2013年09月
2013年09月27日
2013年09月23日
バブルな一日
9月19日
朝早く神宮前の製作会社にてCM録音。音楽は平井真美子氏。tassiはガット、セミアコでダビング作業。
普段エレキは弾かないのだが、どうしてもということなので楽器庫の奥から引っ張り出す。小気味よくリズムを刻み、メロディーをセミアコの柔らかなトーンで奏でると、目の前はもうイタリアだ。
その後南青山の製作会社にてやはりCM録音。音楽は近谷直之氏。tassiはアコギ、ウクレレでダビング作業。これまた素晴しいメロディにウットリとする。
相当時間が空いて深夜遅くサンライズにてレコーディング1曲。音楽は志方あきこ氏。tassiは三線、アコギでダビング作業。昨日のセッションの続きである。昨日試せなかった5コースのアイリッシュブズーキを充ててみると、低域が充実していて曲調にピッタリだ。とはいえいつも4コースと一緒に持ち歩くのは、それでなくても楽器が多いので大変である。
本日はバブルの頃を思い出すような忙しい一日だった。これが毎日続くと思ったら大間違い。たまにあるから嬉しいのだ。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
朝早く神宮前の製作会社にてCM録音。音楽は平井真美子氏。tassiはガット、セミアコでダビング作業。
普段エレキは弾かないのだが、どうしてもということなので楽器庫の奥から引っ張り出す。小気味よくリズムを刻み、メロディーをセミアコの柔らかなトーンで奏でると、目の前はもうイタリアだ。
その後南青山の製作会社にてやはりCM録音。音楽は近谷直之氏。tassiはアコギ、ウクレレでダビング作業。これまた素晴しいメロディにウットリとする。
相当時間が空いて深夜遅くサンライズにてレコーディング1曲。音楽は志方あきこ氏。tassiは三線、アコギでダビング作業。昨日のセッションの続きである。昨日試せなかった5コースのアイリッシュブズーキを充ててみると、低域が充実していて曲調にピッタリだ。とはいえいつも4コースと一緒に持ち歩くのは、それでなくても楽器が多いので大変である。
本日はバブルの頃を思い出すような忙しい一日だった。これが毎日続くと思ったら大間違い。たまにあるから嬉しいのだ。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2013年09月20日
2013年09月18日
生放送「火曜曲」最終回
9月3日
「火曜曲」本番出演のためTBSまで。さだまさしさんのサポートでアコギで参加。アコギは先日調整から上がってきたばかりの「GIBSON HANK WILLIAMS Jr.」を使う。
このギターは以前にも紹介したがもう少し詳しく書いてみよう。ギブソン社が1997年に300本限定でカスタムショップとして作られたもの。カスタムショップとは簡単に言うと、普通の生産ラインではなく、専門の職人が厳選された材を使って製作されたギターのことである。10年ほど前に中古で手に入れたときは、それほどイイ音はしていなかった。ただ、ライヴ用にピックアップを載せてしまえば何とか使えるだろうと安く手に入れた。
ピックアップは当初からハイランダーを選択。ラインの音はけっこう気に入っている。スピーカーから聞く分には、ギブソンの男らしいサウンドが忠実に再現されている。ハイランダーは調整が難しく、スキルの乏しいリペアマンだと正しくセットアップできない。一流の腕を持ったリペアマンですら難しいと言っているくらいだから。しかし完璧に調整されれば、バランス、音色共に素晴らしいものがある。
手に入れてから今までの間、このギターには数々の調整がされてきた。フレット、ナット、サドル交換、ピッチ調整、それに伴う指板修正など演奏性に関わることには全て手が入っている。ペグも元々ついていたクルーソンから一時GOTOのあるモデルに換えたがまるで使い物にならず、結局愛用のWAVERLYに落ち着いた。
当初生音にはあまり期待していなかったがここ最近鳴りが変わってきた。やはりライヴで使い込んだせいだろうか、音に深みが増してイイ感じにほぐれてきたようだ。さすがにヴィンテージにはほど遠いが、マイクを通しても使える音に近づいてきたのである。やっぱり楽器は弾いてやらなければダメなんだなと痛感した。
さてテレビの「火曜曲」の話に戻る。足下のエフェクターは先日同様「ZOOM A2.1u」である。前日にリハーサルをやっているので、本日はぶっつけ本番だ。舞台転換に7分。回線チェックに1分というタイトな流れで本番に突入する。生本番なので適度な緊張感があり、なかなか良い演奏が出来たのではないかと満足している。このバタバタ感は昔の「夜のヒットスタジオ」を思い出した。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
「火曜曲」本番出演のためTBSまで。さだまさしさんのサポートでアコギで参加。アコギは先日調整から上がってきたばかりの「GIBSON HANK WILLIAMS Jr.」を使う。
このギターは以前にも紹介したがもう少し詳しく書いてみよう。ギブソン社が1997年に300本限定でカスタムショップとして作られたもの。カスタムショップとは簡単に言うと、普通の生産ラインではなく、専門の職人が厳選された材を使って製作されたギターのことである。10年ほど前に中古で手に入れたときは、それほどイイ音はしていなかった。ただ、ライヴ用にピックアップを載せてしまえば何とか使えるだろうと安く手に入れた。
ピックアップは当初からハイランダーを選択。ラインの音はけっこう気に入っている。スピーカーから聞く分には、ギブソンの男らしいサウンドが忠実に再現されている。ハイランダーは調整が難しく、スキルの乏しいリペアマンだと正しくセットアップできない。一流の腕を持ったリペアマンですら難しいと言っているくらいだから。しかし完璧に調整されれば、バランス、音色共に素晴らしいものがある。
手に入れてから今までの間、このギターには数々の調整がされてきた。フレット、ナット、サドル交換、ピッチ調整、それに伴う指板修正など演奏性に関わることには全て手が入っている。ペグも元々ついていたクルーソンから一時GOTOのあるモデルに換えたがまるで使い物にならず、結局愛用のWAVERLYに落ち着いた。
当初生音にはあまり期待していなかったがここ最近鳴りが変わってきた。やはりライヴで使い込んだせいだろうか、音に深みが増してイイ感じにほぐれてきたようだ。さすがにヴィンテージにはほど遠いが、マイクを通しても使える音に近づいてきたのである。やっぱり楽器は弾いてやらなければダメなんだなと痛感した。
さてテレビの「火曜曲」の話に戻る。足下のエフェクターは先日同様「ZOOM A2.1u」である。前日にリハーサルをやっているので、本日はぶっつけ本番だ。舞台転換に7分。回線チェックに1分というタイトな流れで本番に突入する。生本番なので適度な緊張感があり、なかなか良い演奏が出来たのではないかと満足している。このバタバタ感は昔の「夜のヒットスタジオ」を思い出した。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2013年09月17日
ZOOM A2.1u
8月31日
広島のイベント「サウンドマリーナ '13」でさだまさしさんのサポート。
出演時間はおよそ40分でコンサートのトリである。トリというのは最後の出演者ということである(元々は寄席用語)。しかしリハーサルは朝11時である。つまり本番までかなり長時間待たなければならない。天気が良ければあちこち散歩という過ごし方もあるが、この日はあいにくの雨なのでホテルの部屋で待機する。
ツアーでは楽器や機材はトラックに積みっぱなしであるが、こういったイベントでは基本的に手持ちとなる。また、セッティングに時間を要する機材は、スタッフの苦労を考えると持って行けない。そこで登場するのが「ZOOM A2.1u」だ。かなり前にも紹介したが再度登場願おう。
基本的にはデジタルエフェクターという位置づけだ。アコースティック専門と謳っているだけあって、その音色は素直で好感持てるものである。しかしtassiが使うエフェクトは補正としてのEQ及び最低限のリバーブのみだ。リミッターもモジュレーション系も価格なりのクオリティーなので、積極的に使ったことはない。プリセットのシミュレーションは、オリジナルの楽器に触れたことのない人にはイイかもしれないが…..。
とはいえプリセットパッチがあること、ボリュームペダルがあるので楽器の差し替えがスムーズに行えること、XRLアウトがあるのでDIとしての機能があること。この3つがあるだけでも重宝している。これで市場価格1.5万円は安いといえるだろう。このサイズで10倍くらい音質にこだわったモデルが出れば、多少高くても喜んで買うのだが。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
広島のイベント「サウンドマリーナ '13」でさだまさしさんのサポート。
出演時間はおよそ40分でコンサートのトリである。トリというのは最後の出演者ということである(元々は寄席用語)。しかしリハーサルは朝11時である。つまり本番までかなり長時間待たなければならない。天気が良ければあちこち散歩という過ごし方もあるが、この日はあいにくの雨なのでホテルの部屋で待機する。
ツアーでは楽器や機材はトラックに積みっぱなしであるが、こういったイベントでは基本的に手持ちとなる。また、セッティングに時間を要する機材は、スタッフの苦労を考えると持って行けない。そこで登場するのが「ZOOM A2.1u」だ。かなり前にも紹介したが再度登場願おう。
基本的にはデジタルエフェクターという位置づけだ。アコースティック専門と謳っているだけあって、その音色は素直で好感持てるものである。しかしtassiが使うエフェクトは補正としてのEQ及び最低限のリバーブのみだ。リミッターもモジュレーション系も価格なりのクオリティーなので、積極的に使ったことはない。プリセットのシミュレーションは、オリジナルの楽器に触れたことのない人にはイイかもしれないが…..。
とはいえプリセットパッチがあること、ボリュームペダルがあるので楽器の差し替えがスムーズに行えること、XRLアウトがあるのでDIとしての機能があること。この3つがあるだけでも重宝している。これで市場価格1.5万円は安いといえるだろう。このサイズで10倍くらい音質にこだわったモデルが出れば、多少高くても喜んで買うのだが。
OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
2013年09月16日
本日は1カポにて対処
8月30日
午後からSOUND CITYにてレコーディング1曲。編曲は渡辺俊幸氏。tassiはアコギ、バラライカで参加。
どうやら映画の主題曲になるらしくけっこう長い曲である。同じようなコード進行が続くがリピート記号がなく、譜面台1台では収まりきれず苦労する。こういう譜面を業界では勧進帳と呼ぶのだ。
まずはアコギでバッキング。テンションの指定が多くどのポジションで弾くかが試されることとなる。Key=Fをどう弾くか悩ましいところだ。ベーシックを取り終えて次はバラライカのダビングだ。なぜバラライカが登場するのかは定かではない。もしかしたら映画の内容と関係があるのだろうか…..。
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm
午後からSOUND CITYにてレコーディング1曲。編曲は渡辺俊幸氏。tassiはアコギ、バラライカで参加。
どうやら映画の主題曲になるらしくけっこう長い曲である。同じようなコード進行が続くがリピート記号がなく、譜面台1台では収まりきれず苦労する。こういう譜面を業界では勧進帳と呼ぶのだ。
まずはアコギでバッキング。テンションの指定が多くどのポジションで弾くかが試されることとなる。Key=Fをどう弾くか悩ましいところだ。ベーシックを取り終えて次はバラライカのダビングだ。なぜバラライカが登場するのかは定かではない。もしかしたら映画の内容と関係があるのだろうか…..。
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm
2013年09月15日
いきなりすぎます
8月29日
午後VICTORにてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギで参加。
何となく虫の知らせか1時間前にスタジオに到着。すると1曲目をレコーディング中だった。つまりtassiの出番は2曲目ということだ。まだ時間があったので外へ昼食をとりに出る。
早めに戻ってみるとすでに録音は終了し、次曲の準備に入っている。いつものように台車で楽器を運び楽器をセットするも、すでに曲の打ち合わせが始まっている。チューニングもそこそこに、譜面を見る暇もなくいきなりリハーサルだ。途中から入るセッションはいつもこんな感じである。
OLYMPUS OM-D E-M5 / Carl Zeiss Biogon 28mm F2.8 (G)
午後VICTORにてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギで参加。
何となく虫の知らせか1時間前にスタジオに到着。すると1曲目をレコーディング中だった。つまりtassiの出番は2曲目ということだ。まだ時間があったので外へ昼食をとりに出る。
早めに戻ってみるとすでに録音は終了し、次曲の準備に入っている。いつものように台車で楽器を運び楽器をセットするも、すでに曲の打ち合わせが始まっている。チューニングもそこそこに、譜面を見る暇もなくいきなりリハーサルだ。途中から入るセッションはいつもこんな感じである。
OLYMPUS OM-D E-M5 / Carl Zeiss Biogon 28mm F2.8 (G)
2013年09月14日
2013年09月09日
先祖返り
8月24日
何年かぶりに箱根のブルーグラスフェスに足を運ぶ。
元々アウトドアライフが苦手で、湿度や気温の高いところはなるべく避けていたい方だ。しかし野外フェスとなるとそうもいっていられない。湿度の高いところで大切な楽器を出して弾くなどということは学生の頃ならいざしらず、プロとしてやっている現在はまず考えられない。そんなわけでセカンドいやサード楽器を持って参戦する。楽器はそれでイイがtassi本人が湿気で倒れそうだ。
参戦などとえらそうに書いたが本格的なブルーグラスはもう何年も演奏していない。なのでキャンプ場の片隅でひたすらリハビリに励んだというのがその実態だ。30年前のようにバリバリと弾きたおすことが出来るようになるのはいったいいつのことやら。ブルーグラスはtassiのルーツの一つだし、まあ気長につきあっていこうと思っている。
iPhone 4s
何年かぶりに箱根のブルーグラスフェスに足を運ぶ。
元々アウトドアライフが苦手で、湿度や気温の高いところはなるべく避けていたい方だ。しかし野外フェスとなるとそうもいっていられない。湿度の高いところで大切な楽器を出して弾くなどということは学生の頃ならいざしらず、プロとしてやっている現在はまず考えられない。そんなわけでセカンドいやサード楽器を持って参戦する。楽器はそれでイイがtassi本人が湿気で倒れそうだ。
参戦などとえらそうに書いたが本格的なブルーグラスはもう何年も演奏していない。なのでキャンプ場の片隅でひたすらリハビリに励んだというのがその実態だ。30年前のようにバリバリと弾きたおすことが出来るようになるのはいったいいつのことやら。ブルーグラスはtassiのルーツの一つだし、まあ気長につきあっていこうと思っている。
iPhone 4s