2014年10月

2014年10月16日

本日も録音芸術

3052ebe5.jpg10月6日

午後VICTORにて劇判録音。音楽は甲田雅人氏。tassiはアコギ、ブズーキ、ウクレレ、カンテレでダビング作業。

スタジオに到着し譜面台を見ると、コンピューターで打ち出された黒〜〜い譜面が並んでいる。ううむ、今日はかなり手強そうだぞ。

まずは竿モノつまりギター類から先に録っていく。ブズーキもアイリッシュ、ギリシャと使い分ける。ヨーロッパのテイストが出せただろうか。ウクレレを最後にカンテレへと移る。

カンテレ曲は結構テンポが速い。最初から最後まで弾き通すのは無理と考え、同じパターンの音符をまとめて録る作戦にした。キーが変わるところもその都度チューニングを変え録っていく。少し時間は掛かったがナントカ無事に録り終えた。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95


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2014年10月09日

リアレンジ

b9b606ae.jpg9月18日

午後SOUND CITYにてレコーディング2曲。編曲は萩田光雄氏。tassiはアコギ、12弦で参加。

本日はフォークの名曲のカバー・レコーディングである。聞きなじんだイントロやサウンドを現代にリアレンジするというのは、きっと大変な苦労があるのだろう。同じになってはいけないし、またオリジナルよりもよく仕上げなければならない。この辺りが編曲家の苦労でもあるし腕の見せ所でもある。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年10月07日

王道システム

59838c06.jpg9月9日

さだまさし「第二楽章」ツアーのリハーサルで越谷まで。

機材はいつものセット。YAMAHA O1V96を旗艦にアコギはGIBSON HANK WILLIAMS Jr.、夢弦堂スペシャル、ガットにANTONIO LOPEZ PROFESSIONAL、そして昔懐かしいSOFIAの12弦だ。ガットと12弦はmisiのピックアップシステムを採用。電池交換がタイヘンなギターは充電式が一番だ。

曲によってそれぞれEQやバランスを微妙に調整する。1曲の中で指のアルペジオからフラットピックへ持ち替えてストロークする、なんてシーンで同じセッティングではバランスが悪くなる。そういう時にデジタルミキサーというのは大変便利だ。今時midiなんて使わないらしいが、足下のマルチエフェクターをコントロールチェンジのボード専用として使い、デジタルミキサーを制御しているのだ。20年以上もこのシステムだ。他に何かイイものはあるのだろうか知らないが、今はコレが一番だと思っている。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm

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2014年10月06日

リュート・ジョーク

b5136141.jpg9月7日

さだまさし伊勢神宮奉納コンサート本番二日目を終え東京に戻った後、笹塚の制作会社にてレコーディング1曲。音楽は喜多智弘氏。tassiは12弦、リュートでダビング作業。

スタジオに到着しまずはリュートのチューニングを念入りにする。リュートはチューニングが狂いやすいのでかなり気を遣う。今でこそチューニングメーターが当たり前のようにある時代なのでそれほど苦労しない。しかし昔は音叉程度のモノしかなく、弦もガット(羊腸)だったからチューニングに苦労したことだろう。

いつもチューニングに時間を割いているリュート弾きの笑えないジョークがあるので紹介したい。

・リュート奏者は人生の大半をチューニングに費やしている
・一度も曲を弾いたことのないリュート奏者がいる。

リュートもそうだが12弦ギターもチューニングに苦労する。さてチューニングを終え譜面を見ると結構黒い。旅帰りで疲れてはいるが気合いを入れてもうひとがんばり。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm


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2014年10月05日

ミニマムセット

8d5765c7.jpg9月6日

さだまさし伊勢神宮奉納コンサート本番初日。

本ツアーではないので今回サポートはピアニストと二人だけ。小編成なのでtassiの機材は至ってシンプル。アコギ用にtc.electronic G・NATURAL、マンドリン用にZOOM A2.1uを用意する。

楽器の本数が多い大規模なツアーでも使おうとおもえば何とかなりそうだが、やはりデジタルミキサーの方が使い勝手はよい。また自分でセッティングするには、このくらいの規模でないとダメだ。いつもながら楽器担当のスタッフに頭が下がる思いだ。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm


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