2011年04月28日

マイクが一番

278f1b7c.jpg4月26日

昼からSOUND INNにてCM録音。音楽は明石隼汰氏。tassiはマンドリン、ウクレレでダビング作業。

本日はあらかじめ明石氏が弾いた演奏を、スタジオでtassiの演奏に差し替えるという作業だ。明石氏の演奏も何ら問題はないが、わざわざtassiを呼んで頂くとはアリガタイことである。全てが一人ダビングなので合計7回ほど重ね、それでもかなりハイピッチで録音は進み1時間ほどで終了。

その後NHKホールに移動し「歌謡コンサート」の収録。クミコさんのサポートだ。生放送ということもあって、サウンドチェック、カメラリハーサルと念入りな準備が行われる。本来ラインで収録という事だったが、映像の演出上足元にエフェクターなどは置きたくないということでマイク収録となる。もちろん音は絶対にマイクの方が良いに決まっている。

メインのマイクはDPA 4011、それに加えISOMAXをボディのピックガード付近にセットし、7:3の割合でミックス。音色の事を考えるのと同時に、どちらかにトラブルがあってもすぐに対応できるようにとのことだ。ミュージシャンもここまで考えてやっているんだから、原発はこの何倍ものフェイルセーフを考えるべきだろう。

テレビ収録のモニター環境を考えると、普通はラインとなってしまうことがほとんどだ。本日はモニタースピーカーを置かずヘッドフォンでモニターするので、マイクでも全く問題ない。唯一心配なのは、本番中に機材トラブルで音が全く聞こえなくなることだけである。カナル形のヘッドフォンを使うとほとんど耳栓状態なので、こういうトラブルが発生した時はとても怖い。

しかし本番はノントラブルで無事に終了した。演奏も本番が一番良かったと思う。帰宅後録画してあった映像を見て(聞いて)納得した。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

fukasawaman409 at 14:32│Comments(0)TrackBack(0)work 

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