life

2018年05月30日

もう住めない

701d7a98.jpg5月26日

午後からユニバーソウルスタジオにてアニメの劇伴録音。音楽は鷺巣詩郎氏。tassiはアコギ、ドブロ、マンドリン、ウクレレ、バンジョーでダビング作業。

初めて行くスタジオ、それも渋谷のど真ん中となると搬入が心配だ。公園通りの裏側とはいえ人の多いところなので余計に気を遣う。実は使った楽器の他にカンテレ、テナーリュートも最初のオーダーにあったから車は満載状態。病み上がりにこれだけの量を一気に運ぶのはタイヘンである。さいわいコーディネーターのスタッフが手際よく手伝ってくれたので、最初の難関は無事に突破した。

スタジオのブースはそれほど広くないので、全ての楽器を一堂にセットすることは出来ない。まずは竿モノから始めてカンテレは最後に回すか(結果的にカンテレはナシになった)。本日の曲数は3曲ほどで、テンポ違いで数パターン、また素材録りなどが主で一曲まるまるというケースは少なかった。まさに現代の劇伴録音といったところだろうか。

20年ほど前に渋谷のど真ん中に住んでいたことがあった。当時から車の出し入れはタイヘンで、今はそれ以上に人が多く良くここで生活していたなと、我ながら感心している。半分懐かしかったが、今ここで暮らせといわれたら「出来ない」と即答するだろう。


SONY α7S / Cael Zeiss Vario-Tessar FE 4/24-70 ZA

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2017年07月10日

あこがれの長野県民

1abedbb8.jpg7月6日

スタジオワークやライヴの合間を縫って、ほんの数日だが長野まで旅に出る。鳥の鳴き声と風の音しかしない自然の中での生活は、不便であるがとても快適で東京に帰りたくなくなる。定住するとなったらそれはそれで苦労は多いことだろう。たまに来るのでいいのだ、と自分を納得させている。

SONY α7S / Carl Zeiss Vario-Tessar FE 4/24-70 ZA

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2014年06月12日

余計な心配

fc3377a6.jpg6月10日

ロシアがウクライナ南部に位置するクリミアを併合したのは今年の春だったか。その後ウクライナ東部での親ロシア派とウクライナ軍との戦闘はまだ収まる気配がない。

10年ほど前tassiは中欧(旧東ヨーロッパ)を旅した。チェコを起点にブルガリアまで鉄道で下るのんびりとした旅である。実はブルガリアの次にウクライナまで足を延ばそうかどうか考えていた。しかし結果的にトルコに決めてしまった。まだ平和だったあのときに行っておけばなあと少し後悔している。

一昨年バルト三国を中心に北欧を旅した。一番印象に残っているのはエストニアだ。首都タリンの古き佳きヨーロッパのたたずまいが今でも忘れられない。また、東部のにあるタルトゥも大学のある静かな街である。ここはエストニアの東部にあるせいか、ロシア系住民が多いと聞く。もちろんそれだけのことで軽々なことは言えないが、クリミアやウクライナ東部のようなことにならなければいいがと心配している。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm


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2014年05月15日

エアコン故障

26b24ca6.jpg4月7日

午後から南青山の制作会社にてCM録音。音楽は櫻井映子氏。tassiはアコギでダビング作業。

さわやかな高原の感じを2台のアコギで演出する。いつもながら櫻井映子氏の曲に感服。

エアコンが一度に2台壊れた。これから夏を迎えようというのに困ったものだ。天井埋め込み型の中身なんかそうそう目にする機会はない。ってことで業者の作業中に写真を撮っておく。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm

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2014年01月07日

初打ち

085fc91e.jpg1月6日

今年は腐らないゴルフを目指し、正月早々古河ゴルフリンクスまで一人で初打ちに行く。手引きカートを引き18ホールをスルーで回るスタイルだ。

強風の吹きすさぶ中、涙を溜めて一人で黙々とボールを打っていくのは修行、いや苦行に近い。フェアウエイに打てればボールはよく見える。しかしラフに打つとなぜだか全くボールが見つからない。

日没までの薄暮プレイなので、見つかるまで探していると18ホール回りきれない。なので有ったと思われる場所から新しいボールをドロップしてプレイする。ずいぶんボールをなくしたなあ。

日没ギリギリに18ホールを回りきったときには、手はかじかみ鼻水は垂れてくるし、世間で思われている優雅なスポーツとはほど遠いものだった。


iPhone 4s

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2013年09月09日

先祖返り

f773e364.jpg8月24日

何年かぶりに箱根のブルーグラスフェスに足を運ぶ。

元々アウトドアライフが苦手で、湿度や気温の高いところはなるべく避けていたい方だ。しかし野外フェスとなるとそうもいっていられない。湿度の高いところで大切な楽器を出して弾くなどということは学生の頃ならいざしらず、プロとしてやっている現在はまず考えられない。そんなわけでセカンドいやサード楽器を持って参戦する。楽器はそれでイイがtassi本人が湿気で倒れそうだ。

参戦などとえらそうに書いたが本格的なブルーグラスはもう何年も演奏していない。なのでキャンプ場の片隅でひたすらリハビリに励んだというのがその実態だ。30年前のようにバリバリと弾きたおすことが出来るようになるのはいったいいつのことやら。ブルーグラスはtassiのルーツの一つだし、まあ気長につきあっていこうと思っている。


iPhone 4s

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2011年06月21日

花のある生活

8cf4c95d.jpg6月19日

6月14日からリハーサル、ゲネプロを経てさだまさしツアー「Sada City」19日の初日を迎える。

リハ2日ゲネ1日そして本番という流れになっている。これを普通と見るか少ないと見るか....。不安がないわけではない。しかしこれでやるしかないので、自宅での予習復習を含めがんばることとする。

リハーサルが多かろうが少なかろうが、結局は人前で演奏しないとコナれていかないのである。初日に当たったお客さんには申し訳ないが、本番は正直いろいろと不手際があったことを率直にお詫びします。しかし考えようによっては、完成されていない凸凹したステージは、観ようと思ってもそう観ることが出来ない。当たりだったかハズレだったかは、お客さんに委ねよう。

終演後楽屋に届いていたお花を頂いて帰る。さださん本人が全て持ち帰ることが出来ないので、たいていはメンバーや関係者の元に行くというのが、どこの現場でも同じだと思う。

さっそくリビングに飾ると何とゴージャスなんでしょう。華があるというのはこういうことか。


CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM

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2011年04月10日

5035bbdc.jpg4月10日

このところスタジオワークが続いていてチョット疲れ気味だったが、ようやく一息つくことが出来た。

休みだといっても家でブラブラしているより、外へ出て写真でも撮りに行く方が気分転換になる。気がつくと桜が満開だった。


EPSON R-D1s / VOIGTLANDER NOKTON Classic 35mm F1.4

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2011年03月13日

その日

e54bc65d.jpg3月11日

午後メールを書いていたらいきなりの地震。いつものことだろうとタカをくくっていたら、激しい横揺れがかなり長い時間続き、これは相当ヤバイとうとう終わりが来たかと思った。

自宅スタジオにいたのでスタンドに設置してあるモニタースピーカーを押さえるのに必死で、足はすくみ他のことは全く考えられない。ふとリビングを見ると、50インチのテレビが前後に激しく揺れている。まるで外国人が日本人を揶揄するようなお辞儀さながらの様子だ。

昨年エコポイントを利用して格安で手に入れたテレビがこれでダメか.....と絶望的になる。自作の本棚もかなり揺れている。目の錯覚だろうか建物全体がゴムのようにグニャグニャと歪んでいるようにも見える。揺れの方向は東西あるいは南北といった直線的なものではなく、まるで子供の頃に流行ったフラフープのように、ゆっくりと円を描くように不気味な動きをしている。相当長い時間に感じられた。

家具類は引っ越した時に地震対策として壁にしっかりと固定していたので、幸いにも転倒を免れた。本棚もゴム系の耐震器具で半固定していたので、揺れは大きかったが一冊も落下せず、またCDも何事もなかったように整然としていた。これも自作ラックを頑丈に壁にしっかりと固定していたことが功を奏したのだろう。一番心配だったテレビも、ベルトで台にしっかりと固定されていたので落下は免れた。そして楽器庫上段にあるギター類もゴムバンドでフレキシブルに止めてあったので、相当動いた形跡が見受けられたが落下するまでには至らなかった。

あらかじめ多くの地震対策をやっておいて良かったことを、この日に遭遇した今、身をもって感じた次第だ。

夜SOUND INNにてレコーディングがあり、スタジオに向かったが都心でひどい渋滞に巻き込まれる。2時間近く走って麹町近辺でメールにてスタジオ閉鎖を知る(3/12現在は営業中)。外を見ると歩道は徒歩で帰宅する人々でごった返している。車で良かったと感じた瞬間だ。しかしどういう訳かタイミングが悪くヘッドランプが切れ、ほとんど無灯火で走行することになる。諦めて帰途につくが、さらに凄い渋滞に巻き込まれ、結局3時間かかってようやく家に着く。

重大な被害地域の方々の苦労を考えれば、渋滞なんて蚊に喰われた程度のことだろう。無事で良かったと感じた一日だった。被災者の方たちに何かできることをこれから考えたい。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2011年01月18日

ゴルフ再開、いや最下位

43e4b840.jpg1月10日

夕方からSONYにてCM録音。音楽は佐藤彰伸氏。tasiはアコギ、12弦でダビング作業。

年が明けて最初のセッションである。毎年のことだが長い休みの後の初仕事というのは、いくつになっても緊張するモノだ。全く弾いていないというわけではないが、いくらか体(つまり指)はなまっているわけだから、ゴルフでいえば練習不足で朝一のティーショットを打つようなものである。

佐藤氏のセッションの時、いつもはGIBSON SJがファーストコールなのだが、本日はMARTIN D-28 HWに軍配が上がり、フィンガーピックを付けてアルペジオ。さらに12弦を重ね上品にまとめる。

15年の間やっていなかったたゴルフを今年から再び始める。「封印」していたわけではないが、いずれ年取ったらやろうかと考えてクラブだけは取っておいた。しかし昨年末に腰を悪くして、これはたぶん運動不足もあるかなと感じていたので、いいチャンスだと思い再開したのだ。

仲間に誘われて練習場に行くと、今時のドライバーって信じられないくらいに大きいんだねえ。ありゃあ何だい、巨大な黒い肉まんか?おまけにどこに当たってもソコソコ飛ぶらしい。確かにカキーンという金属音を放ち、向こうのネットに一直線だ。ふ~~ん、すごいなあ。

埃だらけのゴルフバッグから取り出したtassiのクラブは、15年の眠りから覚めたパーシモンのドライバーと、マッスルバック(というらしい、昔ながらのオーソドックスなスタイル)のアイアンたちだ。おまけにボールは糸巻き。ゴルフ仲間は「パーシモンって初めて見ました!!!」とアナログマルチを見るようなまなざし。確かに今のクラブに比べれば見劣りするが、15年前はこれで一応ゴルフらしきことはやっていたんだ。けっこう高かったんだよ。

道具には人一倍愛着があるので当分これで楽しもうかと考えている。スコアよりも健康維持だからね。でも飛ばないねえ.....


CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM


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2010年12月19日

ウサギをどう料理するかが問題

c2b9276a.jpg12月19日

久しぶりの休みなので近所のレストランへランチに行く。昔は何の気なしに注文した食べ物の写真などを撮っていたが、最近では店の中でパチパチ撮るのはなんだか気がひける。パーティーの席ならいざ知らず、普通に食べに入って遠慮なく写真を撮るのは、いかがなものかと思う。でも今日はお客さんも少ないし、コソコソとしていればまあいいか。

そろそろ年賀状の用意をしなくてはいけない。今年はネタになる写真が少ないので、さてどうしよう。来年は卯年かあ、過去に撮った写真の中から見繕って完成させるとしよう。


OLYMPUS E-P2 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2010年11月11日

音楽を聴く

251be98c.jpg11月7日

日々の仕事に追われジックリ音楽を聴くヒマもなかったが、今月は意外に時間が取れそうだ。いつもはリビングでiPodを小さなスピーカーでBGMとして鳴らしているが、たまにはちゃんとしたシステムで音楽を味わいたいという余裕が出来たわけだ。

オーディオ的には名盤とはいえないが、自分の中で大切にしているアルバムがいくつかある。そんな一枚をCDプレーヤーにセットし、ソファに躯をもたれて味わってみる。圧縮データではない瑞々しい音が全身に染みわたる。ああ秋の夜長はいいなあ。


CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM


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2010年11月03日

寝間着姿でウロウロはダメです

c4f5eaee.jpg11月1日

私用で六本木まで。このあたりは仕事のために車でしか通らないので、地下鉄から階段を歩いて地上に出てみた光景にはビックリした。これがあの六本木ヒルズなんだねえ。へ〜〜、ヒルズ族はどこだホリエモンはあそこか....っとウロウロしてしまった田舎もののtassi。

こんなところは住みやすくないんだろうなあなんて思ったら、朝4時までやっているレストランが多数あったりで、意外とそうでもないのかと考えを改めた。そうだなあ、1年いや半年ぐらいだったら住んでもいいかなあ。


EPSON R-D1s / VOIGTLANDER NOKTON Classic 35mm F1.4

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2010年10月09日

志方あきこコンサート 2010 〜パンタレア〜

e267800d.jpg10月8日

本日は自宅作業。来週末にディファ有明で行われる「志方あきこコンサート 2010 〜パンタレア〜」のための下準備だ。リハーサルは来週からだが予習は早めにやっとかないとね。

次から次へとメールで送られてくる資料(譜面や音源)をチェックし、自分の演奏する内容を譜面に書き込むというのが、本日の主なポイントである。レコーディングに関わっている曲やそうでない曲など、今回のライヴはいろいろと演奏しなければならない。

レコーディングの時は仮歌も入っていない状態なので、どこが歌かどこが間奏かすらも解らない。全体を掌握しているのは志方さん本人だけ。tassiはただコード譜を見せられて、志方さんの指示通りに演奏するだけなのだ。今回のように送られてきた完パケの音源を聞き、なおかつ譜面と照らし合わせて初めて自分の演奏したことと曲が繋がるのである。

繋がることは繋がった。レコーディングの時はジックリ時間を掛け、「この部分はこの楽器でやりましょう」なんてことが可能だったが、残念ながらライヴではそうはいかない。瞬時に持ち替えることは不可能なので、一曲を同じ楽器で通すということが多くなりそうだ。だからライヴはCDとはまた違った形としてとらえてもらった方が良いだろう。

いろいろな志方ファンの方たちがこのブログをチェックされているらしく、これ以上のことを書くのは本番当日の楽しみを奪ってしまうことになると考えたので、内容に関してはこの辺にしておこうかな。

一時水をやり忘れていたベランダの植物だが、あれ以来毎日せっせと水遣りに気をつけていたら、トネリコは新しい芽を出し始めた。相変わらず左のナントカという植物はビヨ〜ンとマヌケなままだが、それでも元気を取り戻している。果たしていつまでこの状態を保っておけるのだろう。やはりある時期にキッパリと入れ替えた方が良いのだろうか。長年育てて(放任主義)きただけに心が痛むなあ。


SIGMA DP1


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2010年09月03日

猛暑と怠慢の犠牲

7bdfc0fd.jpg8月31日

夜SOUND VALLEYにて劇伴録音。音楽は大谷幸氏。tassiはブズーキ、マンドリンで参加。

いつもとは違うブースという状況だからか、チューニングをしている時に、楽器の鳴りがいつもとは違うことに気づいた。なんだか部屋の鳴りが気に入ってしまった。

聞こえ方がおもしろいのでそのまま弾いていたら、「本番で〜〜す!」と大声で注意されてしまった。イアモニをしていなかったのがまずかったようだ。

ベランダの植物もこの猛暑にはぐったり来ているようだ。おまけにちょっと水をやり忘れたために、トネリコはすっかり葉を落としてしまい、ご覧のような悲惨な状態になってしまった。反省してせっせと毎日キチンと水やりだけは忘れないようにしているが、果たして復活するのかどうか....。


EPSON R-D1s / VOIGTLANDER COLOR-SKOPAR 21mm F4

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