2018年04月24日

松下じゃありませんよ

e313d502.jpg4月7日

夕方代々木上原にあるサウンド・ラボ・オワゾにて劇伴録音。音楽は木村秀彬氏。tassiはアコギ、ガット、ドブロでダビング作業。

スタジオに到着するとE.ギターの増崎氏のダビングが丁度終わったところだった。アンプなどの搬出を待ってギターのセッティングする。ここのスタジオもそうだが、椅子が硬い場合がある。例えば文化村、NHK、サウンドバレイ、サウンドイン、サウンドシティ・世田谷(旧クレセント)、サウンドシティ・アネックス(旧タワーサイド)などの椅子は硬いんだ。長時間の劇伴だとお尻が痛くなってしまう。そんな時のためにtassiの車の中には、テンピュールのシート・クッションをいつも積んである。まずは体をいたわるところから始めたい。

アコギ、ガットと録って最後にドブロのダビングだ。ドブロといっても本日はナショナル製のリゾネーター・ギターを使う。何やら美味そうな名前の、ビスケット・コーン仕様である。

ドブロは楽器名ではなくメーカー名である。正式楽器名称はリゾネーター・ギター、あるいはリゾフォニック・ギターだろう。だがあまりにも有名になりすぎて、世の中では楽器名そのままとして通っている。エレクトーンと電子オルガンの関係と同じだね。

リゾネーター・ギターはリゾネーター(楽器本体の中にある反響板)の構造から、大きく分けて2種類ある。先に述べた「ビスケットコーン・タイプ」、そして「スパイダーコーン・タイプ」だ。前者は泥臭いブルージーなサウンドによくマッチしていて、ボトルネックで演奏されることが多い。後者はカントリー、ブルーグラス系の音楽で使われ、スティールギターのように横に寝かせ、ソリッドの金属バーを使って演奏されることが多い。そのためスクエア・ネックの楽器も多く見かける。

今回もあらかじめ資料が送られてきて、ちょっとブルージーな曲だったのでナショナル製で決め打ちだ。


SONY α7S / VOIGTLANDER NOKTON Classic 35mm F1.4


fukasawaman409 at 07:38│Comments(0)work | gears

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