2007年02月17日

マニアックなカポ

94902218.jpg2月15日

午後から麹町サウンドインAstでレコーディング2曲。アレンジは宮崎慎二氏。本日は「日本の流行歌 150選」というシリーズの録音。

tassiはガットと、またまたバンジョーだ。今日のバンジョーは弾く部分が少なく、ナンだか悪い感じだが、たまにはこういう事があってもイイよね。ガットの方は延々と繊細なアルペジオでストリングスや木管を支える形。途中転調があったりで山あり谷ありだったが、ちょこっと直して無事終了だ。

さて、久しぶりにカポのお話。
どんなカポでもネック裏側には、ネジやレバーなどの突起物がでているのが普通だ。裏に突起のないカポを探すが、数えるほどしかない。ゴムのカポ(エラスティックとか言うらしい)でも、ゴムの厚さ分だけ出っ張るので、この部分を全く平らにするワケにはいかないようだ。またフラメンコ用の原始的なカポは、確かナイロン弦をグルっと巻いて止める形なので理想的ではあるが、ネック裏側に弦の細い痕が残ってしまったり、木ペグをしっかり締めたつもりがゆるんでしまったりと、心配なことが多いのが残念である。

さて、何で裏の出っ張りのことをそれほど気にしなきゃならんのかというと、コードフォームによっては裏がスッキリしていると、とても押さえやすいからなのだ。たとえば「F69」というコード、カポなしの時は問題ないが、カポをつけて同じフォームを押さえようとすると、かなり裏の出っ張りが邪魔になることがよく分かる。他にも親指で6弦を押さえるフォームの時は相当邪魔になる。弾きにくければ他のポジションがあるじゃないか、と言われそうだが前後の脈絡上どうしても、このフォームじゃなきゃならないこともあるのだ。

以前に「STERNER ECCENTRIC CAPO」というのを紹介したが、これは指板にアールの付いたアコギ用で、フラット指板のガットギターには使えない。そんな時に貴重なカポ職人を発見した。「The Sterner Capo Museum」でも紹介されていたが、日本の小山さんという方だ。tassiは彼にガットギター用とアールのきついポルトガルギター用の2種類をオーダーした。出来上がったモノは、楽器のアールにピッタリで音もしっかりしていて、なかなかヨイ。裏の出っ張りもナイとは言えないが、ゴムカポと同程度の厚みなので問題ない。日本にもこんなマニアックな人がいたとは驚きだ。


T.K. Crafts and KILALA
http://www014.upp.so-net.ne.jp/kilalaTKcrafts/

fukasawaman409 at 00:24│Comments(0)TrackBack(0)work | gears

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