劇伴録音スタイルで、ミュージシャンが一堂に会しての録音作業である。
ほとんどが書き譜のメロディーで、アルペジオも全て指定された音を弾くことになっている。なかなか気を抜けない、というかかなり集中していないとマズイ。ほとんどの曲のテンポが50前後なので、一音一音ギリギリまで音を延ばし、ゆったりとした気持ちで弾かないといけない。20代の若造の頃だったらきっと無理だっただろうなあ。
EPSON R-D1s / VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.2