2014年11月

2014年11月20日

バラライカオーケストラ

db3c5def.jpg10月14日

午後から六本木の制作会社にてCM録音。音楽は川嶋可能氏。tassiはバラライカ、マンドリン、マンドラでダビング作業。

参考音源を聞かせて頂くとバラライカオーケストラのようなサウンド。つまりtassi一人で何人分いや何十人分かのパートを弾かなければならない。そう、本日は大ダビング大会なのである。

譜面はメロディーのみだったがそれをふくらませて人数感を出す。ハーモニーをつけたりオクターブ下を加えたりしながら徐々に人数が増えていく。あまりオンで録るとリアル過ぎるので、なるべくオフ目のマイクアレンジを、エンジニア広瀬氏にお願いする。ついでにリボンマイクもイイかもねと伝えると、アイワのビンテージのマイクをセットしてくれた。

出来上がりを聞いてみると寒々しいロシアの感じが出ていて大成功!


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm

fukasawaman409 at 08:41|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)work 

2014年11月10日

むかしばなし

8c13ea9c.jpg10月9日

午後NHKにてオーディオドラマ「あたたかい水のでるところ」の劇判録音。音楽は川田瑠夏氏。tassiはアコギ、ガット、エレキシタールでダビング作業。

NHK501スタジオは機材も古く2ch同録しか対応していないというイメージがあった。なのでこの話があった時は、こりゃあたいへんだぁ、心して掛からなければと緊張したものだ。ところが現在ではPro Toolsにもしっかり対応している。スタジオ内は30年も昔と変わらず古式騒然としているが、機材は最新なのである。

40代以上のミュージシャンにとって501といえば、NHKかN朝のどちらかのスタジオを指すのは常識だった。だから仕事を受けた時、501と聞いたらどちらか間違えないようにすることが大切だった。ちなみにN朝とは正確には朝日サウンドスタジオのこと。六本木の再開発に伴い閉鎖され現在はない。なぜNかといえばテレビ朝日の英語略称NETの頭文字を取ったのだろう。朝日サウンドスタジオはテレビ朝日(NET)の関連会社だったのでN朝の略称(愛称?)でこう呼ばれた。

昔はメールなど無い時代、電話口でNHKと伝えられたかN朝と言われたかを後で思い出すとどちらだったか…と思うことが多々あった。きっと間違ってあっちのスタジオに行ってしまったミュージシャンもいたんだろうなあ。古いミュージシャンならみな懐かしいと思うに違いない。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95


fukasawaman409 at 19:23|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)work 

2014年11月02日

黒服物語

9b7869d2.jpg10月7日

夕方MITにてドラマ「黒服物語」の劇判録音。音楽は仲西匡氏。tassiはアコギ、ガットで参加。

本日はギタリスト伊丹氏と二人でのダビング作業だ。久しぶりの再会に世間話などをしながら和気藹々と、お互いの音を確認し合いながらレコーディングは順調に進んだ。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

fukasawaman409 at 13:38|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)work