2006年09月15日

憧れの祐天寺浩美氏

c6f23531.jpg9月12日

夕方から代々木にあるワンダーステションまでCM録音。音楽は祐天寺浩美氏。
tassiは初めての作曲家や編曲家と仕事する時は、一応念のためネットで検索かけてみたりして、どんな方かどんな作風かを事前にかる〜く調べる事がある。調べ尽くすあまり、先入観ばかりで接してももよろしくないが、まあ便利な時代になったもんだ。

祐天寺、ゆ〜てんじ....はてな、聞いた事がある名前だなあ。同じ名字はそうはいないしなあ。ををっそうだ!サンレコの「お部屋一刀両断」の人だ。と気づくまでにそう時間はかからなかった。祐天寺さんの本職が突撃ライターじゃないとワカッタのは、ネットで調べてイロイロと作品やら参加ライブがたくさんヒットしたからだ。ああよかった、初めてお会いして「作曲もするんですね」なんて失礼な事を言わなくて.....ココで書いてるから言ったも同然か、スミマセン祐天寺さん。

「本日のスタジオ一刀両断」
ようやく涼しくなって皆様は夏バテ回復したでしょうか?というわけで今回の犠牲者祐天寺さんは、キャップが似合うロン毛の作曲家。でも両手に包帯、確か右手はギブスで固定されていたようで痛々しいお姿。ミュージシャンが腕怪我しちゃダメでしょうねえ。バイクで転んだか、野球でヘッドスライディングか、きっとお姿に似合わずアウトドア系なんでしょうか。それとも格闘系?「怪我したんで譜面左手で書いちゃいました」なんて軽く言われたもんだから、それじゃわたしも左手で弾きましょうね、なんてくだらない冗談言いながら和やかに作業がスタート。

今日は某保険会社のCMで、tassiは唄の伴奏をガットギターとマンドリンでやるという段取り。左手で書かれた譜面は思いの外分かり易くコードのみ(笑)。大丈夫ですこのくらいの文字ならもっと汚い人いますよ、なんて心で呟きながら三拍子をガットでせっせと刻み、次に白玉風フィル(ギョーカイでは全音符を白玉といふ)を重ね、更にマンドリンでアルペジオを2種類ダビング。ナカナカほのぼのとしたイイ感じで、クライアント・チェ〜〜ック。

コントロールルームでは関係者交えてイロイロとやっております。楽器構成のバージョン違いやなんやらで、しばし待ち時間ですね。これが映像が絡むCMの現場なのです。待つ事数十分無事にOKが出てtassiは無罪放免となりました。

早くワタシの家もお部屋一刀両断してくださいよ、と祐天寺さんに頼むとプロはダメですとピシャリ。じゃあ廃業してアマチュアになったらきっと来てくださいね。そんな固い約束を一方的に交わされて迷惑そうな祐天寺さんは、なんと現在tassiと同じ町内にお住まいだとか。いつも自転車で駒沢公園辺りを流しているようです。


EPSON R-D1s VOIGTLANDER ULTRA WIDE-HELIAR 12mm

fukasawaman409 at 03:42│Comments(0)TrackBack(0)work 

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