2011年10月16日
A12とフォクトの組み合わせイイですね

夜SOUND INNにて木9ドラマ「ランナウェイ」の劇伴録音。音楽は山下康介氏。tassiはアコギ、ガット、12弦、マンドリンで参加。
初めてお手合わせする作家やミュージシャン、先方もこちらも初めての存在なのでお互いに間合いを計りつつレコーディングに臨む。本日の山下氏もその例にもれず、譜面に書かれている情報やクセを読み取ることから始める。
いつもと違うブースでのセッティングのせいかちょっと寒い。というよりこの中途半端な時期だから仕方がないんだね。おまけに中近作業用のメガネをどこかに忘れてしまい、心理的にマズイ状態に陥る。写譜屋さんのキチンとした譜面だったから良かったようのものの、これが手書きのスコアコピーだったら細かいところが見えず、大変なことになっていただろうなとゾッとする。
ちょっと余裕ができたのでGXRにA12を装着し「VOIGTLANDER SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5」をセッティングする。さてR-D1sとどれだけ描写力が違うだろうか。たかだかスタジオで楽器を撮っているだけだから細かいことは分からない。しかしフォクトレンダーの奥行き感というかアナログ感は、それぞれ同じように再現されているみたいだ。
A12はフォーカスアシスト機能が付いている。標準より長いレンズにはとてもありがたい。しかし広角レンズとなると被写界深度が深いために、今ひとつその効果を実感できない。シビアにピントを合わせるなら、レンジファインダーの二重像合致式の方が安心感があることがわかった。
RICOH GXR / A12 / VOIGTLANDER SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5