2018年02月10日

王様といえばウードだろう

1830606d.jpg1月30日

午前中に神宮前の製作会社にてCM録音。音楽はアコーディオンの佐藤芳明氏。tassiはマンドリンでダビング作業。

念のためラウンドとフラットの2種類を持って行く。コントロールルーム前室でセッティングしていると、アコーディオンをレコーディングしている音がかすかに聞こえてくる。なるほど、今回はイタリアモノだからラウンドで決定だ。

アコーディオンの録音を待ってブースに入る。イタリアンなサウンドが4タイプ。なかなかイイ曲ばかりでどれでもOKな感じだ。そうはいってもtassiは演奏で呼ばれたので余計なことは言うまい。それぞれメロディーを弾き、アコと一緒にイタリアンなサウンドを演出した。

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深夜SOUND CITYにて英語教材の劇伴録音。音楽は大谷幸氏。tassiはブズーキ、ウード、マンドリンでダビング作業。

なんで英語教材に民族楽器なんだろう….?どうやらその答えは教材に使われるCDにあるようだ。CDといっても音楽だけが収録されるのではなく、物語を俳優の肉声で語った音声も同時に含まれる。その物語の舞台が、ウードやブズーキのふるさとである中東と関係しているというわけだ。したがって他の楽器ではダメだということ。

マイクアレンジの都合上まずはマンドリンから録る。ラウンド、フラット両方持ってきたが、ここではフラットが登場。フラット・マンドリンといってもタコマ製なので、いわゆるGibson系とはひと味違ったサウンドである。今は主にライヴで使用しているが、マイクを立てたレコーディングでもなかなかいい味を出している。

次にブズーキだ。一番譜面が多いが、先に述べた理由で弾く場所は限られている。そして最後にウード。王様が困ったなあ、っていう感じで弾いて下さいという指示があった。きっとそういう内容のストーリーなんだろうなと想像して、ニュアンスを多めに弾いた。


SONY α7S / Carl Zeiss Vario-Tessar FE 4/24-70 ZA

fukasawaman409 at 00:10│Comments(0)work 

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