2008年01月
2008年01月31日
2008年01月30日
SOULNOTE
1月28日
数日間の疲れがドッと出たようで本日はお休みにした。しばらくライヴ・モードだったが、本日一日のインターバルを置いて明日からまたスタジオの日々が始まる。
昼間はイロイロ事後処理作業などを済ませ、夜に昨日のライヴをトラックダウン中のスタジオを陣中見舞い。手ぶらじゃナンだから、アンプとスピーカーを手土産に持ち込む。両方共に「SOULNOTE」だが、スピーカーはここでも何度か登場した「sm1.0」。アンプは年末に手に入れた「sa 1.0」である。
レコーディング・エンジニアのM氏は以前からこのスピーカに興味を持っていたとか。そしてたまたまtassiのブログを見て更に気になったようだ。今回のレコーディングにも関わっていることだし、それならしばらくお貸ししましょうということになった。
ミックス中の録音を注意深くチェックしているプロの耳に、果たしてどう聞こえているのか興味深いところである。
RICOH Caplio GX 100
数日間の疲れがドッと出たようで本日はお休みにした。しばらくライヴ・モードだったが、本日一日のインターバルを置いて明日からまたスタジオの日々が始まる。
昼間はイロイロ事後処理作業などを済ませ、夜に昨日のライヴをトラックダウン中のスタジオを陣中見舞い。手ぶらじゃナンだから、アンプとスピーカーを手土産に持ち込む。両方共に「SOULNOTE」だが、スピーカーはここでも何度か登場した「sm1.0」。アンプは年末に手に入れた「sa 1.0」である。
レコーディング・エンジニアのM氏は以前からこのスピーカに興味を持っていたとか。そしてたまたまtassiのブログを見て更に気になったようだ。今回のレコーディングにも関わっていることだし、それならしばらくお貸ししましょうということになった。
ミックス中の録音を注意深くチェックしているプロの耳に、果たしてどう聞こえているのか興味深いところである。
RICOH Caplio GX 100
2008年01月29日
緊張の連鎖
1月27日
本日はレインボーブリッジを間近に臨む芝浦501stスタジオにて、谷村新司ライヴレコーディングの本番当日だ。4日間のリハーサルの後のレコーディングとなるが、これが関係者だけであれば特に問題はない。唯一問題があるとすれば「観客がいる」ということだけだ。
たとえばツアーを数多くやってきて、その後半にレコーディングするという例は過去に何度もある。その場合は演奏もこなれておりそれほど緊張することもないが、今回はこのレコーディングのためだけにリハーサルを行い、なおかつお客さんのいる前(それも相当近く)で演奏するのだから、否が応でもピリピリくるはずである。もし間違ったとしても部分差し替えはきかないから、連帯責任を取ってハイ全員でもう一回ということになるのだ。
tassiは過去に何度もやっている曲が多いので慣れている方だが、そうじゃないミュージシャンの気持ちを思うと、なんだか気の毒だなあ。
レコーディングという作業を、今まで見たことのないお客さんが固唾をのんで見守っている様子、想像できるだろうか。客席は緊張のあまりシ〜〜ンと静まりかえり、その緊張感がこちらにも伝わってくるという、なんともまあ今まで経験したことのない瞬間だった。それでもほぼ1テイクで録音完了し、全員の気迫というかそんなモノを感じた。皆さんサスガです。
それにしても、罪なお方ですなぁ谷村はん。
RICOH Caplio GX 100
本日はレインボーブリッジを間近に臨む芝浦501stスタジオにて、谷村新司ライヴレコーディングの本番当日だ。4日間のリハーサルの後のレコーディングとなるが、これが関係者だけであれば特に問題はない。唯一問題があるとすれば「観客がいる」ということだけだ。
たとえばツアーを数多くやってきて、その後半にレコーディングするという例は過去に何度もある。その場合は演奏もこなれておりそれほど緊張することもないが、今回はこのレコーディングのためだけにリハーサルを行い、なおかつお客さんのいる前(それも相当近く)で演奏するのだから、否が応でもピリピリくるはずである。もし間違ったとしても部分差し替えはきかないから、連帯責任を取ってハイ全員でもう一回ということになるのだ。
tassiは過去に何度もやっている曲が多いので慣れている方だが、そうじゃないミュージシャンの気持ちを思うと、なんだか気の毒だなあ。
レコーディングという作業を、今まで見たことのないお客さんが固唾をのんで見守っている様子、想像できるだろうか。客席は緊張のあまりシ〜〜ンと静まりかえり、その緊張感がこちらにも伝わってくるという、なんともまあ今まで経験したことのない瞬間だった。それでもほぼ1テイクで録音完了し、全員の気迫というかそんなモノを感じた。皆さんサスガです。
それにしても、罪なお方ですなぁ谷村はん。
RICOH Caplio GX 100
2008年01月26日
不便を楽しむ
1月24日
昨日同様芝浦スタジオにてリハーサル。1回ツルッと通しただけで無事終了。後は前日のゲネプロを終えて本番となる。今回はCD化されるということで詳細には触れられないのが残念だが、谷村ファンの方にはCDリリース後の楽しみとして待っていてもらえればと思う。
リハーサル終了後、恵比寿の眼鏡店で作業用としてオーダーしてあったメガネを受け取る。「LESS THAN HUMAN」のフレームは、とてもスタイリッシュで自宅用だけではもったいない。ここ2年で作ったメガネの数が、スペアやサングラスも含めて7個になる。けっこうバカにならない金額で驚いている。
メガネをかけるのが鬱陶しいと思いつつも、そのフレームの美しさについ買い足してしまう。写真を撮るときは裸眼でないと違和感があるので、そのたびに外すことになりコレもまた不便である。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
昨日同様芝浦スタジオにてリハーサル。1回ツルッと通しただけで無事終了。後は前日のゲネプロを終えて本番となる。今回はCD化されるということで詳細には触れられないのが残念だが、谷村ファンの方にはCDリリース後の楽しみとして待っていてもらえればと思う。
リハーサル終了後、恵比寿の眼鏡店で作業用としてオーダーしてあったメガネを受け取る。「LESS THAN HUMAN」のフレームは、とてもスタイリッシュで自宅用だけではもったいない。ここ2年で作ったメガネの数が、スペアやサングラスも含めて7個になる。けっこうバカにならない金額で驚いている。
メガネをかけるのが鬱陶しいと思いつつも、そのフレームの美しさについ買い足してしまう。写真を撮るときは裸眼でないと違和感があるので、そのたびに外すことになりコレもまた不便である。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
2008年01月24日
2008年01月23日
リハーサル初日
1月22日
本日は芝浦スタジオにて、今度の27日にやる谷村新司さんのライヴ・レコーディングのリハーサルだ。いつもはラインがメインだが、今回はマイクをメインに使った形になりそうで楽しみである。アコギはライヴ用の「Gibson Hank Williams Jr」をメインに「Martin D-45」と「Lowden O-38」を使うことになる。昨年末導入の機材は残念だが今回は使わずに、あくまでもマイクをメインでいこうかと思う。
今では新型車両が走っている(登っている)かもしれないリスボンのケーブルカー、あまりにもマヌケな構図だったので、ちょっとトリミングしてナントカ見られる写真にしてみた。
Agfa XRG 100 / EPSON GT-X900
本日は芝浦スタジオにて、今度の27日にやる谷村新司さんのライヴ・レコーディングのリハーサルだ。いつもはラインがメインだが、今回はマイクをメインに使った形になりそうで楽しみである。アコギはライヴ用の「Gibson Hank Williams Jr」をメインに「Martin D-45」と「Lowden O-38」を使うことになる。昨年末導入の機材は残念だが今回は使わずに、あくまでもマイクをメインでいこうかと思う。
今では新型車両が走っている(登っている)かもしれないリスボンのケーブルカー、あまりにもマヌケな構図だったので、ちょっとトリミングしてナントカ見られる写真にしてみた。
Agfa XRG 100 / EPSON GT-X900
2008年01月21日
Agfa XRG 100
1月21日
スキャナーによるフィルムの取り込みは手間がかかるが、また新たな発見の場でもある。フィルムによる味わいの深さを実感することとなった。
フィルムメーカーの「Agfa」が倒産して数年経つが、未だに人気が絶えないそうだ。というより、もう無くなってしまうのであるうちに買い占めておけ、という人が増えているのかもしれない。かく言うtassiも「Agfa ULTRA 100」をまとめ買いした一人だ。
スキャニングして分かったのは、1992年の時は「Agfa XRG 100」というフィルムで撮っていたことだ。それほど写真に興味もなく、お手軽なコンパクトカメラ1つぶら下げての旅だったので、当然フィルムなんかにこだわることなく、たぶんヨドバシあたりで安くまとめ買いしたんだろう。ナンでそんなフィルム持っていくんだ、フジにすればいいのに。そんなカメラマンの友人のひとことが今も思い出される。
せっかくの旅行だから、もう少し高いフィルムにしておけば良かったかな。その時はそんな風に少し気になってはいたが、今回取り込みを終わってみて、結論として「Agfa」で大正解だった。記憶色というかちょっと彩度の高いこの発色は、再び旅への意欲を駆り立ててくれる。
そろそろ冷蔵庫の中に眠っている「Agfa ULTRA 100」を出してきて、カメラに詰めてみようか。
Agfa XRG 100 / EPSON GT-X900
スキャナーによるフィルムの取り込みは手間がかかるが、また新たな発見の場でもある。フィルムによる味わいの深さを実感することとなった。
フィルムメーカーの「Agfa」が倒産して数年経つが、未だに人気が絶えないそうだ。というより、もう無くなってしまうのであるうちに買い占めておけ、という人が増えているのかもしれない。かく言うtassiも「Agfa ULTRA 100」をまとめ買いした一人だ。
スキャニングして分かったのは、1992年の時は「Agfa XRG 100」というフィルムで撮っていたことだ。それほど写真に興味もなく、お手軽なコンパクトカメラ1つぶら下げての旅だったので、当然フィルムなんかにこだわることなく、たぶんヨドバシあたりで安くまとめ買いしたんだろう。ナンでそんなフィルム持っていくんだ、フジにすればいいのに。そんなカメラマンの友人のひとことが今も思い出される。
せっかくの旅行だから、もう少し高いフィルムにしておけば良かったかな。その時はそんな風に少し気になってはいたが、今回取り込みを終わってみて、結論として「Agfa」で大正解だった。記憶色というかちょっと彩度の高いこの発色は、再び旅への意欲を駆り立ててくれる。
そろそろ冷蔵庫の中に眠っている「Agfa ULTRA 100」を出してきて、カメラに詰めてみようか。
Agfa XRG 100 / EPSON GT-X900
2008年01月19日
2008年01月18日
2008年01月17日
サウンドロゴ
1月16日
午後からABS 1stにてCM録音。tassiはアコギでダビング作業。「今日は短くてスイマセン」とナゼかプロデューサー氏の一言あり。で、本日はサウンドロゴのみで、10分ほどで終わってしまった。音楽は仁科亜弓氏。
サウンドロゴとは、CMの最後に流れるあの短いヤツだ。たかだか数秒足らずのモノだとバカにしてはいけない。商品名やメーカー名を印象づける大事な部分だけに、作曲家はアレコレ考え抜いて作ってきている。このサウンドロゴをめぐっては、著作権の有無を問う裁判も起こされていると聞くから、作曲家も真剣勝負なのだろう。
CMは今でこそ30秒そして15秒の2タイプが主流だが、昔は60、40、30、20秒などとタイプが多かった。長いのになると2分なんていうのもあったそうな。当然Pro Toolsなんてない時代、いやいや打ち込みもマルチすらもなく、2chあるいはモノラルの一発録音だったから、ミュージシャンもシッカリしていなければ務まらなかったはずだ。
さて先に述べたサウンドロゴだが、昔はこの部分だけを演奏するミュージシャンがいた、というハナシを聞いたことがある。つまり、CM本体を演奏するには、まだ経験が足りない駆け出しのミュージシャンの、足がかりとしての仕事ということだ。60秒は無理でも3秒ならダイジョーブだろう、というのがたぶんその理由だったのだろう。こうやってスタジオワークに慣れ、いつの日か晴れて一人前のミュージシャンへと巣立っていくワケだな。CMの録音が終わりベテランたちが「おつかれさん!」とスタジオを出るときに、サウンドロゴ専門の新人たちが「おはよーございます」と入ってくる姿が目に浮かぶなあ。
そうかプロデューサー氏の最初の一言は、そんな昔の経験があるからだったのか。それにしてもスペインもいいがイタリアもいいなあ....
EPSON GT-X900
午後からABS 1stにてCM録音。tassiはアコギでダビング作業。「今日は短くてスイマセン」とナゼかプロデューサー氏の一言あり。で、本日はサウンドロゴのみで、10分ほどで終わってしまった。音楽は仁科亜弓氏。
サウンドロゴとは、CMの最後に流れるあの短いヤツだ。たかだか数秒足らずのモノだとバカにしてはいけない。商品名やメーカー名を印象づける大事な部分だけに、作曲家はアレコレ考え抜いて作ってきている。このサウンドロゴをめぐっては、著作権の有無を問う裁判も起こされていると聞くから、作曲家も真剣勝負なのだろう。
CMは今でこそ30秒そして15秒の2タイプが主流だが、昔は60、40、30、20秒などとタイプが多かった。長いのになると2分なんていうのもあったそうな。当然Pro Toolsなんてない時代、いやいや打ち込みもマルチすらもなく、2chあるいはモノラルの一発録音だったから、ミュージシャンもシッカリしていなければ務まらなかったはずだ。
さて先に述べたサウンドロゴだが、昔はこの部分だけを演奏するミュージシャンがいた、というハナシを聞いたことがある。つまり、CM本体を演奏するには、まだ経験が足りない駆け出しのミュージシャンの、足がかりとしての仕事ということだ。60秒は無理でも3秒ならダイジョーブだろう、というのがたぶんその理由だったのだろう。こうやってスタジオワークに慣れ、いつの日か晴れて一人前のミュージシャンへと巣立っていくワケだな。CMの録音が終わりベテランたちが「おつかれさん!」とスタジオを出るときに、サウンドロゴ専門の新人たちが「おはよーございます」と入ってくる姿が目に浮かぶなあ。
そうかプロデューサー氏の最初の一言は、そんな昔の経験があるからだったのか。それにしてもスペインもいいがイタリアもいいなあ....
EPSON GT-X900
2008年01月16日
2008年01月15日
またまたバンジョー
1月14日
午後からODEN Bstにてレコーディング1曲。本日もBANJOだ。
カントリータッチの曲で、テンポが微妙でハネているリズムなので、ノリをつかむまでにちょいと時間がかかった。5弦バンジョーは得意だったはずなのだが、ナンでもないような曲でけっこう苦労するんだなあ。
ここのところ昔撮った写真をスキャナーで取り込む作業をしている。フィルムに付着したゴミやカビ、そしてキズなどの修復にちょっと時間がかかる。そうはいっても懐かしい写真ばかりなので、夜を徹する作業も楽しいものだ。
20年近く時間が経ったフィルムはすでに退色しており、撮ったときの瑞々しさはもはや無い。退色したフィルムをクリック一つで、鮮やかな新品のようにする事も可能だが、あえてそのレトロな味わいを残しつつスキャンしている。
デジタルの写真を見慣れた現在では、シャープさにちょっと欠けるかもしれない。しかし何とも言えないアナログ感というか奥行き感というか、フィルム独特の味わい深さを堪能しながらの作業に、ここ数日は寝不足の毎日だ。
EPSON GT-X900
午後からODEN Bstにてレコーディング1曲。本日もBANJOだ。
カントリータッチの曲で、テンポが微妙でハネているリズムなので、ノリをつかむまでにちょいと時間がかかった。5弦バンジョーは得意だったはずなのだが、ナンでもないような曲でけっこう苦労するんだなあ。
ここのところ昔撮った写真をスキャナーで取り込む作業をしている。フィルムに付着したゴミやカビ、そしてキズなどの修復にちょっと時間がかかる。そうはいっても懐かしい写真ばかりなので、夜を徹する作業も楽しいものだ。
20年近く時間が経ったフィルムはすでに退色しており、撮ったときの瑞々しさはもはや無い。退色したフィルムをクリック一つで、鮮やかな新品のようにする事も可能だが、あえてそのレトロな味わいを残しつつスキャンしている。
デジタルの写真を見慣れた現在では、シャープさにちょっと欠けるかもしれない。しかし何とも言えないアナログ感というか奥行き感というか、フィルム独特の味わい深さを堪能しながらの作業に、ここ数日は寝不足の毎日だ。
EPSON GT-X900