2013年07月

2013年07月29日

弾くのは2割程度

4d860fa4.jpg7月23日 

午後からNHKにて幼児番組の劇伴録音。音楽は小杉保夫氏。tassiはアコギ、バンジョーで参加。

ここ3日間はNHKに通い詰めている。一般営業のスタジオなら無理を言って楽器を預かってもらえるが、ここNHKではそんなことは許されない。なので毎日楽器の搬出入を繰り返すのである。ほとんど運搬業といってもいいだろう。


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2013年07月26日

NHKなのにカンテレ

059adcdc.jpg7月22日

午後からバーニッシュストーンにてレコーディング3曲。音楽は植松伸夫氏。tassiはアコギ、ガット、マンドリンでダビング作業。

作曲家の植松氏はtassiの大学時代のサークルの後輩に当たる。とはいえ学年が3つほど違うことに加え、バイトに明け暮れほとんど学校に行っていなかったtassiは、彼と会ったことはほんの数回程度しかなかった。そんな植松氏がゲーム音楽の大家になっていることを知ったのは、かなり後になってからのことだった。元々ゲームに興味のなかったtassiは、後輩の活躍すら知らなかったのである。音楽業界が広いのか狭いのか分からないが、こうして一緒の仕事で顔を合わせるのはとても嬉しいものだ。

その後夜NHKにてNHKスペシャルの劇伴録音。音楽は横山克氏。tassiはガット、カンテレ、ブズーキ、バラライカ、ジュラでダビング作業。

まずはフレーテンポの洗礼を受ける。クリックなしですでに録音されているピアノに合わせてカンテレをダビングする。これが実に難しい。弦楽器や管楽器であれば何となく息づかいから出音のタイミングが計れる。しかしピアノとなるとなかなかそう簡単にはいかない。何回かやり直してOKを頂く。

後は竿モノのダビングを残すだけとなる。ガット2台でのギターバージョンや、ちょっと変わった音色が欲しいということでジュラ(TZOURAS)を提案してみたりと、いつもの劇伴録音が無事に終わる。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm

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2013年07月24日

SHV

b8da13f5.jpg7月21日

夜NHKにてスーパーハイビジョン(SHV)用の劇伴録音。音楽は堤博明氏。tassiはカンテレでダビング作業。

スタジオに着いてみると何とマイクが山のように立てられている。メインのマイクを含めると20本以上はあるだろうか。SHVは22.2chだから当然だろう。番組の趣旨などを聞きつつまずはチューニングだ。SHVだからというわけではないが、念入りに調律する。

カンテレは元々の音量が小さい。なのでマイクレベルもかなり上げないととキチンと録れない。録音し始めて気になることがあった。それは空調ノイズである。20本以上のマイクレベルを上げているので、ちょっとしたノイズも拾ってしまうのだ。そんなわけで空調を全て切り、衣擦れの音もさせずに細心の注意を払って演奏した。

SHVのテレビが買えるのはいつのことになるやら….。たぶん今日自分が演奏した番組は一生見られないだろう。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm

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2013年07月20日

5コースブズーキ復活

50730326.jpg7月13日

夜SOUND CITYにて映画の劇伴録音。音楽は岩代太郎氏。tassiはガット、12弦、I.BOUZOUKIでダビング作業。

基本的にガットでの静かなメロディーというのが本日のテーマである。自分の感覚で弱く弾いてもマイクを通すと大きく聞こえるらしい。かなりコントロールして弾きOKをいただく。

次に低い「E」の音が必要ということで、いつもは登場しない5コースのアイリッシュブズーキを持ち込み、12弦の和音と合わせる。不思議なサウンドになりどんなシーンで使われるのか興味津々だ。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm

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2013年07月14日

5度仕様

1221580c.jpg7月12日

夜から上池袋のDedeにてレコーディング2曲。音楽は志方あきこ氏。tassiは12弦、BOUZOUKI、SAZ、TZOURASでダビング作業。

連休の前日のせいか首都高も一般道もものすごい渋滞だ。少し早めに家を出たが何と1時間も遅刻してしまった。ダビングだったから助かったけど、これがせーのの劇伴だったらアウトだろう。

3度抜きコードを弾く場合、ギターのような4度チューニングだと運指がやっかいになる。もしくはパワーコードのポジションになってしまうので、これまた変化に乏しくなる。ギリシャブズーキも基本的に4度チューニングなので、ギター同様3度抜きコードが弾きづらい。

春先に1本ギリシャブズーキを手に入れることが出来た。フレット、ナット交換およびピッチ調整の際に、この楽器は5度チューニング仕様にしようと決めた。マンドリンの1オクターブ下ということだ。先日ようやく調整から上がってきたブズーキはなかなかイイ感じで仕上がっている。今日は志方さんの現場なのできっと登場機会があるはずだ。

志方さんに今日は「新しい子」がいるよと告げると、興味津々である。メインはSAZとTZOURASだったが、5度チューニングのブズーキも隠れて少しだけ登場させた。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm

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