2013年11月
2013年11月30日
2013年11月29日
ルネサンスリュート
11月16日
夕方からSOUND CITYにてアニメ映画の劇伴録音。音楽は北里玲二氏。tassiはリュートでダビング作業。
アニメ映画といってもいわゆる深夜に放送しているような今時のかる〜いものではなく、北海道の島を舞台に実話を元にした内容のものである。今回は11曲全てリュートなのでtassiもかなり気合いが入る。基本的にリュートは指頭で弾くので、かなりぎりぎりに爪を短く切ってスタジオに入る。
リュートも軽快な曲調は6コース、低域を生かした重厚なサウンドには9コースと2種類のリュートを使い分けた。またいくら爪を短くしたといっても気がつくとギターの弾き方になってしまい、もう少し柔らかくとの指示を何度か受ける。リュートは右手のコントロールが難しい楽器だ。そんなわけで当初の時間よりオーバーしたがナントカ無事に弾き終えた。
RICOH GXR / S10 24-72mm
夕方からSOUND CITYにてアニメ映画の劇伴録音。音楽は北里玲二氏。tassiはリュートでダビング作業。
アニメ映画といってもいわゆる深夜に放送しているような今時のかる〜いものではなく、北海道の島を舞台に実話を元にした内容のものである。今回は11曲全てリュートなのでtassiもかなり気合いが入る。基本的にリュートは指頭で弾くので、かなりぎりぎりに爪を短く切ってスタジオに入る。
リュートも軽快な曲調は6コース、低域を生かした重厚なサウンドには9コースと2種類のリュートを使い分けた。またいくら爪を短くしたといっても気がつくとギターの弾き方になってしまい、もう少し柔らかくとの指示を何度か受ける。リュートは右手のコントロールが難しい楽器だ。そんなわけで当初の時間よりオーバーしたがナントカ無事に弾き終えた。
RICOH GXR / S10 24-72mm
2013年11月27日
ギリシャで5度バージョン
11月07日
夕方からSONYにてアニメの劇伴録音。音楽は大谷幸氏。tassiはブズーキでダビング作業。
今日はギタリスト古川昌義氏といっしょだ。ということはギターは古川氏に任せ、tassiはブズーキだけに専念すればいいということだ。アイリッシュ、ギリシャどちらがイイでしょうか?と大谷氏に訊くと、個性的な方でとの答えがあったので迷わずギリシャを選択する。
本来ギリシャブズーキは4度チューニングだ。簡単に言うとギターの一音下なのだが、コードの3度抜き指定があったので特別に用意した「ギリシャ5度チューニング」バージョンを登場させる。つまりマンドリンやヴァイオリンのオクターブ下にチューニングする楽器で、アイリッシュブズーキと同じチューニングということである。
レコーディングは速いピッチで進められ、あれよあれよという間に終わってしまった。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
夕方からSONYにてアニメの劇伴録音。音楽は大谷幸氏。tassiはブズーキでダビング作業。
今日はギタリスト古川昌義氏といっしょだ。ということはギターは古川氏に任せ、tassiはブズーキだけに専念すればいいということだ。アイリッシュ、ギリシャどちらがイイでしょうか?と大谷氏に訊くと、個性的な方でとの答えがあったので迷わずギリシャを選択する。
本来ギリシャブズーキは4度チューニングだ。簡単に言うとギターの一音下なのだが、コードの3度抜き指定があったので特別に用意した「ギリシャ5度チューニング」バージョンを登場させる。つまりマンドリンやヴァイオリンのオクターブ下にチューニングする楽器で、アイリッシュブズーキと同じチューニングということである。
レコーディングは速いピッチで進められ、あれよあれよという間に終わってしまった。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2013年11月26日
繊細な一日
10月27日
午後代官山の制作会社にてCM録音。音楽は篠田大介氏。tassiはガットで参加。
心温まる映像にシンプルな女性ヴォーカル、それにガットギターが絡むといった内容のものだ。当初ギターを二本で弾き分けるという設定だったが、一台のシンプルさが好評でダビングナシとなる。
YouTubeを探すと当該映像が見つかったので、一応アドレスを….
http://www.youtube.com/watch?v=vGqV_4WbmMk
夜遅くNHKにてスーパーハイビジョンのための劇伴録音。tassiはカンテレのみでダビング作業。
「スーパーハイビジョン」というのはなにやら凄いらしい。テレビ自体が相当高価だから、生きている間に自宅でこの規格の映像を見ることはたぶんあるまい。自分が演奏したもノを視聴出来ないのは何とも悲しいことだ。
以前にも同じ企画の劇伴を録ったことを思い出した。今回もそれに輪を掛けて録音の環境は徹底している。20数本のマイクがスタジオ中に立っていて、空調の音やtassiのおなかの鳴る音までリアルに拾ってしまう。ノイズをさせないように慎重に身体を動かしプレイした。
まさにカンテレという楽器がピッタリの内容だった。前作はNHKのスタジオパークで上映されたようだ。今作もいずれ上映されるのだろうか。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
午後代官山の制作会社にてCM録音。音楽は篠田大介氏。tassiはガットで参加。
心温まる映像にシンプルな女性ヴォーカル、それにガットギターが絡むといった内容のものだ。当初ギターを二本で弾き分けるという設定だったが、一台のシンプルさが好評でダビングナシとなる。
YouTubeを探すと当該映像が見つかったので、一応アドレスを….
http://www.youtube.com/watch?v=vGqV_4WbmMk
夜遅くNHKにてスーパーハイビジョンのための劇伴録音。tassiはカンテレのみでダビング作業。
「スーパーハイビジョン」というのはなにやら凄いらしい。テレビ自体が相当高価だから、生きている間に自宅でこの規格の映像を見ることはたぶんあるまい。自分が演奏したもノを視聴出来ないのは何とも悲しいことだ。
以前にも同じ企画の劇伴を録ったことを思い出した。今回もそれに輪を掛けて録音の環境は徹底している。20数本のマイクがスタジオ中に立っていて、空調の音やtassiのおなかの鳴る音までリアルに拾ってしまう。ノイズをさせないように慎重に身体を動かしプレイした。
まさにカンテレという楽器がピッタリの内容だった。前作はNHKのスタジオパークで上映されたようだ。今作もいずれ上映されるのだろうか。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2013年11月19日
続きの自宅作業
10月26日
自宅にて昨日もらった2ミックスにブズーキ、マンドリンをダビングする。
複弦系だからリボンマイクも立てておこう。ということでNEUMANN M149に加え、A.TECHNICA AT4080の二本体勢で臨む。部屋は簡単な防音を施してあるがえ外からの環境ノイズが気になる。また時計の秒針の音も思った以上に拾ってしまう。時計を外し静かな時を狙って一気に弾いてしまう。
コンピューターのオペレートをしながらのプレイは演奏に集中できない。やはり外のスタジオでエンジニアがいる完璧な環境で弾くのが一番好きだ。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
自宅にて昨日もらった2ミックスにブズーキ、マンドリンをダビングする。
複弦系だからリボンマイクも立てておこう。ということでNEUMANN M149に加え、A.TECHNICA AT4080の二本体勢で臨む。部屋は簡単な防音を施してあるがえ外からの環境ノイズが気になる。また時計の秒針の音も思った以上に拾ってしまう。時計を外し静かな時を狙って一気に弾いてしまう。
コンピューターのオペレートをしながらのプレイは演奏に集中できない。やはり外のスタジオでエンジニアがいる完璧な環境で弾くのが一番好きだ。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
ONKIO 6st
10月25日
夜ONKIOにてレコーディング1曲。編曲は佐藤雄大氏。tassiはアコギでダビング作業。
ONKIO 6stは、tassiがまだギタリストとして本格的にデビューする前、音楽雑誌のライターをやっている頃よく通ったスタジオだ。1978年頃のことだった。
当時「ギターライフ」という季刊発行のフォーク向けの音楽雑誌があった。自由国民社という出版社から発売されていた。巻頭に雑誌の記事と連動したシートレコードが付いていた。毎回のレッスンが、シートレコードに録音された実際の演奏と、譜面(タブ譜も含む)で二元的にマスターできる内容である。ONKIO 6stはその録音の現場だったのである。アコギ1本やナレーション録りのため、このスタジオはとてもコンパクトにできている。
本日は打ち込みオケにアコギをダビングするという内容だ。サクサクと作業は進みアッという間にOKをいただく。レコーディング終了後、マンドリンかブズーキをダビングしたいなという佐藤氏のつぶやきがあった。しかし持ってきていないものはしょうがない。ならば自宅で録って後で送りましょうか、という話になった。
その場で2ミックスをもらい、翌日自宅でレコーディングしてメールに添付し、全てが終了した。懐かしい場所で最新のやりとり。この先こんな時代がやってくるのだろうかねえ。
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm
夜ONKIOにてレコーディング1曲。編曲は佐藤雄大氏。tassiはアコギでダビング作業。
ONKIO 6stは、tassiがまだギタリストとして本格的にデビューする前、音楽雑誌のライターをやっている頃よく通ったスタジオだ。1978年頃のことだった。
当時「ギターライフ」という季刊発行のフォーク向けの音楽雑誌があった。自由国民社という出版社から発売されていた。巻頭に雑誌の記事と連動したシートレコードが付いていた。毎回のレッスンが、シートレコードに録音された実際の演奏と、譜面(タブ譜も含む)で二元的にマスターできる内容である。ONKIO 6stはその録音の現場だったのである。アコギ1本やナレーション録りのため、このスタジオはとてもコンパクトにできている。
本日は打ち込みオケにアコギをダビングするという内容だ。サクサクと作業は進みアッという間にOKをいただく。レコーディング終了後、マンドリンかブズーキをダビングしたいなという佐藤氏のつぶやきがあった。しかし持ってきていないものはしょうがない。ならば自宅で録って後で送りましょうか、という話になった。
その場で2ミックスをもらい、翌日自宅でレコーディングしてメールに添付し、全てが終了した。懐かしい場所で最新のやりとり。この先こんな時代がやってくるのだろうかねえ。
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm
2013年11月07日
アメリカ筆おろし
10月20日
さだまさしロサンゼルス公演本番。オーロラ基金のためのチャリティーコンサートのためロサンゼルスへ。
オーロラ基金とはアメリカ人の日本語教師を支援するための基金のこと。詳しく言うと、日本で英語を教える日本人教師がいるように、アメリカで日本語を教えるアメリカ人教師の日本留学を支援しようという活動をしている団体のことである。今回はその資金集めのためのコンサートなのだろう。
tassiはあちこちに旅をしているが、アメリカは今回が初めてだ。若い頃はアメリカを旅して回りたかったが今では全くその気がなく、こんな機会がなければアメリカまで足を運ぶことはなかった。こういうチャンスを頂けて感謝している。
本番数日前にロサンゼルスに入ったが、コンサート本番があるのでプライベートの旅行のように出歩くこともなく、ひたすら本番まで慎重に過ごした。その甲斐もあってか(?)本番は無事に終わり大役を果たせた。
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm
さだまさしロサンゼルス公演本番。オーロラ基金のためのチャリティーコンサートのためロサンゼルスへ。
オーロラ基金とはアメリカ人の日本語教師を支援するための基金のこと。詳しく言うと、日本で英語を教える日本人教師がいるように、アメリカで日本語を教えるアメリカ人教師の日本留学を支援しようという活動をしている団体のことである。今回はその資金集めのためのコンサートなのだろう。
tassiはあちこちに旅をしているが、アメリカは今回が初めてだ。若い頃はアメリカを旅して回りたかったが今では全くその気がなく、こんな機会がなければアメリカまで足を運ぶことはなかった。こういうチャンスを頂けて感謝している。
本番数日前にロサンゼルスに入ったが、コンサート本番があるのでプライベートの旅行のように出歩くこともなく、ひたすら本番まで慎重に過ごした。その甲斐もあってか(?)本番は無事に終わり大役を果たせた。
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm