2007年04月22日
東京キネマ倶楽部

午後から明日の本番(谷村新司ライヴ)に向けてのゲネプロのため、鶯谷の「東京キネマ倶楽部」まで。tassiは東京育ちだが、上野周辺にはあまり来たことがない。鶯谷もたぶん生まれて初めての場所だと思う。
さて、この「東京キネマ倶楽部」だが、以前はキャバレーだったと聞いたことがある。エレベーターを降りて店の中をのぞくと、確かに昭和のにおいがプンプンする、グランドキャバレーそのものだ。ちゃんとステージがあるのは、ここで歌手が唄っていたということだろう。もちろん演奏はカラオケなんかではなく、絶対にフルバンドであったはずだ。
ステージ裏には、階下へと続く細くて急な階段がある。裸電球が暗く寂しく照らしている、その階段を降りていくと楽屋があるのだが、そこがとてもレトロな雰囲気で、ググッと昭和に引き戻されてしまう。また、階段の踊り場では、きっと色々なドラマが繰り広げられたのだろうと、アレコレと想像してみる。
「ナンだ今日の演奏は!」とバンマスに小突かれてみたり
「あのホステスはオレの女だ、よくも手を出しやがったな!」と殴り合いになったり
かと思えば、出勤前に早く来てこの踊り場で練習したりと。
もちろん楽器はサックスでしょう、一人黙々とソロの練習....なんて。
明日は本番だが、このライブの模様は、5月4日(金)15:30からWOWOWで放送予定だ。
EPSON R-D1s Minolta M-ROKKOR 28mm
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この記事へのコメント
1. Posted by koshu 2007年04月22日 11:41
本当に味のある階段の写真ですね〜!
tassiさんが書いている「昭和のドラマ」が目に見えるようです。
汗と涙と、、色っぽさと…。
tassiさんが書いている「昭和のドラマ」が目に見えるようです。
汗と涙と、、色っぽさと…。
2. Posted by tassi 2007年04月30日 01:35
甲州さんでしたか?
会場もそうでしたが、鶯谷の街もひなびた感じでしたよ。
会場もそうでしたが、鶯谷の街もひなびた感じでしたよ。
3. Posted by 甲州 2007年04月30日 15:54
はい。ご無沙汰しております。
このblogも楽しく拝見しています♪
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