2008年06月
2008年06月27日
株主総会
6月25日
浜松のヤマハ本社でのライヴ。といっても株主総会でのアトラクション(?)的な役割で、お堅い総会の後のなごみ系的な存在である。いつもはピアノ・ソロのようなクラシック系が多いらしいが、今回は手嶌葵さんということで、tassiとピアノに古川初穂氏という二人のサポートで、ゴージャスにヤマハ・サウンドをお届けした。
本番は朝が早い。何しろ株主総会は朝10時からで約30分間。その後にすぐ演奏なので当然身体は起きていない。起きていないどころか前日のリハーサル後に盛り上がりすぎて、寝不足と二日酔いで朦朧状態だ。
それでも何事もなかったようにステージはビシッと決め、帰りの新幹線を待つ間、老舗八百徳にて鰻のひつまぶしを頂く。
東京に戻り、夜AVACO301にて劇伴録音。TBS系列で放送予定の午後のドラマの録音だった。音楽は遠藤ナントカ氏。tassiはアコギとマンドリンそしてチャランゴで参加。
浜松では駅近くの高層ホテルに宿泊したが、ホテルにいるのは寝るときだけでもったいない。仕事が終われば外で宴会で、せっかくの夜景を楽しみながら過ごしたいのだが、ナカナカむずかしい。まあいつものことなので半分諦めているが、たまには優雅に部屋でディナーなんてしてみたいなあ。
RICOH Caplio GX 100
浜松のヤマハ本社でのライヴ。といっても株主総会でのアトラクション(?)的な役割で、お堅い総会の後のなごみ系的な存在である。いつもはピアノ・ソロのようなクラシック系が多いらしいが、今回は手嶌葵さんということで、tassiとピアノに古川初穂氏という二人のサポートで、ゴージャスにヤマハ・サウンドをお届けした。
本番は朝が早い。何しろ株主総会は朝10時からで約30分間。その後にすぐ演奏なので当然身体は起きていない。起きていないどころか前日のリハーサル後に盛り上がりすぎて、寝不足と二日酔いで朦朧状態だ。
それでも何事もなかったようにステージはビシッと決め、帰りの新幹線を待つ間、老舗八百徳にて鰻のひつまぶしを頂く。
東京に戻り、夜AVACO301にて劇伴録音。TBS系列で放送予定の午後のドラマの録音だった。音楽は遠藤ナントカ氏。tassiはアコギとマンドリンそしてチャランゴで参加。
浜松では駅近くの高層ホテルに宿泊したが、ホテルにいるのは寝るときだけでもったいない。仕事が終われば外で宴会で、せっかくの夜景を楽しみながら過ごしたいのだが、ナカナカむずかしい。まあいつものことなので半分諦めているが、たまには優雅に部屋でディナーなんてしてみたいなあ。
RICOH Caplio GX 100
2008年06月26日
安請け合いはイカン
6月22日
朝早く西麻布のスタジオにてレコーディング1曲。編曲は瀬戸谷芳治氏。来春公開の映画「旭山動物園物語」の主題歌だった。
すでにOKテイクのヴォーカルが録られているオケに、3人のミュージシャンによるダビング作業だ。tassiはバンジョーで参加する。ちょっとデキシー風だったので、5弦バンジョーではなくブルーベルの6弦を登場させる。
その後夕方から代々木にて中村梅雀氏のレコーディング。梅雀氏といえば俳優で有名だが、ベーシストとしての腕前も相当らしい。ソロアルバムの制作中ということで、tassiは何と中国のヤンチンで呼ばれてしまった。
簡単なメロディーぐらいならなんとかやれまっせ。と軽く引き受けたのだが、「たたきモノ」は「竿モノ」と勝手が違い苦労する。
EPSON R-D1s VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.4
朝早く西麻布のスタジオにてレコーディング1曲。編曲は瀬戸谷芳治氏。来春公開の映画「旭山動物園物語」の主題歌だった。
すでにOKテイクのヴォーカルが録られているオケに、3人のミュージシャンによるダビング作業だ。tassiはバンジョーで参加する。ちょっとデキシー風だったので、5弦バンジョーではなくブルーベルの6弦を登場させる。
その後夕方から代々木にて中村梅雀氏のレコーディング。梅雀氏といえば俳優で有名だが、ベーシストとしての腕前も相当らしい。ソロアルバムの制作中ということで、tassiは何と中国のヤンチンで呼ばれてしまった。
簡単なメロディーぐらいならなんとかやれまっせ。と軽く引き受けたのだが、「たたきモノ」は「竿モノ」と勝手が違い苦労する。
EPSON R-D1s VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.4
2008年06月24日
宅録
6月21日
夕方から某エンジニアの自宅スタジオにてレコーディング1曲。編曲は佐藤準氏。tassiはウクレレとアコギでダビング作業。
周辺住宅に配慮しつつ、宅録状態の中で作業は粛々と進められる。まずはウクレレでカッティング。本日の「お題」はデジタル・ハワイアン・サウンドらしい。デジタルな音のオケの洪水の中、レンジの広い夢弦堂のウクレレ・サウンドは、シッカリとその居場所を確保してくれた。
打ち込みのオケにマッチするようにきわめて機械的に、でもウクレレらしさも残しつつリズムを刻む。その後アコギで変則アルペジオを重ねる。打ち込みのオケに生楽器が入ったおかげで、ちょっとはヒューマンな印象が醸し出せただろうか。
「お疲れ様でした」の挨拶も小声で交わしながら、閑静な住宅地を後にした。
RICOH Caplio GX 100
夕方から某エンジニアの自宅スタジオにてレコーディング1曲。編曲は佐藤準氏。tassiはウクレレとアコギでダビング作業。
周辺住宅に配慮しつつ、宅録状態の中で作業は粛々と進められる。まずはウクレレでカッティング。本日の「お題」はデジタル・ハワイアン・サウンドらしい。デジタルな音のオケの洪水の中、レンジの広い夢弦堂のウクレレ・サウンドは、シッカリとその居場所を確保してくれた。
打ち込みのオケにマッチするようにきわめて機械的に、でもウクレレらしさも残しつつリズムを刻む。その後アコギで変則アルペジオを重ねる。打ち込みのオケに生楽器が入ったおかげで、ちょっとはヒューマンな印象が醸し出せただろうか。
「お疲れ様でした」の挨拶も小声で交わしながら、閑静な住宅地を後にした。
RICOH Caplio GX 100
2008年06月23日
丁寧な演奏
6月20日
午後からクレセントにてレコーディング1曲。「今日は唄とアコギだけ、それもクリックなしですよ」 まずはスタジオに着くなり、編曲の佐藤準氏にそう告げられる。ちなみにKeyはF#。
プリプロは2カポEポジションらしい打ち込み風。しかしDEMOは実際に4カポDポジションで弾いている。でも譜面に書かれているリフは、2カポじゃないと弾けない。ってことで、イサギヨク2カポにして本番開始。
アコギの録音で特に気を遣うのが、フレット・ノイズ(というか弦を擦るノイズ)である。あの「キュッ」という耳障りな音だ。tassiは長年録音に携わっているので、ノイズのしないような運指をいつも心がけているが、フレーズによってはどうしてもそのノイズが避けられない場合がある。
スラーのかかった音符を弾く時、単音であればハンマリングを使うことでノイズを避けられるがが、2声の重音を同時に弾くとき、フレーズによってはどうしてもスライドで対処するしかない場合がある。特に巻弦を使わなければならない場合は、ノイズが2声分(2弦分)乗ってしまうので、けっこう気になるレベルになる。
まさに本日がそうで、これが気になってしょうがない。周りは「ノイズも芸のうち」と言ってくれるのだが、やはり弾いている本人はとても気になる。ダビング作業ならフレーズを1本ずつ丹念に録り分けるのだが、本日は唄との一発録りなのでそうは問屋が卸さない。
それでもナントカ無事にダビングまで済ませて、その後わが懐かしき代官山のそばにあるZEROスタジオにてレコーディング1曲。音楽は志方あきこ氏。以前にやったゲーム音楽のロングバージョンで、tassiはBOUZOUKIとIRISH BOUZOUKIで参加だ。
過去の記憶をたどりながらそれぞれのパートを思い出し、録音する作業が続く。以前にも増して丁寧な演奏を心がける。
RICOH Caplio GX 100
午後からクレセントにてレコーディング1曲。「今日は唄とアコギだけ、それもクリックなしですよ」 まずはスタジオに着くなり、編曲の佐藤準氏にそう告げられる。ちなみにKeyはF#。
プリプロは2カポEポジションらしい打ち込み風。しかしDEMOは実際に4カポDポジションで弾いている。でも譜面に書かれているリフは、2カポじゃないと弾けない。ってことで、イサギヨク2カポにして本番開始。
アコギの録音で特に気を遣うのが、フレット・ノイズ(というか弦を擦るノイズ)である。あの「キュッ」という耳障りな音だ。tassiは長年録音に携わっているので、ノイズのしないような運指をいつも心がけているが、フレーズによってはどうしてもそのノイズが避けられない場合がある。
スラーのかかった音符を弾く時、単音であればハンマリングを使うことでノイズを避けられるがが、2声の重音を同時に弾くとき、フレーズによってはどうしてもスライドで対処するしかない場合がある。特に巻弦を使わなければならない場合は、ノイズが2声分(2弦分)乗ってしまうので、けっこう気になるレベルになる。
まさに本日がそうで、これが気になってしょうがない。周りは「ノイズも芸のうち」と言ってくれるのだが、やはり弾いている本人はとても気になる。ダビング作業ならフレーズを1本ずつ丹念に録り分けるのだが、本日は唄との一発録りなのでそうは問屋が卸さない。
それでもナントカ無事にダビングまで済ませて、その後わが懐かしき代官山のそばにあるZEROスタジオにてレコーディング1曲。音楽は志方あきこ氏。以前にやったゲーム音楽のロングバージョンで、tassiはBOUZOUKIとIRISH BOUZOUKIで参加だ。
過去の記憶をたどりながらそれぞれのパートを思い出し、録音する作業が続く。以前にも増して丁寧な演奏を心がける。
RICOH Caplio GX 100
2008年06月22日
南米にも行ってみたい
6月19日
午後から溝の口にあるOASISスタジオにてオンライン・ゲーム音楽の録音。音楽は工藤ともり氏。
tassiはGUT,REQUINTO,BOUZOUKI,JURA,OUDで参加。一人でほぼ全てのトラックをレコーディングするため、譜面台には何枚もの譜面が置かれている。重さで譜面台が壊れないかとシンパイするが、幸運にもそんなことはなかった。
延々と続く16分のアルペジオでは、指が他人のようになり言うことを聞かない。とはいえ、そこは気力とテクノロジーを駆使して無事に終える。
その後あわてふためいて東京に戻り、夕方から赤坂の日音スタジオにて映画のサウンドトラック録音。いわゆる「劇伴」ではなく、本来であれば「選曲」スタッフが用意すべき素材を、tassiのギターだけで新たに録り直す作業だ。メキシコの曲をガットとレキントで仕上げる。そういえば南米には行ったことがないなあ....
RICOH Caplio GX 100
午後から溝の口にあるOASISスタジオにてオンライン・ゲーム音楽の録音。音楽は工藤ともり氏。
tassiはGUT,REQUINTO,BOUZOUKI,JURA,OUDで参加。一人でほぼ全てのトラックをレコーディングするため、譜面台には何枚もの譜面が置かれている。重さで譜面台が壊れないかとシンパイするが、幸運にもそんなことはなかった。
延々と続く16分のアルペジオでは、指が他人のようになり言うことを聞かない。とはいえ、そこは気力とテクノロジーを駆使して無事に終える。
その後あわてふためいて東京に戻り、夕方から赤坂の日音スタジオにて映画のサウンドトラック録音。いわゆる「劇伴」ではなく、本来であれば「選曲」スタッフが用意すべき素材を、tassiのギターだけで新たに録り直す作業だ。メキシコの曲をガットとレキントで仕上げる。そういえば南米には行ったことがないなあ....
RICOH Caplio GX 100
2008年06月21日
2008年06月20日
2008年06月19日
2008年06月14日
2008年06月11日
2008年06月10日
2008年06月09日
2008年06月08日
2008年06月07日
2008年06月05日
裏丸系
6月4日
夜、早稲田AVACOにて劇伴録音。音楽は和田薫氏。tassiはOUD,BOUZOUKI,SAZ,IRISH BOUZOUKIそしてアコギで参加。
いつものように、チャペル横のパーキングに車を駐め、いざ搬入だ。本日は「裏丸系」の民族楽器が多いので、一度に台車に積むことができない。コロコロ安定しないので、二回に分けて運ぶ。
いつものように、民族楽派(?)の梯氏と旭氏が一緒だ。「今日中には終わります」というアナウンスが事前にあったので、相当量の譜面を覚悟したが意外にそうでもなく、またスタートが前倒しになったおかげで作業は順調に進み、ナンとか今日中に帰り着いた。
いつものように、とはいかず手ぶれ補正のないコンパクト・カメラは久しぶりなので、脇を締め基本に忠実に丁寧に撮る。
SIGMA DP1
夜、早稲田AVACOにて劇伴録音。音楽は和田薫氏。tassiはOUD,BOUZOUKI,SAZ,IRISH BOUZOUKIそしてアコギで参加。
いつものように、チャペル横のパーキングに車を駐め、いざ搬入だ。本日は「裏丸系」の民族楽器が多いので、一度に台車に積むことができない。コロコロ安定しないので、二回に分けて運ぶ。
いつものように、民族楽派(?)の梯氏と旭氏が一緒だ。「今日中には終わります」というアナウンスが事前にあったので、相当量の譜面を覚悟したが意外にそうでもなく、またスタートが前倒しになったおかげで作業は順調に進み、ナンとか今日中に帰り着いた。
いつものように、とはいかず手ぶれ補正のないコンパクト・カメラは久しぶりなので、脇を締め基本に忠実に丁寧に撮る。
SIGMA DP1
2008年06月04日
DP1
6月3日
午後から多摩スタジオにて笹川美和さんのリハーサル。台風の雨の中ちょっとした小旅行気分で、多摩川のほとりにあるスタジオまで行く。機材が多いのに加え、あいにくの雨で搬入に手こずる。今回も民族楽器を多用して、全体に彩りを添える役割。長時間にも及ぶリハーサルを終え、乃木坂SONYまで移動。
「西洋骨董洋菓子店」の劇伴で、音楽は羽毛田丈史氏。以前にもいろいろとオンエアされているらしいが、さて今回はナンだろう。内容についてはよく分からないが、tassiはアコギとガットで参加。
まずはスタジオに着くなりフルートとのデュオ。クリックなしの一発勝負で、なかなか緊張感あるセッションだ。やはりクラシック曲はむずかしいね。その後数曲をダビングして、日付が変わる頃解放された。
ウチの家族に新しい仲間が加わった。RAWでじっくり撮る楽しみを味わいたい。
SIGMA DP1
午後から多摩スタジオにて笹川美和さんのリハーサル。台風の雨の中ちょっとした小旅行気分で、多摩川のほとりにあるスタジオまで行く。機材が多いのに加え、あいにくの雨で搬入に手こずる。今回も民族楽器を多用して、全体に彩りを添える役割。長時間にも及ぶリハーサルを終え、乃木坂SONYまで移動。
「西洋骨董洋菓子店」の劇伴で、音楽は羽毛田丈史氏。以前にもいろいろとオンエアされているらしいが、さて今回はナンだろう。内容についてはよく分からないが、tassiはアコギとガットで参加。
まずはスタジオに着くなりフルートとのデュオ。クリックなしの一発勝負で、なかなか緊張感あるセッションだ。やはりクラシック曲はむずかしいね。その後数曲をダビングして、日付が変わる頃解放された。
ウチの家族に新しい仲間が加わった。RAWでじっくり撮る楽しみを味わいたい。
SIGMA DP1
2008年06月03日
歌謡曲
6月2日
午後からサウンドインにてレコーディング2曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギとブズーキで参加。
Jポップとはちがう、いわゆる歌謡曲のレコーディングの現場は、時間という制約がいつもつきまとう。しかし本日はとても楽しめた。素晴らしいミュージシャンたちと一斉に音が出せる現場は、もはや歌謡曲のレコーディングにしかないのかもしれない。
詩曲の素晴らしさはもちろんだが、歌手の表現力にも感動。おまけに仮唄の歌詞に妙に感情移入したりして、ちょっと得したセッションだった。
久しぶりにOUDの弦を替える。やっぱりイイ。古ぼけた音がシャキッとして元気になった。ライヴ用にとピックアップを付けているが、これならスタジオでも十分使える生音だ。ああイスタンブールが呼んでいる。
EPSON R-D1s VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.2
午後からサウンドインにてレコーディング2曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギとブズーキで参加。
Jポップとはちがう、いわゆる歌謡曲のレコーディングの現場は、時間という制約がいつもつきまとう。しかし本日はとても楽しめた。素晴らしいミュージシャンたちと一斉に音が出せる現場は、もはや歌謡曲のレコーディングにしかないのかもしれない。
詩曲の素晴らしさはもちろんだが、歌手の表現力にも感動。おまけに仮唄の歌詞に妙に感情移入したりして、ちょっと得したセッションだった。
久しぶりにOUDの弦を替える。やっぱりイイ。古ぼけた音がシャキッとして元気になった。ライヴ用にとピックアップを付けているが、これならスタジオでも十分使える生音だ。ああイスタンブールが呼んでいる。
EPSON R-D1s VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.2