2014年07月

2014年07月28日

虜になる音色

e9466f30.jpg7月22日

昼からAVACOにて劇判録音。音楽は志方あきこ氏。tassiは12弦、ガット、アイリッシュブズーキ、ジュラでダビング作業。

本日は劇判録音ということもあってか、いつもより速いペースでレコーディングは進む。しかしそこは志方ワールド、普通の劇判録音のようにはいかない。細かいこだわりがあちこちにあり、時間いっぱいまでギリギリのレコーディングだった。

サウンド・ラボ・オワゾにて劇判録音。音楽は横山克、信澤宣明のお二人。tassiはジュラ、12弦でダビング作業。

本日はジュラ(TZOURAS)がメインで、12弦は1曲のみ。ジュラがメインのレコーディングはそうそうない。ジュラは基本的にC.G.Cというチューニングなので、日本のポップスや劇判においてあまりややこしいことはできない。事前に譜面を送ってもらえたのである程度予習が出来、レコーディングはかなりスムーズにいった。

ジュラはブズーキの弟分みたいなもので、ボディサイズが少し小さい。そのせいだろうかブズーキよりも癖のある音色が特徴だ。一度この楽器にはまると抜け出せなくなる。tassiはもちろん、どうやら多くの作曲家がその魅力にとりつかれているようだ。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm


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2014年07月26日

懐かしいスタイル

3a6def31.jpg7月17日

夕方からVICTORにてレコーディング1曲。編曲は服部隆之氏。tassiはガットで参加。

本日はガットの名手古川昌義氏といっしょだ。打ち込みナシの同録で、昔のレコーディングを思い出す。それぞれのミュージシャンの細かな息づかいが聞こえるような演奏は久しぶりだなあ。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年07月23日

楽器も忠実に再現

e2072349.jpg7月12日

午後から南青山の制作会社にてCM録音。音楽は中川俊郎氏。tassiはアコギでダビング作業。

本日はあるフォークの名曲をほぼ完璧に再現するというもの。この曲は12弦ギターが使われていると一般的には思われている。しかしよく聞くと右チャンネルは普通のアコギ、左チャンネルはナッシュビルチューニング(ハイストリングス)ギターで弾き分けている。

当初12弦ギターでと伝えられていたが、前日に「忠実に再現」ということだったので注意深く聞き発見した。その他にもまだ驚くべき事実が判明した。なるほど!と膝を打ったのであった。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年07月10日

復活

5c2285fe.jpg7月1日

午後からKINGにてレコーディング2曲。編曲は萩田光雄氏。tassiはアコギで参加。

本日はストリングスの皆さんも一緒の同録である。スタジオのフロアに全員がいる、ちょっと緊張感のあるレコーディングだ。先日無事に復帰したGIBSON SJで無事にセッションを終える。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年07月08日

他愛のない理由

b1f67c3e.jpg6月30日

午後からSOUND CITYにて「さだまさし」さんのレコーディング1曲。編曲は渡辺俊幸氏。tassiはアコギで参加。

GIBSON SJのピッチの調子が良くないのでリペアマンに見てもらうと、何とサドルが逆についていたことがわかった。たぶん弦を交換した時にサドルが外れ、戻した時に逆にセットしてしまったということだろう。単純なミスすら見抜けなかった自分に落胆すると同時に、たいしたトラブルでなくて良かったという安堵感でいっぱいだ。老眼が進み細かいところがよく見えなくなってきているんだろうか。

代役を務めてくれたスペアのJ-45と、無事に復帰したメインのSJのどちらを使おうか。サウンドの違いとしてはSJの方がエッジが立っている。J-45はもう少しふくよかでメロディ弾きにも十分対応できる。曲調から判断して本妻のSJを使うことに決めた。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm


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2014年07月06日

似て非なるもの

73d8b9ad.jpg6月29日

夜SOUND CITYにて「さだまさし」さんのレコーディング2曲。編曲は渡辺俊幸氏。tassiはアコギ、ガットで参加。

先日のレコーディングの時、GIBSON SJのピッチが悪かった。なので本日はそのスペアとしてだいぶ前に手に入れた、GIBSON J-45をメインで使うことにした。また押さえでMARTIN D-45もセットする。

スペアとして手に入れたJ-45だが、SJと全く同じ音ということはありえない。特にビンテージギターは個体差が大きいからだ。楽器の違いやマイクとの関係など複合的な要素が絡むとは思うが、いつものサウンドが出せたかは微妙なところ。100点満点ではないけれど及第点はいただけたかもしれない。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年07月05日

カンテレ

91d2d7e2.jpg6月28日

夕方からBURNISH STONEにてレコーディング1曲。編曲は十川ともじ氏。tassiはアコギ、カンテレでダビング作業。

まずはアコギのベーシックトラックを録る。次にカンテレのダビングである。カンテレを録ったことのある日本人エンジニアはそう多くないはずだ。本日も楽器を前にしてあちこちマイクを移動しながら、ベストなポジションにマイクをセットしてもらう。エンジニアによってそのポジションが変わるから、プレーヤーとしては興味津々だ。

カンテレ的には難しいフレーズがいくつかあったりで、かなり苦労しながら無事にテイクを録り終えた。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95


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2014年07月04日

GIBSON SJ 不調なり

92885ca2.jpg6月26日

夜SOUND CITYにて「さだまさし」さんのレコーディング2曲。編曲は渡辺俊幸氏。tassiはアコギ、12弦で参加。

基本的にアコギはGIBSON SJを使うがなぜかピッチが不安定だ。弦も替えたばかりで新しいし不思議だ。アコギのアルペジオが主体の曲なので、いつも以上にピッチの悪さが気になってしょうがない。かなり神経質に何度もチューニングをするが、最後までピッタリと合わなかった。こんな日もあるのだろうか。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年07月03日

譜面は手書きに限る

493c0dde.jpg6月24日

午前中から笹塚の制作会社スタジオにてゲームの劇判録音。音楽は藤田淳平、藤間仁、エバンの三氏。tassiはアコギ、ガット、12弦、ブズーキでダビング作業。

本日は複数の作家によるレコーディングだ。コンピューター打ち出し譜面ではなく、ほとんどがそれぞれの作家による手書き譜面である。最近のプリントアウト譜面慣れた身としてはとても新鮮に映る。体裁だけが整えられた一見良さそうに見える打ち出し譜面に比べて見にくい部分も多少あるが、手書きの場合作家の意図を直接感じることが多い。

大御所の作家もコンピューター譜面が多い今日この頃、若い作家が手書きでがんばっている姿を見るととてもほほえましく、また演奏意欲をそそられると感じるのはtassiだけであろうか。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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