2006年09月27日
14才の母

午後から市ヶ谷のサウンドバレイAstまでアニメ「ちょこっとシスター」の劇伴録り。作曲は西田マサラ氏。
このプログラムは確か4月に一度録音した記憶があるが、たぶん追加録音だろう。Mナンバーを見ると何と70いくつもあるではないか。この数を見ると作曲家はタイヘンだなあ、とつくづく感じる。今回はアコギ、ガット、ウクレレで参加だ。
曲数はそんなに多くはなかったが、諸事情により次第に終了予定時刻を過ぎていく。今日はクッションが1時間しかないので、次のスタジオの事が気に掛かる。といっても曲の途中で放り出して帰るワケにいかないので、最後の曲をナントカ仕上げて代々木にあるワンダーステーションへと向かう。
今日は日曜とあってか道が空いていたので10分ほどで到着し、なんとか5分遅刻でカンベンしてもらった。ホルンの藤田乙比古氏とヴァイオリンの中井一朗氏はウォーミングアップも済んで既に臨戦態勢、tassiまずはマンドリンで参加だ。1曲目は着いたばっかりでとにかく余裕がなかったので、ナントカ譜面に忠実に演奏する。本番を迎える頃にはちょっとしたニュアンスをつけながら、音楽的に仕上げてゆく。同じような形でもう1曲録り、最後の曲は作曲家の高見優氏のガットギターに、tassiのマンドリンというシンプルな構成。
今日はいつも以上にイイ音がするなあとエンジニアの岡部潔氏に言うと、HAに自前で買ったMillenniaを使っているんですよとのこと。なるほどね、Neumann U67とMillenniaのHAかあ。Gibson F-2の暖かさが生音以上によく録れている。しかし同じ機材があれば誰でも同じ音で録れるというワケではなく、そこはエンジニアの腕によるところが大きいのだろうとは思うが。仕事そっちのけてず〜〜っと弾いていたかったなあ。
今日の劇伴は日本テレビ系で10月から放送の「14才の母」だ。
http://www.ntv.co.jp/14/
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
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1. Posted by 14才の母 2006年09月30日 08:41
