2009年08月07日
撮影用ギタースタンド

撮影用のギター(民族楽器)スタンドがようやく完成した。
撮影用にこだわったポイントは、ボディーを載せる部分や、ネックを支える支柱などが、写真から見えてはいけないということだ。
既存のスタンドを工夫すれば、なんとか理想に近づけられるのだが、楽器が変わるたびにセッティングや角度を変える。といった面倒な作業が必要になってくる。撮影する数、大きさ、種類が多数に渡るため、いちいちそんなことをやっていられない。ということで、それぞれに適したスタンドを4種類ほど作成した。
写真のスタンドは、Lサイズ。ギターサイズ用だ。紐の長さを調節することで、角度を変えることができる。既存の小型スタンドは、楽器の安定性を考えてのことか、あまりアップライトにセッティングできないようになっているようだ。しかし今回は、一時的な撮影というシチュエーションのため、よりアップライトなセッティングを可能とさせた。
今回(たぶん最初で最後だが)こだわったのは、楽器の下を支える2本の棒。楽器の厚みによって、支える部分の長さを自由に変えられるようにと、ボルトナットの組み合わせで製作した。ボルトにはネジが切ってあるのでそのままでは使えない。ゴムチューブを被せ、楽器に傷が付かないように。また滑り止めの役目も果たしている。
スタンドに乗る楽器はイイが、ブズーキやウードのような、裏丸系の楽器はどうするんだ?
そんな心配は無用。ちゃんと次の手を打ってある。それはまた次回に!!
CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM