2006年06月03日
オートハープに四苦八苦

オートって言うくらいだから簡単に音が出ます。
コードネームの書いてあるバーを押してジャランと弾くと
ちゃんとコードが出るって言うオートな楽器。
ところが楽器に付いてくるバーは「C」「F」「G」「Am」
といった簡単なコードだけ。
だから「m7b5」「dim」「aug」「#5#9」なんていうバーは存在しない。
でもオプションパーツで売っているバーを使えば可能。
そのバーは全面にフェルトが貼ってある。
自分の出したい音のところを切り欠いて様々なコードを作るという仕組みだ。
しこたま買い込んだのが数年前、全てのキーで思いつく限りのコードを作ろう
そう思ったのだが本数が多すぎてすぐにめげた。
どうせ数年に1回しか登場しない楽器だし、まあいいかとタカをくくっていたが
先日登場する機会に見事に「恵まれた」、そして困った。
もちろん通しての演奏は不可能だから、チューニングを変えつつ何回かに分けたのは言うまでもない。
ああ、早くやっておけば良かったな.....
宿題を忘れて先生に「答えは?」と指された気分だ。
「センセイ、そこはダビングでお願いします...」小学生でなくて良かった。
その反省からようやく重い腰を上げる。