2008年01月17日
サウンドロゴ
1月16日
午後からABS 1stにてCM録音。tassiはアコギでダビング作業。「今日は短くてスイマセン」とナゼかプロデューサー氏の一言あり。で、本日はサウンドロゴのみで、10分ほどで終わってしまった。音楽は仁科亜弓氏。
サウンドロゴとは、CMの最後に流れるあの短いヤツだ。たかだか数秒足らずのモノだとバカにしてはいけない。商品名やメーカー名を印象づける大事な部分だけに、作曲家はアレコレ考え抜いて作ってきている。このサウンドロゴをめぐっては、著作権の有無を問う裁判も起こされていると聞くから、作曲家も真剣勝負なのだろう。
CMは今でこそ30秒そして15秒の2タイプが主流だが、昔は60、40、30、20秒などとタイプが多かった。長いのになると2分なんていうのもあったそうな。当然Pro Toolsなんてない時代、いやいや打ち込みもマルチすらもなく、2chあるいはモノラルの一発録音だったから、ミュージシャンもシッカリしていなければ務まらなかったはずだ。
さて先に述べたサウンドロゴだが、昔はこの部分だけを演奏するミュージシャンがいた、というハナシを聞いたことがある。つまり、CM本体を演奏するには、まだ経験が足りない駆け出しのミュージシャンの、足がかりとしての仕事ということだ。60秒は無理でも3秒ならダイジョーブだろう、というのがたぶんその理由だったのだろう。こうやってスタジオワークに慣れ、いつの日か晴れて一人前のミュージシャンへと巣立っていくワケだな。CMの録音が終わりベテランたちが「おつかれさん!」とスタジオを出るときに、サウンドロゴ専門の新人たちが「おはよーございます」と入ってくる姿が目に浮かぶなあ。
そうかプロデューサー氏の最初の一言は、そんな昔の経験があるからだったのか。それにしてもスペインもいいがイタリアもいいなあ....
EPSON GT-X900
午後からABS 1stにてCM録音。tassiはアコギでダビング作業。「今日は短くてスイマセン」とナゼかプロデューサー氏の一言あり。で、本日はサウンドロゴのみで、10分ほどで終わってしまった。音楽は仁科亜弓氏。
サウンドロゴとは、CMの最後に流れるあの短いヤツだ。たかだか数秒足らずのモノだとバカにしてはいけない。商品名やメーカー名を印象づける大事な部分だけに、作曲家はアレコレ考え抜いて作ってきている。このサウンドロゴをめぐっては、著作権の有無を問う裁判も起こされていると聞くから、作曲家も真剣勝負なのだろう。
CMは今でこそ30秒そして15秒の2タイプが主流だが、昔は60、40、30、20秒などとタイプが多かった。長いのになると2分なんていうのもあったそうな。当然Pro Toolsなんてない時代、いやいや打ち込みもマルチすらもなく、2chあるいはモノラルの一発録音だったから、ミュージシャンもシッカリしていなければ務まらなかったはずだ。
さて先に述べたサウンドロゴだが、昔はこの部分だけを演奏するミュージシャンがいた、というハナシを聞いたことがある。つまり、CM本体を演奏するには、まだ経験が足りない駆け出しのミュージシャンの、足がかりとしての仕事ということだ。60秒は無理でも3秒ならダイジョーブだろう、というのがたぶんその理由だったのだろう。こうやってスタジオワークに慣れ、いつの日か晴れて一人前のミュージシャンへと巣立っていくワケだな。CMの録音が終わりベテランたちが「おつかれさん!」とスタジオを出るときに、サウンドロゴ専門の新人たちが「おはよーございます」と入ってくる姿が目に浮かぶなあ。
そうかプロデューサー氏の最初の一言は、そんな昔の経験があるからだったのか。それにしてもスペインもいいがイタリアもいいなあ....
EPSON GT-X900