2007年04月

2007年04月29日

第一生命ホール

6dae642c.jpg4月28日

午後から勝ちどきにある第一生命ホールまで。本日は石川鷹彦ライヴ当日である。

第一生命ホールは、生音の響きを生かした作りになっている。客席の雰囲気も含め、どちらかというとクラッシック向きのホールと言えるだろう。20日前のリハーサルを思い出しつつ、ホールでの通しリハーサルに臨むが、外音の回り込みが大きく(クラシック向きのため)、モニター環境があまりよろしくない。

本番は大きな事故もなく(アレは事故には含まず)無事に終了。1日だけのリハーサルだったのに完成度は高い!また、お客さんが満員だったせいで、外音の回り込みも解消され、とてもやりやすかった。


RICOH Caplio GX 100


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2007年04月28日

反省しても後悔しても、風邪は容赦ない

26adff6a.jpg4月25日

午後麻布十番の制作会社にてCM録音。音楽は周防義和氏。先日録ったビールCMのサイズ違いだったが、新たに録り直すと音色が微妙に変わるので、ベーシックは波形編集でナントカしていただき、新たにマンドリンで1フレーズを重ねてOKをいただく。

夕方から青山のVICTOR301stにてレコーディング3曲。編曲は若草恵氏。フィリピン出身のリンダ・コラソンさんという、歌唱力のある歌手のレコーディングだった。tassiはアコギで参加だが、先日のはしゃぎすぎが祟り、風邪ひいて咳が止まらず、何カ所か差し替えをする羽目になってしまった。おまけに熱っぽく鼻水は止まらない。まずい、28日の石川鷹彦ライヴまで回復できるか......


RICOH Caplio GX 100


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2007年04月27日

東京ミッドタウン

b912c9f0.jpg4月24日

昼から奥沢のパストラルサウンドでCM録音。このスタジオ、以前はたしかアークギャレットと名乗っていたようだが、オーナーが変わったのだろうか。コンピューター機器メーカーのウェブCMで、モノクロの画像がなかなか渋い味を出している。tassiはアコギとマンドリンで、一人オールドタイミーなサウンドを出すべく、十代の頃をを思い起こす。何しろ昔はブルーグラス漬けだったからね。でも今やろうとするとちょっとギクシャクして、当時ほどシックリこないのがちょっと悔しい。

たまには世の中の時流に乗り遅れちゃイカンと、六本木にある東京ミッドタウンまで物見遊山。ちゃらちゃらしたところかと思ったが、たぶんテーマは「和」なのだろう、とても落ち着いた大人の街という印象を受けた。ブランド品を扱う店よりも、センスの良いセレクトショップが集まる素敵なスペースだった。

ちょっと高めだが「DEAN & DELUCA」の食材はとてもおいかった。下手なレストランに行くくらいなら、ここでいろいろと買い揃えて、家でゆっくりとした時間を過ごす方が正解だろう。乃木坂SONYの帰りにはぜひ立ち寄りたい場所だ。

RICOH Caplio GX 100

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2007年04月26日

本日ヘトヘトで民族楽器

ad121da6.jpg4月23日

昨夜の興奮冷めやらぬ中、ナゼかわからぬがフラフラの状態で、午前11時から乃木坂SONY 3stにてCM録音。音楽は川嶋可能氏。牛乳のCMでtassiはI.Bouzouki , Mandolinで参加。書き譜の譜面をシッカリとトレース。

すぐに新宿まで移動し、グリーンバード1stにてレコーディング1曲。当初2stと聞いていたので、2stのロビーに行くと、ナンとマンドリンの青山さんがダビング待ちでソファーに一人。tassiはバラライカで呼ばれているのに、ナンで...?まあこのあたりのハナシは、長くなるので割愛。1stということが判明し、広いスタジオに三角のバラライカ1本を出してダビング作業。本日はなんちゃらというスケ番風お笑い芸人のシングル。キーワードはロシアなので、バラライカを登場させたということだろう。tassiはロシア民謡にあまり詳しくないが、譜面のメロを弾いてみると確かにロシア、スラブの臭いがする。ああ、旅に出たい。で、ほぼ1時間で作業終了。

時間が空いたので隣のインド料理屋に行くが、あまりのまずさ(甘過ぎ)にほとんど残す。立ち食いそば屋のカレーでも、それなりにおいしさを見つけ出す術を知っているつもりだが、正直コレには参った。新宿ヨドバシにて敵討ちと称して、「RICOH Caplo GX100」を残り一つの在庫の中からゲットする。カレーの敵討ちにしてはチト高かったなあ。

その後溜池の東芝3stで羽毛田丈史氏作編曲のレコーディング1曲。NHKでこの夏放送予定のNHKスペシャル「失われた文明 インカ・マヤ」のテーマ曲を、奄美大島出身の女性歌手がアルバムに入れるいうことで、tassiがチャランゴとロンロコで参加する。番組のテーマ曲は既に録音してあるので、今回はそのリテイクということだ。

さすがに本日はヘトヘトで、昨夜はしゃぎすぎたことをちょっぴり後悔。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2007年04月23日

ライブW 5月4日(金・祝) 午後3:30

e6c01537.jpg4月22日

本日は、WOWOWで収録される谷村新司ライブのため、鶯谷の「東京キネマ倶楽部」まで。日曜の午前中ということらしく、首都高はガラ空き。法定速度を守って20分ほどで到着だ。

軽く1回通してあとは本番を待つのみだが、窓のない楽屋に長時間いるのは、あまり健康的ではない。ということでメンバーを誘い外の空気に当たりに出る。鶯谷周辺は街としてはナニもないところらしく、キネマ倶楽部周辺には立ち飲み屋が数件、あとはラブホテル街があるばかり。地元の人に話を聞くと、歓楽街を求める人は上野に行ってしまうらしい。そう言われてみればそうだ。

しかし地道に探した結果、なかなかレトロな喫茶店を見つけ、微妙な味というか深い味と表現したらよいのか、そんな一杯350円のコーヒーでしばらく時間をつぶす。

1階はオールスタンディングだが、年配のお客さんは最後まで大丈夫だろうか....。最初はハラハラしながらステージから見ていたが、旗を振る彼らを見ているとその心配は杞憂に終わった。谷村さんの曲飛ばしやら細かいハプニングはいくつかあったが、ライブ自体は大成功で、たった3日間だけの贅沢な時間が幕を閉じた。tassiの懐かしい友人たちも駆けつけてくれて、まだ現役でいることをお見せできたのは幸運だっただろう。打ち上げは当然夜遅くまで盛り上がり、明日の仕事が少し心配になる。

ライブW 谷村新司 ネオドラゴン集会”オリオン13”の夕べ@鶯谷
http://www.wowow.co.jp/music/livew/tanimura/


EPSON R-D1s VOIGTLANDER ULTRA WIDE-HELIAR 12mm


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2007年04月22日

東京キネマ倶楽部

5b6d6e20.jpg4月21日

午後から明日の本番(谷村新司ライヴ)に向けてのゲネプロのため、鶯谷の「東京キネマ倶楽部」まで。tassiは東京育ちだが、上野周辺にはあまり来たことがない。鶯谷もたぶん生まれて初めての場所だと思う。

さて、この「東京キネマ倶楽部」だが、以前はキャバレーだったと聞いたことがある。エレベーターを降りて店の中をのぞくと、確かに昭和のにおいがプンプンする、グランドキャバレーそのものだ。ちゃんとステージがあるのは、ここで歌手が唄っていたということだろう。もちろん演奏はカラオケなんかではなく、絶対にフルバンドであったはずだ。

ステージ裏には、階下へと続く細くて急な階段がある。裸電球が暗く寂しく照らしている、その階段を降りていくと楽屋があるのだが、そこがとてもレトロな雰囲気で、ググッと昭和に引き戻されてしまう。また、階段の踊り場では、きっと色々なドラマが繰り広げられたのだろうと、アレコレと想像してみる。

「ナンだ今日の演奏は!」とバンマスに小突かれてみたり
「あのホステスはオレの女だ、よくも手を出しやがったな!」と殴り合いになったり
かと思えば、出勤前に早く来てこの踊り場で練習したりと。
もちろん楽器はサックスでしょう、一人黙々とソロの練習....なんて。

明日は本番だが、このライブの模様は、5月4日(金)15:30からWOWOWで放送予定だ。


EPSON R-D1s Minolta M-ROKKOR 28mm


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2007年04月21日

スマイル~聖夜の奇跡~

64f017a1.jpg4月19日

夜遅くサウンドシティCstにて、来冬公開の映画「スマイル~聖夜の奇跡~」の劇伴録音。音楽は菅野祐悟氏。tassiはいつものように台車いっぱいの楽器を積んでスタジオにセッティングしたが、本日は曲数も楽器も少なく、アコギ、ガット、バンジョーのみで、ちょっと拍子受け。しかし朝まで写真編集とスライドショー制作に没頭していたので、かなり寝不足であったが、夜の仕事で助かった。大阪の楽しい夜を思い出すと、旅もたまにはイイなと思うのである。


CANON IXY DIGITAL 900 IS


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2007年04月20日

京橋

bc226646.jpg4月17日

久しぶりに大阪まで。昨年末のアイススケート仕事以来だから、約4ヶ月ぶりということになる。本日は大阪城ホールにて、谷村新司コンサート二日目にして千秋楽である。

昨日同様大阪城ホールも満員で、約6000人の観客の中とてもキモチよく演奏できだ。大阪近郊からだけでなく、九州や関東からもファンが詰めかけての記念すべき大コンサート。谷村さんは4年ほど全国ツアーをやっていないので、シビレを切らしたファンの多くが大阪に結集、そんな印象を受けた。

コンサートが終われば当然「打ち上げ」ということになるのだが、今回はミュージシャンだけで京橋に繰り出す。ナカナカ味のある居酒屋で、くだらないハナシや有意義なハナシがごちゃ混ぜになり、その宴会は夜中まで延々と続いたのであった。


CANON IXY DIGITAL 900IS


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2007年04月17日

初日

34a00684.jpg4月16日

午前中に麹町サウンドインでNHK教育「クインテット」の劇伴録音。音楽は宮川彬良氏。宮川氏の作編曲はいつも新鮮で、こんな曲にこんな歌詞をつけちゃったの、とかこんな唄ありなの?なんていうのが毎回目白押しでいつも感動させられる。NHKの子供向け教育番組だと侮ることなかれ!参加しているtassiが言うのだから一度騙されたと思って見て欲しい。必ずや虜になるはずだ。

終了後すぐに東京国際フォーラムに移動し、谷村新司コンサートの初日を迎える。いくらリハーサルを積んだとはいえ、本番というのはまた違った緊張感があるモノで、気持ちの高揚を押さえきれない。果たしてうまくいくのかちょっと心配だ。

写真は上手(「じょうず」ではなく「かみて」と読み、客席から舞台に向かって右側を意味する言葉)3人のオヤジ軍団。楽器を持っていないとただの腕組みオヤジに見えるが、ひとたび演奏させれば一流のプレイを聴かせてくれる、すばらしいミュージシャンたちである。


CANON IXY DIGITAL 900 IS

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2007年04月15日

予習はお互いのシアワセのため

3549b1d3.jpg4月14日

午後からNHK506stにて、NHK教育「いないいないばあっ!」の劇伴録音。音楽は佐藤直紀氏。本日の楽器はガット、ウクレレ、マンドリン、それに久々のカンテレ登場だ。

竿モノの民族楽器ならしばらく触ってなくてもナンとかなるが、カンテレのように寝かせて弾く楽器(つまりギターの構造と全く無関係な)は、いきなりではかなり戸惑ってしまう。それに加えチューニングがダイアトニックなので、コードやフレーズによっては一度に弾けないことがある。時間があるときは現場処理でナンとかなるが、時間制約のキビシイ劇伴録音の時は、お互いのシアワセのため事前に譜面をもらい、アレコレと段取りを含めて予習することにしている。

ハイ、本日は苦しい言い訳でした.....


CANON IXY DIGITAL 900IS


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2007年04月14日

ゲゲゲの鬼太郎

fdbaca6c.jpg4月13日

谷村新司リハーサル最終日の本日は、1回軽く通しただけであっという間に終了。その後お茶の水まで弦を調達に出る。お茶の水一安いといわれるBIG BOSSで、Merrill用にMartin SP CUSTOM LIGHTを大人買い。楽器によってはライトゲージよりも、カスタムライトの方がシックリくる場合があるのだ。

夜は早稲田アバコ301stにて劇伴録音。音楽は堀井勝美氏。3月に録音したアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の追加録音だった。tassiはアコギがメインで、ブズーキやウードも所々隠し味的に使ってみた。アバコはけっこう歴史のあるスタジオで、特にこの301stはフルオケが入るほどの広いメインフロアがあるので、オーケストラモノや映画テレビの劇伴によく使われている。しかし古いせいかブースの中などは、相当ビンテージ感溢れる雰囲気で、ミュージシャンの汗と涙がシッカリ染みついている感じがある。ちょっとうす暗い照明の中で演奏していると、背後から妖怪のオーラを感じてしまう、本日はそんなセッションだった。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2007年04月13日

TAKAMINE PT-007 CUSTOM

fb910a48.jpg4月12日

谷村新司リハーサルの3日目。本日はWOWOWスタッフのいる中、MCを含めた通しリハーサルだ。サクサクと無事に終わり、明日の再確認を残すまでとなった。

昔懐かしTAKAMINE PT-007を楽器庫の奥から引っ張り出して、リハーサルへと臨む。25年前初めて谷村さんのツアーに参加したときに使っていた楽器である。まだカタログではライクーダー・モデルにしかカッタウエイがなかった頃に、それと同じボディーでテイルピースがないモデルをとオーダーした。どうやら最初のカスタム・モデルだったらしく、ずいぶん高かった記憶がある。今だったらきっと安い軽自動車ぐらい買える額だと思う。

初代タカミネのカスタム・モデルだから、プリアンプはシンプルなボリウムとトーンの、2コントロール・スタイルだ。しかしトーンをゼロに絞ってもまだ音は硬い。パライコで音をかなり作り込まないと、全く使い物にならない。たぶん当時はギターアンプにぶち込んで使うことを想定しての設計だったのだろう。聞くところによるとこのプリアンプがイイという人がいるらしい。いやいや、探しているという人もいると聞くからオドロキだ。まあ音は人それぞれ好みがあるだろうが、tassiはあまり評価していないなあ。その後3コントロール、4コントロールとなってだいぶクセがなくなり良くなったが、プリアンプが多機能になるにつれ基本的な音が痩せてきて、このあたりはちょっと残念なところだ。最近のはどうなのかちょっと気になるところだ。

今回はMillennia TD-1を通して音を作るが、どうやっても合格点には達せず、泣く泣く2軍落ちとなってしまった。単体で聞けばソコソコの音なのだが、ハイランダーをインストールしたGIBSON HANK WILLIAMS JR.のサウンドがかなり高レベルなので、比較するとかなり聴き劣りしてしまう。この赤いタカミネはかなり愛着のある楽器なので、プリアンプを載せ替えるなどの処置を施し、もう一回再生させてみたいと思うのだが....

谷村チームの楽器担当の山口君はとても優秀で、リハーサルはもちろんだが本番中も舞台袖からしっかりステージに気を配り、何かトラブルが発生するとすぐに飛んでくる。とても心強いのでtassiも楽器が多い時は、レコーディングでも個人的にお世話になっている。

男は背中で人生を語ると言うが(ほんとか?)、山口君の背中はいったいナニを語っているんだろう。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2007年04月12日

GIBSON HANK WILLIAMS JR.

b4953d24.jpg4月10日

本日から4日間谷村新司コンサートのリハーサルだ。いつもは必ず暗譜なのだが、今回はどういうワケか譜面を見てもイイことになり、記憶力の衰えた身にはとてもアリガタイ。初日の今日はバンドの部分を一通り当たる。事前に資料が届けられているとはいえ、全曲1回の演奏でまとまってしまうのは、やはりミュージシャンみなさんベテラン揃いということだね。

ギターはほぼGIBSONカスタムショップの「HANK WILLIAMS Jr.」がメインになる。一見ふつうのサザンジャンボ(SJ)に見えるが、実は細かいところが違うのだ。指板のインレイはSJと一緒だが、ヘッドはJ-45と一緒でシンプル。比較的新しい楽器だが、生音もなかなか良いので気に入っている。90年代以降のギブソンは、60年代後半から80年代後半のに比べて格段に良くなっている。弦高の高いのに多少なれてきたが調整に出す暇がない。今回はやむなくこの状態で演奏するかな。昔懐かしSOFIAの12弦も登場でギター・サウンドのオンパレード。残念ながらこの現場での民族楽器登場はナイのだ。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm


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2007年04月11日

ギタリストでヨカッタ

b6fb2b4b.jpg4月9日

午後から西麻布の制作会社でCM録音。音楽は藤田曜子氏。結構狭いスタジオなのでいつもは一人ダビングが多いが、本日は木管のお二人と同録なので、ピアノブースに移動してアコギを弾くことになる。

いやあ、狭いこと狭いこと。まあそれでもこの制作会社の昔のスタジオはもっと狭かった。アコーディオンは蛇腹が伸ばせず、トローンボーンは上へ向かって吹いてたなんていうハナシも記憶にある。ギタリストでヨカッタ。

CANON IXY DIGITAL 900IS


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2007年04月09日

石川鷹彦プレミアムライヴ

e6070a93.jpg4月8日

午後から世田谷の某スタジオで、4月28日に第一生命ホールで行われる、石川鷹彦プレミアムライヴのリハーサル。石川さんは還暦を過ぎたというのにいつも元気で、常に周りの人間をオヤジギャグで笑わせてくれる。きっと本番でもギャグ連発だろう。

ミュージシャンはいつもの最強メンバーなので、リハーサルは順調に進み和気藹々と終了。久しぶりにAW2816を引っ張り出してきてセッティングするが、しばらくいじってなかったので操作にとまどう。曲順が確定しないとプログラムできないのが唯一の難点だが、それさえ出来てしまえば足下のペダルを順に踏んでいけばOK。

ライヴ用のGIBSONは、弦高を高めにセッティングしてあるので、久しぶりに手にするととても弾きづらい。本番前までには再調整して弦高を下げないとまずい。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm


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2007年04月08日

absursistan

da058499.jpg4月6日

午後から代々木のワンダーステーションにてドイツ映画「absursistan」の劇伴録音。音楽は梅林茂氏で、2月にやったDEMOの本番だ。本日は監督のVEIT HELMER氏もドイツからわざわざ駆けつけて、スタジオでシビアにチェ〜〜ック。tassiはBOUZOUKI , MANDOLIN ,OUD , GUT GUITARで参加だ。

13時に始まったセッションもなんだかんだと終わってみれば21時という長時間。隣のスタジオに昼間から来ていたギターの伊丹氏は、「まだやってんの!!」と驚いた様子。そういうあなたもまだやってたの、ってかんじだが。その後1時間遅れでストリングスが始まり、この分じゃ作業終了はきっと明け方だろうなあ。たぶん明日追加で来てくれなんてことになりそうな、そんな予感がする.....。


EPSON R-D1s VOIGTLANDER COLOR-SKOPAR 21mm


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2007年04月07日

フィンガーピック

1acd2f6f.jpg4月5日

正午から関口台のキング1stにてレコーディング2曲。本日は画才も達者な、女性演歌歌手のレコーディングだった。アルペジオの粒だちをハッキリさせるために、フィンガーピックをつけてクリアに弾く。いつになくSJの音がタイトでイイ感じ。

自宅に戻ると今月にやるライヴの資料が2種類届いていた。久しぶりの谷村新司東京国際フォーラム公演、そして我が師匠石川鷹彦第一生命ホール公演だ。久しぶりのライヴなので、デジタルミキサーのプログラム(楽器ごとのバランスやEQコントロール)など、予習が多くなりそうだ。

外は寒いので夜桜見物は家で一杯やりながら楽しむこととしよう。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm

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2007年04月06日

ワタシのギターに451は不要

a258f04a.jpg4月4日

午後から六本木にあるMAGNETスタジオにてCM録音。音楽は佐藤けんいち氏。このスタジオはずいぶん来てないな、と過去のデータを見てみると、ナンと5年ぶりではないか。駐車場入り口にゲートが設けられ、入っていいものかどうか迷う。最近ではセキュリティーを考慮してか、スタジオに限らず色々なところで足止めを食うことが多い。

本日は某ハンバーガーのCMで、tassiはウクレレとアコギで参加だ。ウクレレでリズムを刻み、同様にアコギのストロークを重ねるという手順。作業自体はサクサクいったが、アコギの音にリクエストが出て、我が愛器GIBSON SJではなく、新参者のMERRILL OM28に軍配が上がった。

ワレワレの楽器の音とは、基本的にマイクを通してスピーカーから出た音である。マイクから入った音は、場合によっては色々と加工されて、コントロール・ルームにいる人たちに届くわけだ。本人が出している以上の音を聞いてもらっている場合は良いが、本人が望んでいない音がスピーカーから出た日にゃあ、それは困ってしまう。そんな時プロデューサーや作曲家から、もっと柔らかく、あるいは硬くとか様々な要望が出る場合がある。実はそれはプレーヤーの弾き方ではなく、そのほかの要素が原因だったりすることもあるのだが。

昔は「ちゃんと弾いているのに、おかしいな...」と思いながらも自分では原因が分からず、ただヒタスラにがんばったモノだった。無理な要求との葛藤の中でドツボにはまり、結果として良い演奏が出来なかった、なんてことがしばしばあったなあ。しかし長年やっていると相手の意図が理解できるようになり、また音響的な知識もだんだんと増えたせいか、エンジニアに対しても細かいリクエストを出せるようになった。経験を積むとはそういうことなのかと、最近一人で納得している。いずれにせよ、この仕事はまずどんな相手であろうと、コミュニケーションをシッカリと持つことが大切なのだ。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2007年04月05日

なごみ系サウンド

8f29edfa.jpg4月3日

正午から青山の制作会社にて、大手携帯電話会社ショップのCM録音。音楽は櫻井映子氏。超有名曲のカバーで、tassiは淡々とアルペジオ。ココロがちょっとなごむ良いサウンドは、もちろんGIBSON SJ。U67とNEVEのHAという組み合わせのサウンドもゴキゲン。

OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm

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2007年04月04日

冗談じゃない!

86173a43.jpg4月2日

夜サウンドインAstにて、この4月からTBS系で放送予定のドラマ「冗談じゃない!」の劇伴録音。音楽は佐藤直紀氏。様々なオケが入った後最後のダビングなので、遅い時間帯になってしまったようだ。既に録音されたトラックにダビングする曲は1曲のみで、あとは全てアコギバージョン。つまり一人何役もやることになる。今回もGIBSON SJ , MERRILL OM28 , GUT(CASA PARRAMON)といういつもの精鋭部隊だ。

最近このパターンが多いなあ。たいていバッキングとメロディーという組み合わせがほとんどなのだが、本日は4パートほどの曲が最初にあり、これに時間をかなり割いてしまった。やはり唄メロを楽器で表現するのはナカナカ難しい。間引いたりニュアンスをつけたり、色々とトライしてみた。あとはサクサクと2テイクほどでOKをいただく。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2007年04月03日

ガットギターの世界、一人眉間に皺をよせる

3fd6094c.jpg4月1日

午後からサウンドインAstにてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。アコギに安田氏エレキに松原氏というベテランに混じって弾く。本日tassはガットで参加だが、けっこうハードな感じということで、フラメンコギターに持ち替えてピック弾き。イントロ、間奏、エンディングという重要なパートだけにかなり気を遣う。ナカナカたいへんなセッションだった。奥が深い、この世界は......


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2007年04月01日

バンドリンとマンドリン

d92c4086.jpg3月29日

夕方から西麻布のワーナーAstで、4月からTBS系で放送予定のドラマ「特急田中3号」の劇伴録音。音楽は仲西匡氏。本日はバンドリンで参加だ。暖かい感じが出したいとのことだったので、アタックを強調せずタッチに気を配り、サスティーンを生かしたプレイを心がけた。念のためにROYER R-122を持っていったが、既にNEUMANN M49とB&K 4011が立てられていたので、取り越し苦労だったようだ。

その後乃木坂ソニー2stにてCM録音。音楽は蒲池愛氏。tassiはマンドリンで参加。蒲池氏の場合、マンドリンというとGIBSON F-2がいつもの指定楽器なので、他のを持っていっても採用される確率は低い。他にもチューバやリコーダーなどが入り、上品で楽しげなCMとなった。

リコーGR DIGITALのズーム版とも言えるCaplio GX100が4月に発売予定だとか。分かっていたらIXY買わなかったのに。地団駄踏んだ、悔しい〜〜〜。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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