2014年05月
2014年05月30日
仮歌

午後からエレファントニカにてCM録音。音楽は大森俊之氏。tassiはアコギでダビング作業。
スタジオに到着すると仮歌を録音している最中だった。仮歌は作曲者の大森氏自身だ。何声も重ねかなりゴージャスな歌になっている。打ち込みオケと仮歌に合わせてギターを録るのだが、微妙なニュアンスをどちらに合わせるか迷いながらも、仕上がりを想定して弾いてみた。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月27日
その場ではわからない

夕方からONKIOにて劇伴録音。音楽は窪田ミナ氏。tassiはアコギ、マンドリンでダビング作業。
ストリングスの皆さんが終わった後一人で広いスタジオに陣取る。まずはアコギからだ。窪田氏の作風は一風変わっていて(本人の中では普通なのだろうが)、なかなか初見では理解することが難しい。プレーバックを聞くとああなるほどと思うのだが、最初は結構戸惑う。本日も最後まで頭を少し捻りながらスタジオを後にした。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月26日
ケースを四角に統一するか
2014年05月25日
KOREAN TOWN

朝早くFREEDOMにてレコーディング2曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギ、ガットで参加。
何年かぶりだよこのスタジオ!! レコーディングメンバーのほとんどがその言葉を口にした。tassiも2年ぶりだが彼らは10年ほどご無沙汰だったらしい。
新大久保から細い道を入ったところにあるこの場所は、筋を1本間違えると大変なことになる。一方通行が多い住宅地の中だから、一度間違うと10分は時間をロスしてしまう。後ろからクラクションを鳴らされながらも、ゆっくりと曲がるところを確認しながらナントカたどり着いた。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月24日
アニメには民族楽器

夜シャングリラにてアニメの劇伴録音。音楽は岩崎琢氏。tassiはブズーキ、ウードでダビング作業。
数年前からアニメでウードやブズーキを弾く機会が多い。なぜだろう。音色に特徴があるのは分かるが、あえて使うというのにはワケがありそうだ。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 17.5mm F0.95
2014年05月23日
2014年05月21日
ラジオドラマ

夕方から湾岸スタジオにてミュージックフェアの収録。tassiはマンドリンで参加。
先日のリハーサルから5日、果たして演歌の心は表現できただろうか。
4月16日
午後からNHKにてFMシアターの劇伴録音。音楽は横山克氏。tassiはアコギ、ガット、マンドリン、ジュラで参加。
FMシアターはNHK-FMで放送されるラジオドラマである。NHKでは「オーディオドラマ」と称しているようだ。ラジオで放送されるので当然映像はない。目ではなく耳が主役である。耳から入る情報のみを元に、ストーリーや登場人物のあれこれを想像することはとても楽しい。tassiも車で帰宅する時に、偶然にラジオでこの番組が流れていると、思わず車を路肩に止めて聞き入ってしまうことがある。
さて劇伴と一口に言うが、テレビや映画のように映像がある世界と、耳だけで想像するラジオドラマの場合とでは、おそらく作曲方法が違うのではないかと思う。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月20日
同録

午後SOUND CITYにてレコーディング2曲。編曲は萩田光雄氏。tassiはアコギで参加。
本日は全てのミュージシャンが一堂に会する同録である。同録とはたぶん同時録音の略で、ダビングを重ねて作品を作っていくやり方ではない。今やデジタル時代それも録音機器がコンピューターベースなので何でも可能だが、その昔1970年頃までは同録が常識だったと記憶している。
アナログ・テープレコーダーそれもマルチトラックが普及するまでは、ダビングが不可能なのでそのセッションごとにミュージシャンを手配しなければならなかった。つまり多くのミュージシャンがあちこちのスタジオで演奏していたのである。今やダビングが当たり前の世の中だから、一握りの上手なミュージシャンがいて、スケジュール調整さえできればレコーディングが成立してしまう。
ダビング万歳の世の中であるが同録にはそれなりの意味がある。まずレコーディングが短時間で済んでしまうこと。また全員参加による緊張感や音楽的一体感、これは同録ならではの醍醐味である。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月19日
オール生?当たり前でしょう

午後からSOUND INNにてレコーディング2曲。音楽は宮川彬良氏。tassiはアコギ、ガットで参加。
宮川氏の編曲はいつも打ち込みを使わない。基本的に生楽器ばかりのアンサンブルである。それに加えてクリックを使わないというのも、彼のレコーディングスタイルの特徴だろう。
本日もその例に漏れず、ピアノ、ギター、ウッドベースというシンプルな編成。それでも編曲の妙、プレーヤーの力量により素晴らしい作品に仕上がった。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月17日
2014年05月16日
演歌マンドリン

午後から湾岸スタジオにてミュージックフェアのリハーサル。tassiはマンドリンで参加。
tassiは1曲だけ五木ひろしさんの「桜貝」という曲に参加する。回りのミュージシャンは結構若手が多く、それに加え演歌系ではない。果たして本番は感じが出せるのだろうか…..ちょっと心配。
iPhone 4s
2014年05月15日
2014年05月14日
ヴォイシング

夕方からSOUND VALLEYにて「ドラマ」の劇伴録音。音楽は梶浦由記氏。tassiはアコギ、ガット、バンジョーで参加。
本日のお題はズバリ「デキシーランドジャズ」、なので迷わずテナーバンジョーを使う。6弦バンジョーで演奏するとナンチャッテ感が出てしまう。ヴォイシングに気を遣ってポジションを選べばそれなりの感じは出せるが、やはり5度チューニングの4弦バンジョーには勝てない。
同じく4弦でも5度ではなくギター風のシカゴチューニングというのもアリだが、やっぱ5度チューニングでしょうね。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月13日
二人の違い分かるかな

夜遅くSOUND CITYにて映画「好きっていいなよ」の劇伴録音。音楽は高見優氏。tassiはアコギ、ガット、ドブロでダビング作業。
本日はギタリスト千代正之氏と一緒である。やはり一人でダビングするよりも、二人で同時に演奏した方が時間短縮になる。もちろん効率だけでなく違ったキャラクターが混じることにより、何よりも音楽表現が豊かになることが一番のメリットだろう。
NEUMANN KM84二本をXYにステレオでセット。なかなかのサウンドだった。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月12日
バリトンは4度下

「今夜も生でさだまさし 朝まで生で音楽会 2014」出演のため夕方からNHKへ。
昨年朝5時まで各方面のアーティストが生でスタジオライブに出演し、それが大好評だったらしく今年もやると聞いた時、思わず腰が抜けた。リハーサルも1回演奏するだけで、ほぼぶっつけ本番に近い。生だから演奏の差し替えはできないし、疲れただの眠いだの言っていられない。かなりリスキーなのである。まあそれでも皆さんベテランばかりで本番は無事に終わったようだ(朦朧としていてよくわからない)。
最近バリトンギターを手に入れた。通常のアコギよりも4度下にチューニングする。簡単に言うと普通のギターを7カポにして、1オクターブ下げたチューニングということだ。当然弦はそれ専用のものを使う。単体で弾くのもありだが、普通のギターとのアンサンブルというのもありかな。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月11日
フォークダンス

昼からAVACOにて「フォークダンス」の録音。音楽は松山祐士氏。tassiはアコギで参加。
本日は同録なので手練れのミュージシャンばかりが勢揃いする。演奏は完璧だがダンスのニュアンスと微妙に合わないところなどがあり、普段より時間が掛かってしまう。
こりゃあかなり押すかなと思われていたが、途中から巻き巻きになりかなり挽回した。さすが一流どころは違うねえ…..。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 17.5mm F0.95
2014年05月10日
CU-41

午後から「KIM」にて映像(動画)向けのフリー音源録音。音楽は梯郁夫氏。tassiはアイリッシュブズーキ、マンドリン、リュート、ティプルでダビング作業。
エンジニアの伊藤圭一氏はいろいろなマイクをあちこちに立て、ベストなサウンドを目指してくれた。いつもいつも頭が下がる思いだ。個人的には「サンケンCU-41」が好みである。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月09日
OMEオウムとは関係ありません

夕方SOUND CITYにてドラマ「ブラック・プレジデント」の劇伴録音。音楽は仲西匡氏。tassiはアコギ、ガット、マンドリン、バンジョーでダビング作業。
久しぶりにOMEの5弦バンジョーを持って行く。1970年代のあこがれの楽器だったが、今や使っている人はあまりいないようだ。それでもtassiは気に入って使っているのだ。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月08日
チューニングダウン

夜ハートビートにてレコーディング1曲。編曲は渡辺拓也氏。tassiはフラットマンドリンでダビング作業。
あらかじめ録ってあるオケに、バイオリンとマンドリンのダビングである。バイオリンはフィドル風、マンドリンもブルーグラス風なサウンド。
困ったことにキーがDbなのだ。書き譜にせよソロにせよかなり弾きづらい。ええい、いっそのこと半音下げてDで弾いてしまえ、とチューニングダウンする。
マンドリンはこんなことが平気でできるが、バイオリンはそうはいかない。かなり弾きにくそうだったが、素晴らしいソロを聴かせてくれた今野氏に大拍手である。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2014年05月07日
やっぱ生でしょ

夜神宮前の制作会社にてCM録音。音楽は櫻井映子氏。tassiはアコギ、ウクレレでダビング作業。
打ち込みのギターだとニュアンスが伝わらない、ってことである程度自由に弾かせて頂く。まずまずの結果ではないだろうか。
千葉の屋外球技場からの帰りは、いつもはアクアラインを使う。たまには旅気分ってことでのんびりとフェリーに乗ってみる。夕焼けが綺麗で千葉の海沿いに住みたくなった。
iPhone 4s
2014年05月06日
あと10分欲しかった

朝早くSOUND CITYにてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギで参加。
なぜ早朝のレコーディングかというと、tassiがレコーディング終了後に宮崎まで飛行機移動しなければならないため、わざわざ時間調整をして頂いたのだ。ありがたいことだ。
とはいえ最初の1曲目なのでサウンドチェックを除くと、直しを含めほぼ30分で1曲を仕上げなければならない。かなり余裕のないレコーディングだった。
レコーディング終了後大急ぎで羽田まで向かう。なんとか間に合って宮崎まで無事に到着。シーガイヤにてリハーサルを済ませ、夜は宮崎の地鶏で大宴会。せっかく靴を新調したのに膝の怪我で、あこがれのフェニックスでゴルフできず。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
ビセニチアのチューニング忘れてた

昼からSOUND INNにてCM録音。 音楽は周防義和氏。tassiはマンドリンで参加。本日は全ナマの同録だ。
マンドリンその他いろいろ持ってきてくれ、ということだったのでフラット、ラウンドはもちろんのことジュラ、ブズーキに加え、クロアチアのビセニチアまでセットした。
デモを聴き譜面を見ると、これはラウンドマンドリンが一番曲調に合っていることがわかり、その他の楽器はさっさとケースにしまい込む。マンドリンがメインのメロディーなのでニュアンスに気を遣い丁寧に仕上げる。
夕方SOUND CITYにてドラマSMOKING GUNの劇伴録音。音楽は高見優 信澤宣明の両氏。 tassiはアコギ、ガット、ドブロでダビング作業。
一つのドラマで作曲家が二人関わるということは最近珍しくなくなった。それぞれの持ち味を生かした振り分けになっているのだろう。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
明朝来い!

早朝からVICTORにてドラマ「お家さん」の劇伴録音。音楽は沢田完氏。tassiはアコギ、ガットでダビング作業。
昨晩いきなり連絡があり翌朝来てくれとのことだった。こんなこともたまにあるので、いつも飲んだくれてはいけない。ふだんから節度ある飲酒が求められるのだ。劇伴の追加録音ということで急遽ギター曲を録ることになったのだとか。アコギだけでのギターバージョンを、一人二役ダビングで丁寧に演奏。
夕方からAVACOにて劇伴録音。音楽は和田薫氏。tassiはブズーキ、ウード、バグラマでダビング作業。
4度チューニングのギリシャブズーキは、3度抜きコードポジションが運指上押さえつらい。やはり5度チューニングのブズーキも持ってくるべきだった。指が痙りそうになりながらなんとか弾ききった。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95