2011年02月

2011年02月14日

繊細なタッチのピアノは健在だった

0f952e2e.jpg2月8日

午後からSOUND VALLEYにてレコーディング1曲。編曲は坂本昌之氏。tassiはアコギで参加。

坂本氏とは約15年ほど前に数年間ツアーで全国を回った仲である。本当に久しぶりの再会で、なんだか昔の戦友にあった気持ちで嬉しい。本日は6分近い曲をアコギ、ピアノ、ベースの3人でベーシックを固めるというレコーディングである。

イアモニ越しのギターの音がちょっと柔らかい感じがしたので、秘密兵器のメルセデスを登場させる。また451のバランスも増やしてもらい、良い具合にプレゼンスが効いた理想の音になった。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年02月13日

フォークにはスパイダー

5fa0a57d.jpg2月7日

午後からSOUND CITYにてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。tassiはDOBROで参加。

本日は大物演歌歌手のレコーディングで、ちょっとフォーク・カントリー調の曲にドブロでフィルを入れるという作業である。曲自体がそういう曲調なのでフレーズも浮かびやすい。

NATIONALも持ってこようかと考えたが、結果的にビスケット・コーンよりもスパイダー・コーンのこちらの方が曲にマッチしていたと思う。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年02月11日

ギブソンアコギの魅力

a1e50fee.jpg2月4日

午後から自宅にて雑誌の取材を受ける。主役はtassiのギブソン(本人ではなく)で、プロのカメラマンに写真をたくさん撮っていただいた。プロの技を間近で見ながら、ナルホド...ととても勉強になった。今度自分の楽器を撮る時には大いに参考にしよう。

楽器の撮影後、ライターの大塚康一氏からインタビューを受ける。大塚氏といえば最近ではMAC関連、そしてオーディオの世界では辛口な評論家として知られている。が、元々ミュージシャンでありビンテージギターへの造詣も深い。だからあまりいい加減なことをしゃべると、ピシリっと鋭い質問を切り返えされるからちょっとビクビクである。

一般的なギブソンのアコギの評価があまりに偏ったものだと常日頃感じていたので、スタジオミュージシャンとしてその魅力をたっぷりと語らせてもらった。


SONY HDR-XR520V

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2011年02月10日

べっ甲ピックデビュー

623b4003.jpg2月2日

夕方からKINGにてレコーディング1曲。音楽は大森俊之氏。tassiはブズーキ、アイリッシュブズーキでダビング作業。

過去にレコーディングした曲のリメイクで、今回はそれに民族系の色を加えるというものだ。イントロのメロディーをブズーキでなぞり、コードは両ブズーキで補強する。途中に4小節ほどの一発芸的ソロを何パターンか録り無事終了する。

夜は天現寺の制作会社にてCM録音。音楽は清水靖晃氏。tassiはアコギでダビング作業。

ちょっとボサノバタッチの曲を、ピックのメルセデスこと「べっ甲の薄いピック」で軽くストローク。エッジの立ち方がイイね。もう451はいらないかな。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年02月09日

遅刻よりはいいでしょう

b9442160.jpg2月1日

午後からMITにて「うたのおにいさん」のレコーディング2曲。編曲は堀井勝美氏。tassiはアコギ、マンドリンでダビング作業。

ちょっと早く着きすぎたので2階の「菩提樹」という中華料理店でランチ。スタジオに戻ってきてもまだ時間前だ。でもやりましょうってことになり2テイクほどで全てを録り終える。おかげで時間内どころか相当早く終わってしまった。

その後神宮前の制作会社にてCM録音。音楽は山口龍夫氏。tassiはアコギでストローク。

これまた早く着きすぎてしまったので、ストローク曲をカントリー風、ラグタイム風、クラシック風と、時間つぶしにメロディーを入れながらいろいろなタイプにアレンジして遊んでみた。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年02月08日

あんた、そこ弾くとこですよ!!

005fb4a7.jpg1月30日

武道館にてライヴイベント「セイ!ヤング・オールナイトニッポン コンサート」。開演時間が早いから入り時間も必然的に早く、午前10時にはリハーサル開始となる。

いろいろなコーナーが多いので、音楽のみのリハーサルは飛び飛びになる。スタッフに呼ばれて数曲演奏し、またしばらく待ち時間なんてことが何回か続くわけだ。本番も同様だ。ちょっと集中力を欠くなあ。

16時にいよいよ開演で3時間に及ぶイベントが始まる。出演者はもちろんお客さんのテンションもかなり高い。年配の人が多いように見受けられるが、皆さん元気で楽しんでいる様子だ。昔懐かしい深夜放送のパーソナリティーがいろいろ登場するので、自分の青春時代を思い出しながら聴いているんだろうなあ。tassiも懐かしくなってしまった。

さて演奏は無事に終わった、と言いたいところだがどっこいそうではなかった。普段ならまず間違わないようなところを、気の迷いだろうか一瞬コードが飛んでしまい、数秒間無音状態にしてしまった。あああ....大事な場面でやってまった。今思い返しても何でそうなったのかワカラナイ。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年02月02日

プルプル

779c84a7.jpg1月29日 

午後からSOUND CITYにてレコーディング6曲。編曲は小野崎孝輔氏。tassiは12弦で参加。

小野崎さんといえばその昔小椋佳さんのライヴに参加した時お会いした時のことを思い出す。直近では数年前にお会いしたのが最後である。今回は童謡曲がほとんどで何となく聞き覚えのある曲なので、これをどうアレンジされているかを聞くのはとても興味深い。

本日は編成が3人という薄いもので、ギターはtassiと千代氏の二人。tassiは全て12弦担当だ。この薄い編成の中でシビアに12弦を弾くのはナカナカ気を使う、左手のグリップが一番のテーマであることは間違いない。

いくら短い童謡曲とはいえ、6曲全てを12弦で弾き切るというのはけっこう体力のいる作業である。左手は今もちょっとプルプルしているみたいだ。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2011年02月01日

ビクビク

48ee4d65.jpg1月28日

午後からNHKにて「コズミックフロント」という科学番組の劇伴録音。音楽は田尻光隆、井上一平の両氏。tassiはガットで参加。

ちょっと早く着きすぎてしまったので、他のミュージシャンが演奏している合間に、ササッとブースに潜り込みセッティングする。ガットは一度緩めた弦をチューニングするのに時間がかかる。だから途中から入る劇伴録音の時はかなり気を使う。

チューニングの間ヘッドフォン越しから聞こえる音楽はかなり難解な感じ。速いテンポの変拍子が延々続くもので、ミュージシャンも四苦八苦している様子が垣間見える。次はオレの番か...と覚悟を決めて譜面をめくると、4/4で書かれたわりとゆっくりめの曲ではないか。たしかタイトルは「悲しみのギター曲」だったかなあ。ホッと胸をなで下ろす。

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今年からゴルフを再開して驚いたことがいくつかある。それはドライバーのヘッドがバカでかくなったこと。ゴルフ料金が安くなったせいか平日でもゴルフ場に人が多い。スパイク・シューズがほとんど禁止になったことである。

一つ目のデカヘッドのメタル(チタン?)ドライバーには驚かされた。そのサイズにビックリすると同時に打球音も金属的で、昔ゴルファーのtassiには少し違和感がある。tassiがゴルフを始めた頃は今から30年ほど前だった。当時はドライバーはパーシモンが当たり前で、メタル(ステンレス)ヘッドが登場したばかり。そんなクラブは初心者向けと一刀両断され、ついでにちょっと邪道扱いされていたような気がする。だから練習場でtassiが金属音をカキーンと響かせていると、ホンマのパーシモンなんぞを使っている親爺ゴルファーからは、横目でケッてなもんで見られたものだ。それが今じゃ逆転だ。パーシモンのウッディーな音で打っていると、「今の何の音?」ってな感じで振り向かれる。またチタンに比べるとあまりにヘッドが小さいので、それ4番ウッドいやユーティリティー?なんて訊かれそうだ。

二つ目の料金安に伴って平日ゴルファーが多いことだけど、ホントこの人何の商売してるのっていうくらいゴルフ場は盛況である。ましてこの寒い時期にだよ。またゴルフの敷居が低くなったのは良いけれど、マナーの悪い人が多いねえ。キャディーを付けずにセルフで回っている組が多いからそうなのかもしれないけど。

三つ目のスパイクシューズの件、昔はスパイクレス禁止というゴルフ場が多く、スパイク・シューズがNGというところは無かったように記憶している。それが今じゃスパイク禁止だ。仕方がないからシューズは買った。クラブは古くてもプレーできるが、スパイク禁止じゃ裸足でやるわけにいかないからね。

とりあえずは安物の靴を買ってみた。だってゴルフが続くかどうか分からないし、最初はこれでいいかって考えて何回か履いてみた。しかし今ひとつフィットしない。おまけに疲れる。普段使いのも同様に靴はちゃんとしたのを選ばないと体に良くないといわれている。ましてゴルフはあちこち歩き回り、特にビギナーは山や谷が大好きでわざわざそっち方面の足場の悪いところから打つことが多いので、なおさら靴がしっかりしていないと体に悪い。

体に良いことは何でもしよう、というのがシニアの生き方でありポリシーでもある。そういう理由をこじつけて先日キチンとした靴と、その中に敷くインソール(中敷き)を手に入れた。靴は市販品なのであらかじめ入っているインソールは万人向けに出来ている。しかし人の足は千差万別なので、本来市販品では全てカバーできない。また左右全く同じ足という人はいないはずだ。そこでインソールのオーダーメイドという結論に達したのである。

横浜のショップにてオーダーした。歩き方や足腰の骨格の癖をビデオやコンピューターで解析し、さらにフット・マッサージを受けてベストな足の状態にしてから時間を掛けて足型を取り、ようやく自分の足にフィットしたインソールが出来上がるという工程になる。既存のインソールを抜き取り、出来上がったばかりの自分専用のインソールを新たに入れ直し歩いてみる。確かにこれは違う。足の裏が靴と一体になった感じがあり、新品の靴特有の違和感がない。また歩き方の癖を考慮して調整してあるので、矯正効果があるのだとか。

さっそくその足で練習場に行き打ってみると、足の踏ん張り感が増し心なしかスイングも安定し、その結果ミート率も上がったように思える(--あくまでも使用者の感想です--)。平坦な練習場だけでなく、早くゴルフ場の不安定な足場で試してみたいものだ。もちろんこのインソールはゴルフ専用というわけではなく、サイズさえ合えば普段履きの靴の中にも入れられるとのこと。足の疲れが軽減されることを祈るばかりである。

「フットトレーナーズ」
http://www.foottrainers.net/


CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM


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