2007年03月13日

NEUMANN M582/M62

63d15f1b.jpg3月12日

やっとマイクが届いた。Neumann M582という日本ではほとんど見かけないチューブマイクだ。それにカーディオイド(単一指向性)のM62というヘッドの組み合わせ。思ったより大きかったなあ。同じくNeumann KM184(手前)と比べてみれば、そのサイズの違いがよく分かるだろう。

さて、音はどうだろう。HAにGRACE DESIGN MODEL201を使ってKM184との比較だ、というか我が家には2chのものはそれしかないのだが。ほとんど同じポジションからアコギを狙ってみるが、レベル(音量)はほぼ一緒。しかし音質はずいぶん違う。M582はスッキリシャッキリのプレゼンスが効いたサウンドで、かなり音が前に出てくる感じだ。聴きようによっては低域が足りない感じもするが、ボディーサイズの大きいアコギ(特にマーティンのDタイプ)には、かえってこの方が何もしなくてイイかもしれない。かなりONでも低域はうるさくない。

それに対してKM184はボケボケの音で(比較すればのハナシだが)、えっこのマイクそんな音だったっけ、っていう印象が強かった。低域をよく拾っているという言い方も出来るが、M582と同じポジションではそこをカットしなければならないだろう。尤も逆もまた然りなので、マイクによってポジションを選ばなければならない、ということを今回改めて認識した次第である。

まだヘッドフォンでモニターしている段階で、録音までに至っていない。色々とエラソーな事を書いているが、実はシロウトの勝手な思いこみもあるので、今度スタジオに持ち出してプロのエンジニアの意見を聞いてみたいところだ。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


fukasawaman409 at 01:13│Comments(0)TrackBack(0)gears 

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