2024年06月

2024年06月29日

大トラブル発生


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4月28日

ザルツブルグからシエナまで夜行列車に乗ろうとだいぶ前から計画していた。

ヨーロッパは大陸なので(それも大きい)鉄道網が発達している。いや、していたと過去形で言ってもいいかもしれない。近年LCCが多く飛んでいるせいか、過去にはポピュラーだった寝台列車が姿を消してしまった。

つまり昔は安く旅行しようと思ったらホテル代を浮かすために夜行列車を利用したが、今では昼間の移動にLCCを使う人が増えて、かえって夜行列車の方が高くつくということになってしまったのだ。最後に残ったのはドイツの寝台列車だと記憶している。

数年前にネットのニュースでその最後まで残ったドイツの夜行列車を、オーストリアの国鉄(OBB)が引き継いだという記事を偶然見かけた。そうかこれは一度乗ってみたいなと思わせる記事だった。それからしばらくしてコロナ騒ぎがあり移動制限がかけられ、ようやく昨年頃から世界中の移動が再開したのはみなさんの知るところだ。

再開した夜行列車も鉄道網が増え大分ヨーロッパ内に広がっているようだ。そんなこともあり今回の旅の一つに、夜行列車に乗るという目的が追加されたのだ。

ところがこれがトラブルの一つになってしまった。詳細はまた次回に……。


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2024年06月06日

40年前の記憶


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4月27日

40年前の記憶を辿っても何も出てこない。確か土砂降りの雨に降られて全身ずぶ濡れになりながらホテルに戻った記憶ぐらいだろうか。ずぶ濡れになった洋服やスニーカーを、なんとか翌日までに乾かそうとあの手この手で必死だった。

ケーブルカーに乗ってホーエン・ザルツブルグ城に登った記憶はあるが、果たしてそのケーブルカーが旧式のものだったか最新式のものだったかも思い出せない。当時はフィルムカメラだったので記録が残っていないのだ。ならば城に登れば思い出すだろうと登ってみた。

結局何も思い出せないままケーブルカーで城の登り下りをしただけだった。ただ下界から見るお城の姿だけは見覚えがあった。


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2024年06月05日

カンテレの魅力


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6月1日

本日は午後からAVACOにて劇伴録音。音楽は吉川慶氏。tassiはアコギ、12弦、ガット、ドブロ、ジュラ、カンテレで参加。

今日はいつもより楽器が多い、なので2回に分けて運んだ。一回でやろうとすると無理がある。必ずどこかで崩落することになるのだ。一番下はカンテレ、そしてその次は竿モノだがケースが上下平なものから下に積んでおく。これは車に積む時も同じだ。裏丸系のSAZなどは当然最後となる。

最近ではカンテレの登場機会が増えた。作曲家のみなさんがカンテレの魅力に気がついたとすれば、これはこれで願ってもないことだ。確かにIあの楽器でしか出せない魅力があるからだ。

余談ながら拙アレンジの「Believe」、最近RSウイルスのCMで流れているようだが、これもカンテレが隠し味として使われている。透明感のある音色がそれを使ってみたいと思わせるんだろうなあ。


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2024年06月04日

変わってしまったザルツブルグ


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4月26日

ザルツブルグは約40年ほど前に一度訪れたことがある。記憶がほとんどないがとにかく小さな街という印象しかなかった。ケーブルカーで、有名なホーエンザルツブルグ城に登った記憶があるくらいだ。

今回再び訪れてみてあまりの大都市ぶりに驚いた。駅も立派になっているし、駅からのんびりと走っていたトラムが今はない。代わりに路線バスがあちこちに走っている。昔の鄙びた感じを想像していたのが少し裏切られた気分だ。

ホテルは神学校の一部をホテルにした感じのキリリとした宿泊施設だ。間違ってもヘベレケに酔ってはいけない雰囲気が漂っている。


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2024年06月03日

ザルツブルグになんとか到着


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4月26日

さてザルツブルグに着く前にちょっとしたトラブルがあった。

プラハ-ザルツブルグという列車移動だったが正確にいうと、プラハ-リンツ、リンツ-ザルツブルグというように、間に乗り換えがあるのだ。乗り換え時間はおよそ45分余裕をとっていた。このくらいあればたとえ列車が多少遅れても間に合うだろうということだ。

さてリンツの一駅手前で列車が止まってしまった。乗客は皆ホームの外へ出るではないか。一人取り残されたTassiは訳もわからず車内に取り残されたままだ。しばらくすると車掌らしき制服を着た人間がバス、バスと怒鳴っている。どうやらバスへ乗れということらしい。そういえばドイツ語でこの駅に着く前に何かアナウンスがあったことを思い出した。つまりリンツの一駅前でバスに乗り換えろということなんだね。

どういう理由かこの列車はリンツ手前の駅までしか運行しなかったってことだ。とにかく訳もわからずTassiは駅の改札を出て近くにいるバスに飛び乗った。どうやらこのバスでリンツ駅まで行ってくれるらしい。

ところが交通渋滞などでリンツ駅に着いたのは、乗り換え時間の数分前だった。初めて訪れる駅のホームも分からずひたすら走った。数秒前にかろうじてザルツブルグ行きの列車に飛び乗ったのだ。45分の余裕があったからいいようなものの、もしギリギリの行程だったら間に合わなかったであろう。

ザルツブルグに無事到着し、路線バスでホテル近くまでの停留所まで行く。そしてなんとかホテルまでたどり着けた。ようやく一安心だ。


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2024年06月02日

大嫌いなAKG 451だが


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5月25日

本日は17時からVICTORで劇伴録音、音楽は伊藤翼氏。Tassiはアコギ、Bouzouki、Mandolinでダビング作業。

事前に送られてきた資料を聞くとBouzoukiはアイリッシュを想定しているようだ。なのでGreeceモノは自宅待機。Mandolinもアイリッシュ風なのでここはGibson F-2に登場願う。

エンジニアの相澤光紀氏はいつも変わったマイクを複数立ててくれる。今日はVICTORということもあってかRCA 44 BXを立てて頂いた。本日はマンドリンとブズーキという複弦楽器のためにあえてリボンマイクも立てて頂いたということなのだろう。さすがよくわかっていらっしゃる。それぞれのバランスはどうだったのだろうか。

そのほかにはNEUMANN KM84をXYのステレオで、その他にAKG 451をメインで立てて頂いた。Tassiは基本的には大嫌いなAKG 451だが本日は他のマイクとのバランスなのか、とても良いサウンドでとても演奏しやすかった。自分でも451買って試してみようかなと思った次第だ。


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2024年06月01日

昔の記憶は正しかった


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4月25日

チェコのプラハは20年ほど前に訪れたことがある。その時の印象はビールがとても美味しかったことだ。

今回の目的はもちろんビールを味わうためだ。ワイン好きの私がビールしか飲まなかったから、よっぽど美味しかったに違いない。本当にそうだったかそれを再確認するためにプラハまで来たのだ。

ヘルシンキからプラハへ飛ぶ日、あいにくヘルシンキはだった。飛行機の中で天候が回復するまで2時間ほど待たされ、ようやくプラハへ向けてのフライトとなった。プラハは雪ではなかったがビールを味わうには寒すぎていた。日本酒の熱燗かホットワインが欲しいぐらいの気候だ。

そうは言っても当初の目的を達成せねば。ということでカレル橋のたもとにあるレストランで、ビールとソーセージを注文する。やはり20年前とはいえ記憶は間違っていなかった。

さあ、明日はザルツブルグへ向けての列車の旅となる。

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