2017年12月13日

買っておいて良かった

7c6e8f51.jpg11月21日

夕方から原宿の制作会社にてCM録音。音楽は阿部渋一氏。tassiはBISERNICA(ビセニチア)、マンドリン、バラライカでダビング作業。

録音前日に制作会社スタッフから「ユーゴスラビアの音楽をやります。つきましては添付音源の楽器は何でしょうか?」というメールが届いた。ここでユーゴスラビアについて少しおさらいしておこう。

ユーゴスラビアは第二次大戦後、ソビエトを中心とする東側に属する社会主義国であった。しかし1991年に北部のスロベニアが独立を宣言。またそれに続くクロアチアやボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニア、コソボと、独立を巡る民族紛争の絶えない場所で、結局現在では解体している。旧ユーゴスラビアは多くの民族が入り交じった地域というのは分かってもらえたと思う。さて、参考音源がどのエリアの楽器で演奏されているのかは不明だ。

スタッフからのメールは旅先で受け取ったので、十分に調べることが出来なかった。録音当日自宅に戻りシビアに音源を聴いてみると、どうやらビセニチアらしい。そういえば2002年にクロアチアを旅した時に、首都ザグレブでこの楽器を買ってきたことを思い出した。楽器庫から取り出して参考音源に合わせて弾いてみると、かなり音色が似ている。念のためマンドリンとバラライカも車に積んでスタジオへと向かった。

まずはマンドリンでメロディを弾く。その後ビセニチアでユニゾン。最後にバラライカでリズムのコード弾き。それにしてもビセニチアは楽器が小さく、安定してホールドすることが難しい。楽器裏面を身体に密着するように構えると、安定はするが楽器の鳴りが損なわれる。かといって身体から離すと安定せず、とても弾けたモンじゃない。シンプルなメロディだったが、かなり苦労して何とか仕上げた。


SONY α7S / Cael Zeiss Vario-Tessar FE 4/24-70 ZA

fukasawaman409 at 00:05│Comments(0)work 

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