2006年09月14日

カポを甘く見るな 4

c6f38f02.jpgどんなスタイルであろうと、その機構上カポは指板を押さえるために、ネックを締めつけなければならない。そのためネックの裏側にはいつも何らかの突起物が、たとえばレバーやネジなどなど出ている状態が普通だ。押さえるコードによってはこれらの突起物が邪魔して、押さえづらいことがしばしばある。それを解消してくれたのが「STERNER ECCENTRIC CAPO」だ。「The Sterner Capo Museum」というマニアックなサイトがあるのだが、そこで扱っているのがこのカポ。

何とスウェーデン製で、一見するととてもカポとは思えず、なにか特殊な文房具のようにも思える。写真を見ると分かるように、ネックに当たる部分は薄い金属(傷が付かないようにコーティングされている)なので、ネック裏に障害物はなくスムーズな手の動きが可能になる。ルビー色のネジを締めつけていくことで、しっかりと弦を押さえつける機構になっている。また、ここを横に動かすとワンタッチで外す事も出来る。とてもよく考えられているデザインだが、間違ってルビーのネジに強く触れてしまい、カポが外れてしまわないかというシンパイが残るのがザンネンだ。まあ普通に使っている分には外れる事はまずないが、万が一ということもあるからね。

たぶん出る事はないが大晦日の「紅白歌合戦」やら、民放の生放送の音楽番組。こういう状況の時は音楽以外の要素も当然「生」で進行しているので、色々な事故が起こりやすい。そういえば昔良く出ていた「夜のヒットスタジオ」あの現場はほんとにタイヘンだった。短いCM放送中に場面転換やバンド交代などがあるので、あちこちでスタッフの罵声が飛び交い、色々な人が走り回っていたことをよく覚えている。エレキのシールドが抜けたか、だれかがアンプの電源コードに足をひっかかったか知らないが、音が出ないなんてことも珍しくなかった。テレビに映らない裏側はまさに戦争さながら。そんな中でこの「スターナー・カポ」を積極的に使う気にはなれない。狭いスタジオの中で行き交う人がこの美しい「ルビー」に触れないとは言い切れないからね。音が出ないのも悲劇だが、カポが外れて弾けないなんていうのもマヌケでカッコ悪い。人前で使ってみたくなる魅力的なデザインだが、tassiはプライベートでの使用にとどめようと判断した。

「The Sterner Capo Museum」
http://web.telia.com/~u86505074/capomuseum/


EPSON GT-X900


fukasawaman409 at 01:30│Comments(0)TrackBack(0)gears 

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