2009年02月27日
パン棒

福岡イムズプラザB2にて手嶌葵ライヴ。
JR九州と九州電力によるイベントの一環で、まあ言ってみればストリートに近いミニ・ライヴだ。特設ステージから、最前列のお客さんまでは1メートル足らず。皆さん真剣な表情で聴き入ってくれた。
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動画を撮るのに三脚は欠かせない。最近では強力な手ぶれ補正のついたビデオカメラがあるが、やはり基本は三脚だろう。SONYの三脚は、リモコン付きパン棒が付属しているのがスバラシイ。電源のオンオフ、ズーム(SLOW切り替えがGOOD)、フレーム表示切り替え、静止画撮影機能など、撮影に必要な機能は一通りそろっている。また、その作業が片手で出来てしまうのだから、本当に便利である。
それに比べCANONの民生用ビデオカメラには、リモート端子すらついておらず、三脚を使っての本格的な撮影は、最初から考えられていないようだ。
確かに三脚を立てて撮影すれば、画も安定するし言うこと無いのだが、状況によってはそうもいかない。旅行中の車窓から外を撮ったりする時、構図の安定はともかく、せめてリモコンぐらいは使いたいが、ワイアレス・リモコンではズーム機能にSLOW切り替えはない。カメラ本体のズームレバーは小さくて、力の加減が難しいのでダメ。
そこで三脚についているパン棒を外すことを思いついた。ねじを緩めることで簡単に外れ、ごらんの通りだ。先の金属部分がちょっと邪魔だが、機能としては最高だ。アクセサリーとして別売されている、小型のリモートコマンダー「RM-AV2」を使えばよさそうだが、たぶん「SLOW切り替え」はないだろう。
しかし変な形をしたリモコンを操作してビデオを撮っていると、アブナイ人に思われるかもしれない。また飛行機には持ち込めそうもない。金属部分さえなければ完璧なんだがなあ。
とすれば一番安いリモコン三脚「VCT-50AV」を手に入れて、パン棒を外し金属部分をぶった切って使う、という手もあるがさすがにそれはやめておこう。
CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM