2014年06月

2014年06月29日

追加録音?

30f3ad3b.jpg6月23日

昼からMITにて劇判録音。音楽は仲西匡氏。tassiはアコギ、ガットでダビング作業。

本日もギターバージョンを2曲のみ録音する。なかなか予算的に厳しい折、2曲だけでも呼んで頂けるのはありがたいことである。短時間だったけど丁寧に仕上げて無事終了だ。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年06月25日

千秋楽

0f99f704.jpg6月21日

さだまさしアコースティックツアーで北九州ソレイユホールまで。

本日は春のアコースティックツアー最終日である。といってもたった3本だったけれど。約一ヶ月ぶりの本番なので記憶があやふやで、まるで初日のように緊張する。

初日のようで千秋楽の今日も、奈良の和菓子店「樫舎」の喜多さんは小倉まで来てくれている。本日は新茶のお薄と共に枇杷(ビワ)を模したお菓子でおもてなし。

飲んべえのtassiは甘いものは苦手だが、喜多さんの作る和菓子ならOK。秋のツアーまでしばらくお会いできないのが寂しい。


iPhone 4s


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2014年06月23日

しばしのお別れ

777e1039.jpg6月18日 

午後SOUND INNにてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。tassiはチャランゴで参加。

フォルクローレ風サウンドなので、tassiがチャランゴで呼ばれたのだった。とはいえそこは歌謡曲、レキント・ギターが入ったりでいわゆる「中南米混在型サウンド」といったところだろうか。

夜遅くNHKにて劇判録音。音楽は服部隆之氏。tassiはガットギターでダビング作業。

最近劇判録音というと曲数が少なく、たいていギターバージョンを数曲録ることが多い。本日もその例に漏れず2曲のみ。ただし一人ダビングのギターだけという曲もあるので、気を遣いながら丁寧に仕上げた。

長年通ったこのスタジオが今日でクローズになる。つまり今日が506スタジオ最後の録音となったのだ。スタジオ内をリニューアルするので、しばらくは工事のために使えないのだ。完成後の口開けレコーディングがあったら参加したいものだ。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm

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2014年06月19日

ポジション選び

4f3f155a.jpg6月17日

夕方NHKにてFMシアターの劇判録音。音楽は谷川賢作氏。tassiはアコギ、12弦、マンドセロで参加。

レコーディング当日谷川氏から連絡があり、ホームページの音が気に入ったのでマンドセロを持ってくるようにとのことだった。

5度チューニングでアルペジオをキレイに弾く場合少し頭を使う。開放を使うポジションを考えたり、カポをうまく使うなりして、ノイズを押さえ且つ音がぶつ切りにならないような発想が必要だ。

特にマンドセロのような大きい楽器になると、フレット間隔も広く運指にかなり気をつかう。本日はかなりうまくいったのではないかな。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm

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2014年06月18日

バリトンがボツる

88588007.jpg6月14日

昼からSOUN INNにてドラマの劇判録音。音楽は荻野清子氏。tassiはアコギ、ガット、マンドリンで参加。

スタジオに入るとミュージシャンはtassi一人だけ。ギターだけのバージョンをクリックに合わせ一人黙々と演奏する。後にオケが入る曲も全体像が分からずにひたすら譜面を追う。4時間ほど集中してレコーディングした後しばしの休憩。再開後はストリングスの皆さんとの共演だ。やっぱり合奏はいいね。

今回音域のことなどを考慮してバリトンギターをデビューさせた。しかし音域が低すぎてボツになる。ギター単体ならばその効果は絶大だが、オケが入り全体が充実してくると、バリトンの低域が邪魔になることが予想されたからだ。次回機会があったらまたチャレンジしたい。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95


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2014年06月17日

サラウンド

71004f10.jpg6月13日

作曲家大森俊之氏のライヴのためsonoriumまで。

過去2回のリハーサルで果たしてサラウンド効果を生かしたライヴが成功するか楽しみである。とはいえtassiはモニター環境重視のためにイアモニを使用するので、演奏中はサラウンド効果を感じることはできない。

コンサート終了後関係者に訊いたところ、一番サラウンドを楽しめたのは2階席だったようだ。やはり楽器の直接音の存在が大きいので、座る位置によってその効果の違いが生じてくるらしい。大森氏によるとまた次回も企画しているという話なので、今回の課題点をクリアの上よりクオリティーの高いライヴに期待したい。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年06月16日

サスペンスにはブズーキ

26da4e9b.jpg6月12日

朝早くワンミュージックスタジオにてドラマの劇判録音。音楽は得田真裕氏。tassiはマンドリン、ブズーキでダビング作業。

基本的にマンドリンはGIBSON F2を使用する。サスペンス風な曲調はブズーキの癖のある音で色をつけた。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年06月12日

余計な心配

fc3377a6.jpg6月10日

ロシアがウクライナ南部に位置するクリミアを併合したのは今年の春だったか。その後ウクライナ東部での親ロシア派とウクライナ軍との戦闘はまだ収まる気配がない。

10年ほど前tassiは中欧(旧東ヨーロッパ)を旅した。チェコを起点にブルガリアまで鉄道で下るのんびりとした旅である。実はブルガリアの次にウクライナまで足を延ばそうかどうか考えていた。しかし結果的にトルコに決めてしまった。まだ平和だったあのときに行っておけばなあと少し後悔している。

一昨年バルト三国を中心に北欧を旅した。一番印象に残っているのはエストニアだ。首都タリンの古き佳きヨーロッパのたたずまいが今でも忘れられない。また、東部のにあるタルトゥも大学のある静かな街である。ここはエストニアの東部にあるせいか、ロシア系住民が多いと聞く。もちろんそれだけのことで軽々なことは言えないが、クリミアやウクライナ東部のようなことにならなければいいがと心配している。


OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm


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2014年06月11日

空間のための旋律

bfa9ad64.jpg6月2日

作曲家大森俊之氏のライヴのリハーサルのため午後から永福町のsonoriumまで。

今回のライヴは通常のものとは一風変わっていて、サラウンド環境で聞けるということだ。ライヴ会場は結構響きが美しく魅力的だ。小編成で響きを生かしたサウンドの場合かなり期待できるが、なにせアコギは音量が小さいので他の楽器とのバランスが取れるかが課題となる。

当初すべてマイクで拾うということにチャレンジしたが、モニターを考えると現実的ではないということが判明した。ということで全てをピックアップ付きの楽器に変更した。


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2014年06月09日

フィンガーノイズ

a230010a.jpg5月31日

昼からSOUND INNにて映画の劇伴録音。音楽は佐藤直紀氏。tassiはアコギでダビング作業。

tassiがまだ若い頃レコーディングしていてよく注意されたことがある。それは指と弦との摩擦で起こるフィンガーノイズだ。主にコードワークの時によく起こることで、ローポジションからハイポジションあるいはその逆の「縦の移動」の時に起こることが多い。

弦の上に指を触れたままポジション移動すれば、いやでもノイズが発生する。普段何気なく弾いている時は気にならないが、いざマイクを立てて録音してみると、意外とそのノイズの大きさに気づくはずだ。録音物という「製品」にするにはこのノイズが一番の大敵であり、乗り越えなければならない壁なのである。

その壁をどう克服したか。tassiの場合、前後の関係を考えた柔軟なコードフォームの選択。またなるべくノイズを発生させないようなアルペジオの音型や、それに伴うスムーズなポジション移動など。多くの経験の積み重ねによって録音に耐えうる演奏になったのだと思う。

現在ではコーティング弦という便利なものがあり、それほど神経質にならずともノイズが発生しにくくなった。弦の長持ちを謳ったものが多く、それに伴いノイズの軽減といった恩恵も受けられるようになったわけだ。それでも無神経なプレイはNGである。

譜面台に目をやるとアルペジオからメロディまで全て書き譜の譜面が並んでいる。時計を見るとまだかなり時間があるので、新しく張った弦だったが全てコーティング弦に張り替えた。音色は今ひとつだったが背に腹は替えられない。マーティンのコーティング弦はフィンガーノイズに関してはそれほど効果がないと感じた。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95


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2014年06月08日

日本人とサウダーデ

0312ae8b.jpg5月30日

午後VICTORにてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。tassiはポルトガルギターで参加。

前回に続きポルトガルギターが再登場する。なぜこっち方面(歌謡曲系)でこの楽器が用いられるのだろう。哀愁を帯びた音色が切ない感じを演出するからなのだろうか。

確かに本国ポルトガルでもリスボンのファドは、サウダーデ(郷愁やせつなさ)という独特の感情を表現することが多い。そんなことから日本の歌謡曲にもこの楽器がマッチする共通する部分があるのかもしれないね。果たしてtassiはそんな思いを演奏で伝えられたのだろうか。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95


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2014年06月06日

ポルトガルギター

8d25dca1.jpg5月28日

午後SOUND INNにてレコーディング2曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギ、ポルトガルギターで参加。

まずはGIBSON SJでしっかり伴奏。その後ポルトガルギターでフレーズを重ねる。いわゆる歌謡曲におけるほんの少しの味付けである。もちろんファドではない。尤もtassiはファドはできないけどね。シンプルなフレーズだったが、ビブラートを効かせて情緒的にプレイした。

最近はポルトガルギターの登場機会が少ないので嬉しいことだ。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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2014年06月04日

ガットは指で

b15e69f7.jpg5月25日

夕方からNHKにて劇伴録音。音楽は服部隆之氏。tassiはガットで参加。

本日はテーマ曲のギターバージョンを一人ダビングで録音するというもの。メロディーの音域を考えてアルペジオもほとんど書き譜の譜面だ。運指上無理なところは相談しつつ、慎重に音を選んで弾いていく。いつもはピックでメロディを弾くが、バッキングとの相性を考え今回は指でのメロ弾き。ゆったりとしたフレーズならこちらの方が仕上がりはイイかもしれない。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95


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2014年06月03日

樫舎

987ea563.jpg5月22日

さだまさしアコースティックツアーで枚方市市民会館まで。

今年のアコースティックツアーのサポートは、ピアノ、ギター、パーカッションという3人編成。人数が少ない分だけそれぞれの負担が大きい。そんな中でいつも楽屋に抹茶と和菓子を届けてくださるのが、奈良の和菓子店「樫舎」の喜多さんだ。

本日は抹茶と梅の形をした和菓子。いつもありがとうございます。


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2014年06月01日

余裕ありすぎ

5e2d57fc.jpg5月16日 

午後からAVACOにて映画の劇伴録音。音楽は近藤浩章氏。tassiはバンジョーで参加。

劇伴の途中参加というのはイヤなものだ。レコーディングが始まってしばらくし、進行がスムーズに流れているところへ一人台車を転がし流れを中断させる。おもむろにケースを開けチューニングもそこそこにレコーディングが再開する。こちらは譜面をチェックする間もなくヘッドフォンからクリックが無情にも響く。

余裕がないのはイヤなので、いつも早めにスタジオに入るように心がけている。ところが本日は早すぎてしまい、出番までの時間をつぶすのに苦労した。


OLYMPUS OM-D E-M5 / VOIGTLANDER NOKTON 25mm F0.95

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