2018年05月23日

余計なことはするな

a471ce0a.jpg5月17日

夜、代々木上原のプライベート・スタジオでレコーディング1曲。編曲は大森俊之氏。tassiはアコギでダビング作業。

エンジニアは久しぶりにお会いする中越道夫氏。作曲の大森氏とtassiで「ゴルフ3馬鹿トリオ」として、ちょっと前まであちこちの芝生を掘り返しに行っていた。最近は皆さんお忙しそうで、芝刈りもとんとご無沙汰だ。

本日はあらかじめオケは録音されており、そこにtassiのアコギをダビングするという手順だ。バラード曲なので基本的にアルペジオ。フラットピックにするか指にするか何度か試す。ピックの方がクッキリはするが、ともすると打ち込みに聞こえなくもない。指の方がニュアンスが出るのでこちらに決定だ。まずはGibson SJで一本目を録る。次にほぼ同じ内容で人格を変え、Merrill OM28で相方をダビングする。

コントロールルームでプレイバックしたところ、指弾きなのにクッキリと存在感のあるサウンドに録れている。中越氏に「どうやったらこんなにイイ音に録れるの?」と訊くと、氏曰く「12k辺りを少し上げて、60以下を少し切ればいいのさ、普通にやってるだけ。余計なことしなきゃイイんだよ」と、シンプルだが含蓄のある答えが返ってきた。


SONY α7S / VOIGTLANDER NOKTON Classic 35mm F1.4

fukasawaman409 at 16:09│Comments(0)work 

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