2007年08月17日
打ち込みに絡む

午後からサウンドシティBstにて湯原昌幸氏のレコーディング2曲。編曲は佐藤準氏。tassiはアコギとマンドリンで参加だ。
佐藤氏とは世代も近いので(佐藤氏の方がちょっと上)、音楽的な打ち合わせの時もスムーズに事は運ぶ。J.D.サウザー風な感じでストロークね、なんて言われれば譜面に書かれていなくてもすぐに反応できる。変にリズムパターンが書かれているより音楽的だ。しかしこれも同じ言語を共有することが前提なので、そうでない場合はやはり譜面が伝達手段として重要であることは言うまでもない。
本日は打ち込みのアコギに絡むようにアルペジオをプレイ。という笑点のお題のような演奏内容だったので、これは木久蔵風ではマズイと判断して、ちょっと地味ながら圓窓風に打ち込みも成立するように心がけて演奏した。もう1曲ではGIBSON SJと夢弦堂スペシャルの2本で、同じストロークをダブルで演奏。同じ楽器で2回重ねるよりも、音色に幅が出てヨイ。
夜は西麻布の制作会社にて、WEB CMの音楽録音。最近WEB専用のCMの録音に参加することが多い。15秒や30秒といった、既成の枠にとらわれない長さのものまである。本日は約8分というかなり長尺のレコーディングだった。音楽は三井誠氏。
ベーシックはピアノの紺野氏とtassiのガットという二人だけの世界。真っ白なキャンバスに絵の具を塗るようにして演奏する。どこでどうなるかの決めごとはなく、自由に描き上げたものがよければそれでヨシ。そんなセッションだった。3テイクほどでそれぞれの筆致が微妙に絡み合い、イイ感じに録れた。
フワフワとした乗り心地と独特のハンドリング、いつかはそんな高級フランス車に乗ってみたいなあ...と独り言。
OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm
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この記事へのコメント
1. Posted by tassi 2007年09月05日 01:45
最高級なフランス車とは、コレです
http://www.citroen.co.jp/products/c6/special/
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