2011年07月01日

気になる音

a36cbe56.jpg6月23日

午前中に西麻布の制作会社にてCM録音。音楽は桜井順氏。tassiはバラライカでダビング作業。

本日は先日録音したものの手直しバージョンである。一部だけを弾き直せばいいのだが、スタジオやマイクが違うので一通り弾き直すことになる。状況によっては一部分だけを弾き直す場合もあるが、やはりここは全て差し替えるのがオトナとして、いやミュージシャンとして誠意ある対応であろう。といってもCMなので30秒を弾けば良いだけの話である。

相当時間が空いて夜に恵比寿のABSスタジオにてCM録音。音楽は田中ユウスケ氏。tassiはマンドリン、アコギでダビング作業。

マンドリンがメインでストロークをサンプルに沿った形で弾き、その後アコギでさらにストロークを重ねる。オリジナルにない音の厚みを演出できたかな。

レコーディング・スタジオというのは非日常の場所で、普段我々が生活している環境とはかなり違っている。ちゃんとした録音物に仕上げるために、外部からの余計な音が完璧に遮断されているのだ。普通に生活していれば隣近所の生活音や外を走る車の音などが聞こえるが、そういった外部ノイズは一切遮断されている。無響室とまでは言わないがまあそれに近い環境である。

外部ノイズはもちろんのこと、我々人間の発する雑音も高性能のマイクはしっかり逃さない。ちょっとした椅子のギシッという音や時計の秒針の刻む音だって容赦ない。プレーヤーに至っては唇の開閉時に発する音だってしっかりと記録してくれる。気軽に息も出来ない状態なのだ。

こういう状態にいつもいるので、自分が出すノイズには常日頃から気にしている。リラックスするために咬むガムだって、本当は気を使って顎を動かさないといけない。クチャクチャとどこかのトラックに混入しているかもしれないのだ。マイクを通すといろいろな音が、非日常的にリアルに聞こえてくる。これはミュージシャンだけではなく、トークバックを通して聞こえてくるコンソールルームにいる人も実は同じなんだけれどね....


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

fukasawaman409 at 00:22│Comments(0)TrackBack(0)work 

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