2012年02月

2012年02月23日

複弦DAY

e4f495f4.jpg2月9日

朝早くS.CITYにてCM録音。音楽は明石隼汰氏。tassiはガット、バンドリン、カバキーニョでダビング作業。

ショーロ風なサウンドということでまずガットをダビングする。次にカバキーニョで同様にコードサポート。最後にバンドリンでメロを重ねるがパートがかなり多く、レコーディングの合間にチラチラと時計を見る回数が増えてくる。

夕方SOUND INNにてレコーディング1曲。編曲は服部隆之氏。tassiは12弦、ブズーキ、チャランゴでダビング作業。

12弦がメインでアルペジオ。フィンガー・ピックにするかフラット・ピックっを使うか迷うが、今回はフラットで弾き通す事に決める。その後ブズーキでフレーズ、チャランゴで味付けをして終了する。

夜遅く六本木にあるSUNRISEにてCM録音。音楽は平沢敦士氏。tassiはアコギ、マンドリンでダビング作業。バロックを弾くのならラウンドマンドリンだろう。ってことで愛用のGIBSON F-2は車に積み残したままだ。レコーディングはスンナリ進行し、本日中に家にたどり着けた。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2012年02月21日

そろそろ行くか....

0362d97c.jpg2月7日

深夜遅くONKIOにてレコーディング1曲。編曲、演奏は榊原大氏。tassiはガット、カンテレで参加。

榊原氏のアルバムに入る1曲で、打ち込みなし、クリックなしという骨太なセッションである。tassiはガットでサポートし、その後カンテレでメロディーを重ねる。

カンテレはそう登場機会は多くないが、最後に使用したのが昨年の12月終わりで約1ヶ月ぶりだから、この手の民族楽器としては出場機会は多い方だろう。最初に手に入れてからもう20年近くになる。そろそろ弦の心配をするが新しい弦は手元にない。ネットで探せば何とかなりそうだが、これは一度現地に行かねばならないだろう。弦の調達はもちろんのこと、実際に演奏している人を見てみたいものだ。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2012年02月16日

運指と音色

e9b9dd57.jpg2月5日

午後から六本木の制作会社にてCM録音。音楽は蒲池愛氏。tassiはアコギ、アイリッシュブズーキ、マンドリンでダビング作業。

マンドリンアンサンブル的な事をしたいのでマンドリンを何本か持ってくるように。という連絡が入ったので楽器庫の中から精鋭部隊を選びいざ参戦だ。いつものGIBSON F-2をはじめナポリのラウンドマンドリン、そのほかにもナポリとパリのフラットマンドリンでいつでも来い状態で譜面を待つ。

譜面を見ると何とシャープが6個も付いているではないか!!ということはほとんど開放弦は使えないということだ。弦楽器はピアノと違って同じ音がいくつものポジションにある。ただ楽な運指の事だけを考えて弾くのでは、シロウトと同じになってしまう。ポジションによって音色が違うので、そこを音楽的に判断して弾かなければならない。とはいえ今日のような場合は、やはり運指に重点を置いて弾いてしまうのは仕方のないことなのだろうか....


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2012年02月14日

本日も節操ナシ

03efd8ff.jpg2月4日

午後から六本木の制作会社にてアニメの劇伴録音。音楽は北里玲二氏。tassiはガット、マンドリン、バンジョーでダビング作業。

イタリアンでゴッドファーザー風のサウンドには、やはりラウンド・マンドリンが一番合う。フラットではその感じが出ないのだ。しかしピックを換えることで微妙にラウンドに近づくから不思議なものである。デキシー風なサウンドではもちろんテナーバンジョー。重かったが本日も持って来て良かった。

夜遅くSOUND CITYにてレコーディング2曲。編曲は倉田信雄氏。tassiは12弦そしてカバキーニョで参加する。レコーディングしていると中学生の頃によく聞いた深夜放送を思い出す。またサンバ曲ではカバキーニョが大活躍だ。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2012年02月10日

腹下し

d7e1cedb.jpg2月2日

正午からSOUND CITYにて綱引き映画の劇伴録音。音楽は岩代太郎氏。tassiはアコギ、12弦で参加。

本日は映画のサントラということもあって、いつののスタジオワークより録音時間は長く5時間半だ。おまけにギタリストは4人、それも全員アコギだ。一体アコギ4人でナニをやらせようというんだろう、岩代氏は。まあそれは上映されてからのお楽しみだ。

帰り際無性に食べたくなって等々力二郎へ寄る。二郎は昔(30年以上前)三田の交差点角に本店があった頃によく行ったものだ。まだ一軒しかなかった時代だから「本店」とは呼んでなかったはずだ。その後目黒店にはちょくちょく顔を出していたが、さすがにあの量と脂の多さに体がついて行けずしばらくご無沙汰だった。もちろん長蛇の列に並んでまで食べたいと思わない。

麺、脂少なめに注文したが、それでも今のtassiにとっては十分すぎる量だ。帰宅してしばらくすると腹具合がよろしくない。そうだ思い出した。たまに食べると体が拒否反応を示し下痢をするのだった。しかしそれにめげずに食べ続けると下痢がピタッと止んでしまう。まさに麻薬のようなラーメンだったことを思い出した。

いい歳して二郎なんか喰ってると腹下すよ。隣で大豚全増しを喰っている若者にそう言われたような気がした。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2012年02月05日

安かろうは悪かろう、ではなかった

f0132149.jpg1月28日 

夜ONKIOにて映画のサウンドトラックの劇伴録音。音楽は菅野祐悟氏。tassiはアコギ、ウクレレで参加。

どうやらエンドロールに使われる部分のレコーディングらしい。演奏自体は短いものですぐ終わりそうなのだが、画合わせと同時進行なので意外とかかってしまった。

本日アコギは「ブレイザー&ヘンケス」で軽くストローク、そしてウクレレは夢弦堂スペシャルだ。当初マイクはU47,R121の組み合わせでセットされていたが、どういうワケかR121がクビになりSM57が登場する。安くても良いものは良いのだ、ということか。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2012年02月02日

小旅行で若さに触発される

41663570.jpg1月25日

夜、上池袋にあるスタジオDedeにてレコーディング2曲。編曲は高山和芽氏。tassiはバンジョーで参加。

tassiの自宅は東京西南部なので、今日のスタジオのある池袋やそれより北方面には、特別な用事がない限りあまり行くことはない。Dedeには何と今日で2度目だ。過去の記憶をたどって山手通りを北に進むが、川越街道辺りで分からなくなりナビのお世話になる。

何とか時間ギリギリに到着するとメンバーの皆様がお揃いだ。そう、本日はバンド乗りの一発録音なのである。もちろんクリックは使わない。Dedeはブースが無いといってもいいぐらいのスタジオなので、簡単なパーティションを立ててのセッティングとなる。バンジョーは音がでかいから他のマイクにかぶらなければいいが。

バンジョーと一口に言ってもその種類はいくつかあり、それぞれ奏法が違うのだ。一般の人はおろかミュージシャンでも、その違いを明確に理解している人は少ない。なので「バンジョーを」と言われた時は4、5、6(弦の数)と3種類持って行くことにしている。本日も1曲目はデキシー風なサウンドなのでテナー(4弦)を使った。2曲目はアルペジオ系ということで5弦で弾いた。

若いミュージシャンたちと一緒に演奏するのは楽しいなあ。いつものスタジオワークとはちょっと違った、暖かくホンワリとした雰囲気の中で気持ちよく演奏できた。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

fukasawaman409 at 22:07|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)work 

2012年02月01日

ブチ切れる

85c41d60.jpg1月24日

午後からSOUND CITYにてレコーディング2曲。音楽は萩田光雄氏。tassiはアコギで参加。

前日の雪の影響はほとんど無く、安心して車でピックギター(アーチトップギター)を2本も積みスタジオへ向かう。本日は4ビートの刻みがあるので、普通のアコギではダメなのである。

1曲目を無事に終え2曲目で渋く4ビートを刻んでいたら、突然アレンジ変更で普通のフォーク調へと方針転換。結局いつものGIBSON SJでシットリとフォーク風にアルペジオ。途中マイクが死にケーブルやら何やら復旧作業で一時中断。どうやらポケットの接点不良らしい。結局1曲目のギターも録り直すことになる。まあこういう事は事故なのであまり深く考えても仕方ない。

帰り支度で弦を緩めていたら、GIBSON L-50の弦がブチッと切れた。登場機会が無くてギターが怒っているかのように感じたが、考え過ぎだろうか。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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