2010年06月

2010年06月30日

AT8441復活

201006156月15日

夜AVACOにてレコーディング1曲。編曲は服部隆之氏。tassiはブズーキで参加。

本日は書き譜のちょっと変則的なアルペジオをしっかりと弾くということで、なかなか気を抜けない。事前に録音されたオケのグルーブに合わせて弾く。

長年自宅録音で使ってきたオーディオテクニカのマイクAT4050だが、マイクの調子は良いががショックマウント(マイクホルダー)のゴム類が、経年変化でとうとうダメになってきた。マイクをセッティングしても今ひとつホールド感が悪い。よっぽどの事がない限りマイクが落ちることはないが、ゴムの緩んだパンツを穿いているようで、やはり精神衛生上良くない。

このショックマウント「AT8441」はすでに製造中止である。先日テクニカに問い合わせたところ、供給パーツがまだあるので早速オーダーした。

ゴムを固定する金具の「かしめ」にちょっとコツがあるが、わざわざサービスセンターに送るほどのことはないと考え、パーツのみを取り寄せて自分でやってみた。

自宅にはマイク、マウント合わせて2セットあるので、一台はそのままにしてもう一方を解体し、古い方を見ながら慎重に作業を進める。簡単そうに見えてやはりコツがいる。何度もリハーサルを重ね、ゴムの微調整をしながらしっかりと金属をかしめる。

その結果以前とは比べものにならないくらいにしっかりとマイクをホールドしてくれる。ああうれしい・・・・


CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM

fukasawaman409 at 20:50|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)work | gears

2010年06月15日

安蘭けい 箱舟 2010

b6c10a81.jpg6月14日

「安蘭けい」さんのコンサートのため天王洲の銀河劇場まで。音楽は宮川彬良氏。tassiはアコギ、ガット、バンジョー、ウクレレで参加。

先月後半からリハーサルが始まり、今月初めに本番を迎え、ようやく明日が千秋楽となる長丁場のコンサートだった。一つの劇場に続けて通ったのは、数年前の谷村新司青山劇場以来だから7年ぶりだろうか。

今回のコンサートは二部構成で、第一部はストーリー仕立てのちょっとミュージカル風な造りになり、約40分間休む間もなく演奏が続く。20分の休憩を挟んでの第二部は、普通のコンサート形式で出演者のフリートークもあり、ある意味グダグダと進行し第一部と正反対の流れとなっている。

共演のミュージシャンたちは若手ばかりで、tassiはたぶん一番年長だろう。今の若いミュージシャンはみな素晴らしく、確実な演奏と音楽に対する前向きな姿勢に、tassiも襟を正さなければと感ずる場面が何度とあった。また過去の不幸なミュージカル体験が、いくらか払拭された感もあった。

明日15日の千秋楽が終われば、一日おいて神戸の三日間の公演を残すだけとなる。あっという間の一ヶ月だった。気がつけばもう梅雨入りかあ・・・・


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm続きを読む

fukasawaman409 at 11:24|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)work 

2010年06月07日

リュートの爪サウンド

51f6d25f.jpg5月27日

午前中にSOUND INNにてレコーディング1曲。音楽は藤間仁氏。tassiはリュートでダビング作業。

ポップスにリュートを用いる場合、クラシカルだったり静かなサウンドのことが多い。しかし本日は結構オケの厚いサウンドの中で弾かなければならない。まあレコーディングだから可能な事だが、まずライヴではむずかしいシチュエーションだろう。とは言うものの普通のタッチで弾いたのでは音が立たず、リュートではあり得ないほどの強さで弾くことになった。

リュートは爪は伸ばさず指頭(指の腹というか先)で弾くのが一般的だ。その方が繊細な音がするからね。tassiはギタリストなので爪を切ってしまうと他の業務に差し支える。いつもリュートを弾く時爪の問題がやっかいだが、本日は爪を切っていなくてよかった。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

fukasawaman409 at 08:39|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)work