2006年09月19日

アヒルのワルツ

9eb6aed3.jpg9月18日

昼からサウンドシティAstにてレコーディング1曲。編曲は祐天寺浩美氏。
先日(14日)録音したCMのロングバージョンということで、楽器も前回同様にガットとフラット・マンドリン。今回はCMではなくフルコーラスなので、もしかしたらCD化されるのかもしれない。作業内容は前回同様と一緒だが、今日は部分的にトレモロを2声追加。音楽関係のスタッフばかりだったので作業は順調に進み、1時間ほどでスンナリと終わってしまった。

今日のようにトレモロや比較的ゆっくりなアルペジオを弾く場合は、サスティーンが長いラウンドホールのマンドリンが適している(と勝手に解釈しているのだが)。仕事的にはラウンドホールでしょう。しかしブルーグラスやるならやっぱりfホールじゃないとあの感じが出ない。

tassiも10代の頃はそれこそ朝から晩までブルーグラス漬けで、もちろん憧れのマンドリンはやっぱりGIBSON F5。いつかはF5と心に決めていた、高くて買えなかったけどね。ところが今やブルーグラスを聞く事は滅多になく(もちろん弾く事もだが)、楽器もラウンドホールのF2を気に入って使っている。音楽の嗜好が変わってきたこともそうだが、現在までfホールの楽器でコレ!というのに出会わなかったのもその理由の一つだ。おまけに値段が結構高い。ギターと比べるとあんなに小さいのにね。

ところが9月4日のセッション以来どうもFタイプ(fホールの)マンドリンが気になって仕方がない。楽器屋を覗くたびについついマンドリンを手にとって弾いてみたりする。以前だったら見向きもしなかったF5にちょっかい出してみたりして、ウ〜〜ンとか唸って一人ブツブツやっている。90年代以降のGIBSONはナカナカ良くなってきたが、その中でもMASTERモデルは飛び抜けて良くできていると思った。音にも深みがあり、シャープさの中にも柔らかな粘りを感じさせてくれる。これなら納得できる1本だが、いかんせん値段がねえ。でもイイなあ.....久々にブルーグラスのCD引っ張り出して聞いてみようかなあ。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm

fukasawaman409 at 00:33│Comments(0)TrackBack(0)work 

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