2007年11月16日

MARTIN D-45VR

2f152b4b.jpg11月12日

夜サウンドインで大物男性演歌歌手のレコーディング。tassiはアコギで参加。編曲は若草恵氏。ポップス畑でも活躍しているリズム隊の演歌サウンドというのもなかなか興味深い。tassiはやはりGIBSON SJで繊細なアルペジオ。

マーティンと言えばやはり60年代後半までというのが一つの区切りであろう。ハカランダが使われていたのがその時期までだからだが、70年代以降もボテッとした印象の、インディアン・ローズウッド・サウンドもナカナカ捨てがたいものがある。決して切れ味の良いシャープなサウンドではないが、暖かく包み込むような、言うなれば「マーティン」という語感から感じられる柔らかいイメージのサウンドだ。サウンドに関してはそういう評価ができるが、楽器の造りの観点からみるとハッキリ言ってtassiの好みではない。

しかし90年代になってからはネックの仕込み角度が深くなったりと、微妙な点が変わってきていることが確認される。tassi的に言えば、ナカナカ使えるモノが増えてきたといったところだろうか。SANTA CRUZやCOLLINGSを筆頭に、マーティン以上にマーティンを意識して造られたギターが評判を呼び、本家としても「本気」にならざるを得ない事情があったのかもしれない。まあ勝手な推測だが....

98年のD-45VRもまだまだ熟成されていないが、この先が楽しみな楽器である。


EPSON R-D1s VOIGTLANDER NOKTON 35mm



fukasawaman409 at 00:47│Comments(1)TrackBack(0)work | gears

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この記事へのコメント

1. Posted by 藤棚   2007年11月16日 02:26
カーラ・ボノフの1stアルバムをリマスタリングしたCDを掛けて、即時この記事を開けた。聴きながら拝読なり。/

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