2010年07月12日

驚愕のヘッドフォンサウンド

d750eac1.jpg7月8日

石川鷹彦氏のライヴリハーサルのため、世田谷のBS&Tスタジオまで。tassiはアコギ、ブズーキ、アイリッシュブズーキ、マンドリンで参加。

機材はいつもと同様のライヴ用セッティングだが、今回は新しい機材をいくつか追加した。まずモニター環境を改善するために、ヘッドフォン・アンプを手に入れた。コスモウェーブ社の「HAMP134DX」というものだ。大手メーカーではなくガレージメーカーのようなところが作っているのだろうか。シンプルなケースを見るとそんな印象を受ける。

ヘッドフォン・アンプは以前から何か良いものはないかと気にしていたが、ちょこっと探してみると結構な値段が気に入らずその度に諦めていた。ところが最近まじめに調べてみると、値段の幅が相当あることを発見した。20万円近くするモノから1万円を切るモノまで、どれを選んで良いのやら困ってしまう。

家でじっくりっとモニターするのならある程度投資してもいいが、所詮ライヴのモニター用である。失敗してもイイぐらいの値段なら、やはり1万円が上限かな。先日秋葉原で見つけ、さっそく家でチェックしてみた。

まずは愛聴盤のCDをいつものミキサー(YAMAHA O1V 96)のチャンネルに立ち上げ、ヘッドフォン端子から聴いてみる。いつもの感じで特に違和感ない。次にミキサーのバランスアウトから変換ケーブル(キャノンーピン)を使い「HAMP134DX」を介して聴く。

驚愕とはこういうことを言うのだろうか。まず音の濁りが全くない。ダイナミックレンジが広がり、楽器の定位や音色がはっきりして分離の良い音に変化した。虚空を見つめてあるいは目を閉じて、ジックリと吟味した上で変わったというレベルではなく、音が鳴った瞬間に明らかに違うというレベルの話である。カセットとDATの違いと言ってはオーバーだが、それほどの違いが感じられた。もしやミキサーの問題かと思い、CDプレーヤーのヘッドフォン・アウトからの音とも比較してみたが、結果は同じだった。

次にマイクを立て自分のギターの音をチェックする。やはり明らかに音が違う。低域から高域までバランス良く聞こえるではないか。今まで余計なEQをしていたことに気づき、こんな事ならもっと早く手に入れれば良かったと感じた。元々はライヴのモニター用として手に入れたが、これなら自宅の録音用にも十分使えるはずだ。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm


fukasawaman409 at 03:26│Comments(0)TrackBack(0)work | gears

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