2006年10月20日
異邦人

ここ数日自宅録音の作業環境整備で忙殺された。なにせG4から一気にインテルMACに移行なので、ソフト関連のインストールやなんやかんやで非生産的な日常。ようやく昨日夜半から録音開始。18世紀?それとも19世紀だったか記憶がないが、そういう古いギターで録音をするという趣旨なので、ちょっと手になじみのない楽器で数曲録る。なかなかピッチが安定せずちょっと四苦八苦。曲もクラシック曲なのでさらに八苦十六苦。終わったら朝だった。
今日は久しぶりに外のスタジオでのレコーディング1曲。夕方から渋谷の文化村スタジオまで。アレンジは久米大作氏。奥様は久保田早紀さん。そうあの「異邦人」を唄った人である。で、今日の曲も実は「異邦人」。でもアーティストは「久嶋みさち」さんという方。元々民謡を歌ってきた方なので、唄はバッチリでとても気持ちがヨイ。
イントロが印象的な曲というのは色々あるが、この「異邦人」もその例に漏れずかなり印象的だった。他にも谷村新司の「昴」もそうかもしれない。イントロ当てクイズだったら全員正解だろうと思えるほどすぐわかる。ちなみに「異邦人」の編曲は萩田光雄氏、「昴」は服部克久氏だ。
何かの本で読んだかテレビで見たかなので、もしかしたら記憶違いかもしれないが、「異邦人」のオリジナルアレンジのイメージはトルコの軍楽隊だという。なるほど、イントロはそんな感じだね。途中イタリア風だったりとかなり異国情緒豊かで、まさに「異邦人」といったアレンジで、当時はとてもショッキングだった記憶がある。
さて今日のアレンジはどうかというと、発売前なので詳細は書けないが、tassiはまずガットギターでリズムトラック、そしてポルトガルギターとブズーキでフレーズトラックを、となっているのでやはりエスニックな匂いプンプンかもしれない。まあ、このあたりは12月のリリースを待って、どうぞ聴いて下さい。
vodafone 903SH
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この記事へのコメント
1. Posted by 笛のおっちゃん 2006年10月22日 13:02
異邦人、チョー懐かしいっす、あのオリジナル版には、わたしのケーナが入ってたりします。
断片的ですが、はっきり聞こえますよ〜。
あ、話は違いますが、昨日、本多劇場に行って、和田薫さん音楽の「ブンナよ木からおりてこい」を見てきました。
タッシーさんのサウンドも、ばっちりでした。
断片的ですが、はっきり聞こえますよ〜。
あ、話は違いますが、昨日、本多劇場に行って、和田薫さん音楽の「ブンナよ木からおりてこい」を見てきました。
タッシーさんのサウンドも、ばっちりでした。
2. Posted by tassi 2006年10月22日 14:30
ややっ、これは笛のおっちゃん登場ですね!
オリジナル版からということですが、さすが芸歴が長いですね。
今度機会があれば聴いてみたいです。
オリジナル版からということですが、さすが芸歴が長いですね。
今度機会があれば聴いてみたいです。