2024年01月
2024年01月31日
本日宅録なり

本日は宅録、つまり自宅録音の日である。
Tassiは以前から自宅録音をやっていたが、コロナになってその頻度が高まった。
人と対面せずにで自宅で録音したデータだけを渡す、という手法が当たり前になってきたのだ。
またレコーディング・スタジオを使わないから
費用的にも安く上がると感じているクライアントもいるようだ。
スケジュールを合わせる必要がないからいいようだけれど、果たしてどうなんんだろうねえ。
いい部分もあれば悪い部分もあるということか。
さて自宅録音で一番困るのは環境ノイズだ。
つまり外を通る車の音や犬の鳴き声、夏場ならエアコンのノイズなど。
近年録音はコンピューターベースになっているので、周辺機器を含めてもそこそこの金額で揃えられるが
部屋の作りだけはどうしようもない。
とにかく防音、吸音、調音をしっかりした部屋を持つことに一番お金がかかるのだ。
特にマイクを使わなければならない楽器の人はね。
ラインで録音できちゃう人は宅録バンザイでしょうなあ。
本日はアニメの劇伴で作曲が安田信二氏。
本レコーディングは安田さん名義でなく、GEMBI名義なので個人名で検索してもヒットしないでしょう。
ではGEMBIとは一体何か?
詳細はリンクをクリック。
自宅録音は意外と時間がかかるものだ。
プレイ以外にも録音のオペレートをしなければならない。
それも負担だが、録ったた音のクリーニングやデータ管理など
作業はレコーディング・エンジニアの域にもわたる。
なので宅録は安く済むと思ったら実は大間違いであるのだ。
実労時間でいったらスタジオで弾いている方が遥かに時短で済むのである。
もちろんこれはきちんとしたデータ納品の話であって
きちんと弾けないシロウトがコマギレで録音してデータ納品するのとはちょっと違う話である。
なんだか新年早々愚痴っぽくなってきたので
この話はここでオシマイ。
SONY α7S II / Cael Zeiss Vario-Tessar FE 4/24-70 ZA
2024年01月25日
ロサンゼルス公演

1月18日から1月22日までさだまさしロサンゼルス公演で渡米する。
事前の事務的な準備にかなり時間を有し、旅の準備がギリギリとなってしまった。今回はオーロラ基金というところの招聘で、ロサンゼルスのチャリティーコンサートに参加する。
オーロラ基金とはアメリカで日本語教育に関わるアメリカ人教師や、日本語を学ぼうとする学生たちをサポートする基金である。詳細はオーロラ基金のサイトを参照。
日本から東へ移動すると偏西風の追い風に乗るので、移動時間は少なくなるメリットがある。その反面時差ぼけは西へ移動するときよりもひどい。今回は21日の本番までに多少時間があったので、いくらか持ち直した頃だったせいもあって、万全とは言えない体調であったが大盛況のうちに無事に終えた。
昨年からライブの機材を一新しかなりのグレードアップになった。しかし今回は海外公演という荷物の制限があるので、機材周りは簡略化及び軽量化に重点を置いて慎重にセレクトした。
竿モノはSanta CruzとCole Clarkのアコギ、そしてTACOMAのマンドリン3本だけ。デジタルミキサーはベリンガー XR12 X AIR。このミキサーの本来の使い方ではないが、Tassiにとっては過去に使っていたYAMAHA 01Vと同様に、ライブにはなくてはならないアイテムの一つとなっている。
足元のコントローラーはBOSS GT-5。ただこれはエフェクターとして使うのではなく、ミキサーのプログラム・チェンジを助ける、いわばフットスイッチの役目だけに使っている。これも邪道な使い方だね。
この二つの機材は演奏で両手が使えないときにはとても便利なシロモノである。
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長らく放置プレイだったこのブログ、再開を宣言するわけじゃないけれど、自分の忘備録的な意味でぼちぼちと始めようと考えています。更新はあまり期待できないけれど、時間の許す限り取り組みたいと思います。
SONY RX100 VII