2011年07月

2011年07月19日

昔の名前で出ています...か?

7337b7c7.jpg7月16日 

「Sada City」ツアー、本日は大分iichiko グランシアタ。

最近会館名がなんだか聞いたことのない名称になっていることに戸惑う。元渋谷公会堂がCCレモンホールだとか。そういうのを命名権(ネームライツ)って言うらしい。一定の期間お金を出した人(企業)が自由に名前を付けられるみたいだけど、その期間が終わったら次のスポンサー(?)を見つけるわけだな、きっと。見つからなかったら元の「ナントカ会館」に逆戻りかねえ。

本日の夜の部は大分の屋台(らしき)場所。皆同じようでで、もしかしたら微妙に違うのではないかと入りあぐねている。どこが当たりかハズレか、酔っぱらっちゃえばどこも一緒か。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年07月18日

本当の姿

1c6e7c3a.jpg7月15日

「Sada City」ツアー、本日は小倉ソレイユホール。

ツアーが始まってちょうど10回目なのでだいぶ慣れてきたところだ。また久しぶりの九州ツアーなので夜の部が楽しそうだ。コンサート当日は小倉祇園祭の真っ最中で、夜遅くにもかかわらず街のあちこちから太鼓の音が鳴り響いている。山車も出て町中がお祭り騒ぎだ。

ホテルの高層階から街を見下ろすと、近代的なモノレールがが走り小倉も綺麗になったんだなあと感じる。その昔に訪れた記憶の糸をたぐり寄せようと思うが、どうやっても思い出せない。しかし酒を飲んでホテルまで帰る道すがら、駅近くの小径に入るといかがわしい映画館を発見する。酔った頭の中で何かがつながった。やっぱり夜の街はこうでなくっちゃね。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2011年07月15日

エンジニアの腕次第

212b83b0.jpg7月14日

午後からKINGにてレコーディング1曲。編曲は服部隆之氏。tassiはガットで参加。

KINGでのレコーディングというと、演歌歌謡曲あるいはアニメの劇伴、tassiにとってそのどちらかということがほとんどである。本日は前者で実力派女性アーティストのレコーディングだった。

楽器編成はけっこう多かったが、ヘッドフォンから聞こえてくるバランスは最高といっても良いほどのものだった。大編成になるとストリングスや歌ばかりがこれでもかというぐらいに大きい事が多い。しかし本日はとても演奏しやすく最高の環境だった。ギターの古川望氏も同じ感想だった、と思う。エンジニアの腕って大切なんだよな....


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年07月14日

アイリッシュ

aecfabe2.jpg7月13日

午後からSOUND CITYにてNHK教育「えいごであそぼ」のレコーディング1曲。音楽は赤坂東児氏。

ちょっとケルト風というかそんな感じのサウンドなので、それに見合う楽器を持って来て下さい。とのことだったのでtassiは迷わず STEFAN SOBELLのアイリッシュブズーキ、そしてマンドリンにGIBSON F-2をセッティングした。

速いテンポのインツーでウカウカしていると譜面はどんどん先に行ってしまう。最初にブズーキでリズムを刻み、さらにマンドリンを重ねる。メロディーはオクターブユニゾン関係だ。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年07月13日

多謝、小室等さま

bc2ad292.jpg7月11日

「Sada City」ツアーを上越、宴会、松本と無事に終了し、翌11日特急「あずさ」に乗り新宿まで移動する。新宿は「スペースゼロ」にて「小室等 音楽活動50周年記念ライブ」に参加する。

小室さんとはここ数年お会いしていない。毎年夏に対馬で行われている「ちんぐ音楽祭」以来だから3年は経つだろうか。小室さんは最近では娘の「ゆい」さんとのデュオや、それに加えて旧六文銭時代のメンバーとの「六文銭 '09」、といった形で活動されている。以前は小室さんお一人での活動がほとんどだったので、tassiがサポートする機会も多かった。ところが最近の活動は前述したとおりなので、あまりtassiの出番もなくなってきたのだろう。

そんな小室さんから電話を頂いたのが震災後のある日だった。「今度40周年の記念ライブやるから手伝ってよ」そんな内容だったと思う。「50周年じゃないんですか...?」と聞き返すtassi。最初は冗談のつもりだったが、実は小室さんが間違えていたみたいだ。もちろん光栄なことなので二つ返事で答えた。

本番当日は音楽監督にピアニストの谷川賢作氏を迎え、小室さんと今までに関わり合いのあった数多くの素晴らしいミュージシャンと共に、熱く充実した時間を過ごさせて頂いた。当日の模様は2011年秋にライブ盤としてリリースされる予定だとか。パンフレットの中でtassiに触れた部分がある。1990年に一里野音楽祭で初めてお会いした時のことが書かれている。

あの頃tassiは音楽に興味を失いかけていた時期で、ヤケクソになってマンドリンを弾きまくっていたのかもしれない。その後の打ち上げの席では初対面にもかかわらず、小室さんはいやな顔ひとつせずtassiの話を聞いてくれた。あのときもし小室さんに出会っていなかったら...。そう考えるのはあまり健全ではないか。あのときに出会っていたから、こうして音楽を続けられたのだと思う。小室さんにはとても感謝している。


EPSON GT-X900


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2011年07月09日

夜の部は大成功

58169eb0.jpg7月7日

「Sada City」ツアー、本日は新潟県民会館。

最後に新潟に行ったのは何時だろう。まあそのくらい久しぶりなので楽しみである。東京駅からMaxときに乗り2時間であっという間に到着する。新潟は東京と同じように暑い。駅からタクシーで会館まで行くと見覚えのある建物が見える。

本番が無事終わればその後は「夜の部」つまり宴会が待っている。メンバーだけでtassi行きつけの店「喜ぐち」に行き、日本海の魚を十分堪能した。


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2011年07月06日

旧い楽器

afa31f04.jpg6月30日 

「Sada City」ツアー、本日は神奈川県民ホール。

横浜は自宅からは第三京浜を使えば20分足らずの場所。新宿や渋谷に出るより道も空いていてかなり快適だ。最近は横浜で用事を済ませることが出来れば、迷わず第三京浜に乗るようにしている。

写真右はGIBSON F-2、マンドリンである。左はツアー初登場のマンドラ。楽器単体では大きさがイメージしにくいが、こうして並べて見てみるとその差がよく分かって頂けるだろうか。両方共に50年以上前のかなり古い楽器なのでかなり気を使う。これから暑い夏を迎えて、果たして無事にツアーを終えることが出来るのだろうかちょっと心配だ。


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2011年07月05日

新人登場

4bc5efc6.jpg6月29日

夜、SOUND CITYにて劇伴録音。音楽は福島祐子氏。tassiはアコギ、ガットでダビング作業。

本日は初めて「Blazer & Henkes」を登場させる。ストロークプレイはGIBSON SJに任せ、繊細なアルペジオは新人に担当させた。生で弾いていると極上のサウンド。まあこれがマイクを通すとどんな音になるかねえ。自宅ではすでにチェック済みでも、スタジオの環境だとまた違って聞こえる。マーティン系のおとに慣れた耳には、ほんの少しだけ癖が強いかもしれない。といってもわずかだが。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2011年07月04日

三度目に大切なもの

c657987d.jpg6月28日

「Sada City」ツアー、本日はグリーンホール相模大野。

だいぶ演奏もまとまってきたようだ。コーラスも細かいところに目をつぶれば何となくイイ感じ、かな。

今回ツアーで使うピックなどの小物は写真の通り。マンドリンやフレーズ弾きに使うティアドロップ型、アコギのストロークに使う三角形型のピック、そしてバンジョーで使うフィンガーピックとなる。カポタストは脱着が簡単な「G7」、それに12弦用のPAIGEカポ。

なんか薄汚い台に乗っているなと感じるかもしれないが、実はこれが優れものなのである。以前谷村新司ツアーに参加していた時に、楽器担当スタッフが特別に作ってくれた台である。この台の半分以上に強力な「蓄光テープ」がびっしりと貼ってあり、あらかじめ懐中電灯などで光を当てておけば、真っ暗な暗転でもしっかりと光っていてくれる。

この使い古した台は、tassiのライヴ活動には欠かせない、楽器の次に大切なお宝なのである。


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2011年07月03日

暗譜でもOK

fb8ae837.jpg6月27日

午後からNHKにて「宮川彬良のショータイム」の収録。tassiはアコギで参加。

この春から新しく始まった番組で、前の2回はミュージカルのコーナーに参加した。今回は単品での参加。70年代の懐かしいサウンドで、もちろん暗譜でも弾けるし口ずさむこともできる。昔深夜放送でよくかかっていたなあ。そんな懐かしい思いをストロークに込めた。


RICOH Caplio GX 100

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2011年07月02日

のびたのはリハーサルだけではなかった

403a9319.jpg6月24日

「Sada City」ツアー、本日は松戸森のホール21。

いつもならリハーサルが早く終わる。6時開演の場合4時過ぎには終わってしまうことがほとんどだ。サウンドチェックで1曲演奏し、あとは本番よろしく!となるのが通例らしい。当然リハーサル終了時刻に合わせてメンバーは出前を取ることになる。4時45分に楽屋に持って来てもらうのが、これまた通例のようだ。

tassiは本番前にあまりガッツリ食べたくないので、たいていは蕎麦ぐらいにしておくのだが、中には丼物をしっかりと食べる人もいる。本日も汁蕎麦を注文した。しかしいきなり新曲をやろうということになり、譜面の準備やら何やらでリハーサルが終わったのは、5時をとっくに過ぎていた。

で、ご覧の通り。


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2011年07月01日

気になる音

a36cbe56.jpg6月23日

午前中に西麻布の制作会社にてCM録音。音楽は桜井順氏。tassiはバラライカでダビング作業。

本日は先日録音したものの手直しバージョンである。一部だけを弾き直せばいいのだが、スタジオやマイクが違うので一通り弾き直すことになる。状況によっては一部分だけを弾き直す場合もあるが、やはりここは全て差し替えるのがオトナとして、いやミュージシャンとして誠意ある対応であろう。といってもCMなので30秒を弾けば良いだけの話である。

相当時間が空いて夜に恵比寿のABSスタジオにてCM録音。音楽は田中ユウスケ氏。tassiはマンドリン、アコギでダビング作業。

マンドリンがメインでストロークをサンプルに沿った形で弾き、その後アコギでさらにストロークを重ねる。オリジナルにない音の厚みを演出できたかな。

レコーディング・スタジオというのは非日常の場所で、普段我々が生活している環境とはかなり違っている。ちゃんとした録音物に仕上げるために、外部からの余計な音が完璧に遮断されているのだ。普通に生活していれば隣近所の生活音や外を走る車の音などが聞こえるが、そういった外部ノイズは一切遮断されている。無響室とまでは言わないがまあそれに近い環境である。

外部ノイズはもちろんのこと、我々人間の発する雑音も高性能のマイクはしっかり逃さない。ちょっとした椅子のギシッという音や時計の秒針の刻む音だって容赦ない。プレーヤーに至っては唇の開閉時に発する音だってしっかりと記録してくれる。気軽に息も出来ない状態なのだ。

こういう状態にいつもいるので、自分が出すノイズには常日頃から気にしている。リラックスするために咬むガムだって、本当は気を使って顎を動かさないといけない。クチャクチャとどこかのトラックに混入しているかもしれないのだ。マイクを通すといろいろな音が、非日常的にリアルに聞こえてくる。これはミュージシャンだけではなく、トークバックを通して聞こえてくるコンソールルームにいる人も実は同じなんだけれどね....


OLYMPUS E-P2 / M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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