2007年12月19日

589そして896

0123b2b1.jpg12月18日

昼からどういうワケかサウンド・シティにてクインテットの劇伴録音。音楽は宮川彬良氏。tassiはウクレレとアコギで参加。目の回るようなブギが難関だった。

夕方からNHKにて紅白歌合戦の音楽録音。編曲は三宅一徳氏。tassiはアコギで参加だ。音色を揃えるために(何だろうね?)数本のマイクを立て、後作業で音色を追い込むらしい。ブログの写真のように立てました、とはエンジニアの鈴木氏の弁。ごっつあんです!

TVを注意深く見ていればよく分かることで、たぶん周知の事実だろうが、紅白の演奏部分はほとんどが(一部例外はある)事前に録音されたものである。だから映像で弾いている人の多くは「あてぶり」である。確実な音声確保や放送事故が起こらないような完璧な番組制作、たぶんそんなことを追求していくと、どうしても事前録音になってしまうのだろう。伴奏は全てオーケストラだけ、という昔ながらの紅白とは現在はスタイルも違っているのだ。時代と共に変わっていくということか。もちろんは唄だけはいつも生だ。

「今日の夜来てくれ!」という突然の連絡に、夜遅く作曲家の自宅で劇伴録音。音楽は河野伸氏。2008年1月から放送予定のドラマで、tassiはアコギで3曲ほど参加。宅録の極致的なシチュエーションでの作業は、自宅録音の原点を思い出す。それでもソコソコの音で録れてしまうのがなんともまあ....


RICOH Caplio GX 100



fukasawaman409 at 04:18│Comments(1)TrackBack(0)work 

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この記事へのコメント

1. Posted by 藤棚   2007年12月19日 19:11
本日の日記は、とても為に成りました。過去の番組放映で、込み入った演出で唄った歌手が、クチパク、なのが見えた経験があります。が、伴奏者の様子までは凝視しませんので…。〜白組出演歌手勢の平均年齢が高い、ですよね。つまり、女性歌手のほうに若手が多い、という事実。オトコの視聴者である私は嬉しいですが…。これって【性差別問題】に繋がるのでは?-NHKにクレームが来ないか、余計な心配してます。

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