2007年10月08日

日中すれ違い

fc3cecb3.jpg9月28日

上海2日目。午前中から上海交響楽団との合わせリハーサル。簡単な自己紹介を済ませ、すぐにリハーサルに突入。日本アーティストの曲は服部克久氏が指揮することになる。これだけでも安心で何と心強いことか。クラシックの指揮者は、きっと慣れている人にとっては何てことないんだろうが、クラシックにあまり縁のないミュージシャンにとっては、かえって混乱することが多い。その点服部氏の指揮はタイヘン分かりやすいのだ。

平原綾香さんと谷村新司さんの曲は、テンポ確認や細かい打ち合わせをやりつつ、数回で無事終了。中国の歌手も何人か出演すると聞いていた。しかし肝心の譜面は出国前に届かず、また本日になってもまだ手元にない。一度も聞いたこともない中国の曲を、いきなり初見じゃどうなることことやら。ベテランのベースのくじら氏もどこか不安げな様子。そうこうしているうちにピアノ譜だけが届いた。真っ黒な譜面でコードネームはどこを見ても見あたらない。ギターはどうなっちゃうの...?

結局ギターとベースは参加しないことになる。ホッと一安心だ。しかしピアノがかわいそうだなあ。色々なやりとりの結果、中国のピアニストに弾いてもらうことで、日本チーム3人は最終的に見学ということになった。譜面さえ事前に来ていれば全曲参加することが出来、それこそ「日中友好」となったのだろうが、ちょっと残念だ。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


fukasawaman409 at 00:14│Comments(0)TrackBack(0)work 

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