2007年02月13日
AKG C12A

昼から新富町のONKIO HAUS 1stにてレコーディング2曲。Yuccaさんというアーティストで、「千の風になって」という曲をバージョン違いで録る。編曲は蒲池愛氏。
tassiはよく知らなかったが「千の風になって」は、色々な人がカバーしているらしい。独特の作風で知られる蒲池氏は、いつもtassiをビシビシと鍛えてくださるのだが、今回は歌モノとあってか、わりとスンナリとアルペジオ、あるいはストロークというパターンであった。
夜は六本木のど真ん中にあるサンライズJstにて、日テレ系春から始まるアニメの劇伴録音。音楽は宅見将典氏。ホイッスルの高桑氏が終わるのを待ってtassi の出番。マンドリン、ブズーキ、そして最後にカンテレまで登場だ。エンジニアの杉山勇司氏は、tassiの民族楽器にレアなAKG C12Aを使って録るようだ。tassiの持っている414とはやっぱり音が違う。若干ノイズが気になるが、ガッツがあってとってもナイスな音だった。
このJstはその昔ワーナー・パイオニアのスタジオとして稼働していた。ところが何年か前に、同じビルの4階で営業していたサンライズスタジオが、買い取ったと聞いている。ここのビル自体も古いが、このスタジオも当時のままで、そうとうビンテージだ。コントロールルームは多少手が入れられているが、スタジオのブース・ドアの上にある「録音中」という赤い警告灯がその当時のままで、懐かしいやらおかしいやら。今時この警告灯を設置してあるスタジオには、あまりお目にかかったことがない。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
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この記事へのコメント
1. Posted by ishi 2007年02月19日 14:20
おお!懐かしの六本木冨士ビルですね。WPの営業所もあったので'82年頃によく通いました。その場所にTassiさんが行かれているとは、嬉しいご縁ですねぇ〜