2009年02月
2009年02月28日
フラット指板がほしい
2月24日
昼からNHKにて劇伴録音。音楽は内池秀和氏。tassiはアコギとジュラで参加。
念入りなサウンドチェックと、オトナのミュージシャンたちによって、作業はスムーズに進む。最後に二胡が加わり、完成度の高いテイクを録音。
その後Atone四谷へと移動し、レコーディング1曲。編曲はDeep寿氏。tassiはアコギ、ガット、ポルトガルギターでダビング作業。
ポルトガルギターは普段フレーズ弾きにしか使っていないが、本日はアコギ同様のアルペジオコード弾きだ。極端にアールのきつい指板でセーハーするのは一苦労だ。ビブラートはかけやすいんだけどね。最後にガットでフレーズ弾いて無事終了。
RICOH Caplio GX 100
昼からNHKにて劇伴録音。音楽は内池秀和氏。tassiはアコギとジュラで参加。
念入りなサウンドチェックと、オトナのミュージシャンたちによって、作業はスムーズに進む。最後に二胡が加わり、完成度の高いテイクを録音。
その後Atone四谷へと移動し、レコーディング1曲。編曲はDeep寿氏。tassiはアコギ、ガット、ポルトガルギターでダビング作業。
ポルトガルギターは普段フレーズ弾きにしか使っていないが、本日はアコギ同様のアルペジオコード弾きだ。極端にアールのきつい指板でセーハーするのは一苦労だ。ビブラートはかけやすいんだけどね。最後にガットでフレーズ弾いて無事終了。
RICOH Caplio GX 100
2009年02月27日
パン棒
2月22日
福岡イムズプラザB2にて手嶌葵ライヴ。
JR九州と九州電力によるイベントの一環で、まあ言ってみればストリートに近いミニ・ライヴだ。特設ステージから、最前列のお客さんまでは1メートル足らず。皆さん真剣な表情で聴き入ってくれた。
=====
動画を撮るのに三脚は欠かせない。最近では強力な手ぶれ補正のついたビデオカメラがあるが、やはり基本は三脚だろう。SONYの三脚は、リモコン付きパン棒が付属しているのがスバラシイ。電源のオンオフ、ズーム(SLOW切り替えがGOOD)、フレーム表示切り替え、静止画撮影機能など、撮影に必要な機能は一通りそろっている。また、その作業が片手で出来てしまうのだから、本当に便利である。
それに比べCANONの民生用ビデオカメラには、リモート端子すらついておらず、三脚を使っての本格的な撮影は、最初から考えられていないようだ。
確かに三脚を立てて撮影すれば、画も安定するし言うこと無いのだが、状況によってはそうもいかない。旅行中の車窓から外を撮ったりする時、構図の安定はともかく、せめてリモコンぐらいは使いたいが、ワイアレス・リモコンではズーム機能にSLOW切り替えはない。カメラ本体のズームレバーは小さくて、力の加減が難しいのでダメ。
そこで三脚についているパン棒を外すことを思いついた。ねじを緩めることで簡単に外れ、ごらんの通りだ。先の金属部分がちょっと邪魔だが、機能としては最高だ。アクセサリーとして別売されている、小型のリモートコマンダー「RM-AV2」を使えばよさそうだが、たぶん「SLOW切り替え」はないだろう。
しかし変な形をしたリモコンを操作してビデオを撮っていると、アブナイ人に思われるかもしれない。また飛行機には持ち込めそうもない。金属部分さえなければ完璧なんだがなあ。
とすれば一番安いリモコン三脚「VCT-50AV」を手に入れて、パン棒を外し金属部分をぶった切って使う、という手もあるがさすがにそれはやめておこう。
CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
福岡イムズプラザB2にて手嶌葵ライヴ。
JR九州と九州電力によるイベントの一環で、まあ言ってみればストリートに近いミニ・ライヴだ。特設ステージから、最前列のお客さんまでは1メートル足らず。皆さん真剣な表情で聴き入ってくれた。
=====
動画を撮るのに三脚は欠かせない。最近では強力な手ぶれ補正のついたビデオカメラがあるが、やはり基本は三脚だろう。SONYの三脚は、リモコン付きパン棒が付属しているのがスバラシイ。電源のオンオフ、ズーム(SLOW切り替えがGOOD)、フレーム表示切り替え、静止画撮影機能など、撮影に必要な機能は一通りそろっている。また、その作業が片手で出来てしまうのだから、本当に便利である。
それに比べCANONの民生用ビデオカメラには、リモート端子すらついておらず、三脚を使っての本格的な撮影は、最初から考えられていないようだ。
確かに三脚を立てて撮影すれば、画も安定するし言うこと無いのだが、状況によってはそうもいかない。旅行中の車窓から外を撮ったりする時、構図の安定はともかく、せめてリモコンぐらいは使いたいが、ワイアレス・リモコンではズーム機能にSLOW切り替えはない。カメラ本体のズームレバーは小さくて、力の加減が難しいのでダメ。
そこで三脚についているパン棒を外すことを思いついた。ねじを緩めることで簡単に外れ、ごらんの通りだ。先の金属部分がちょっと邪魔だが、機能としては最高だ。アクセサリーとして別売されている、小型のリモートコマンダー「RM-AV2」を使えばよさそうだが、たぶん「SLOW切り替え」はないだろう。
しかし変な形をしたリモコンを操作してビデオを撮っていると、アブナイ人に思われるかもしれない。また飛行機には持ち込めそうもない。金属部分さえなければ完璧なんだがなあ。
とすれば一番安いリモコン三脚「VCT-50AV」を手に入れて、パン棒を外し金属部分をぶった切って使う、という手もあるがさすがにそれはやめておこう。
CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
2009年02月23日
本日はGIBSON DAY
2月20日
午後からまたまたAZABU-Oにてレコーディング1曲。編曲は井川雅幸氏。TASSIはちょっと泥くさ系のアコギで参加。
もう一人のギタリスト伊丹氏と相談の上、楽器を選んで持ってきてください。とのことで、ブルージーな感じを出すために、GIBSON L-4、GIBSON J-200、GIBSON J-45、そしておまけにNATIONALを狭いブースの中に持ち込む。
本日も同じブースに伊丹氏と二人での演奏だ。まあブルースというかなんというか、ちょっと違っていたがシンプルなコード進行で、全員が一丸となりファーストテイクがOKとなる。
結局tassiはGIBSON L-4でひたすらグルーブ感を出すカッティング担当。伊丹氏は古いDOBROで自由に弾きまくって、なかなか楽しいセッションだった。
RICOH Caplio GX 100
午後からまたまたAZABU-Oにてレコーディング1曲。編曲は井川雅幸氏。TASSIはちょっと泥くさ系のアコギで参加。
もう一人のギタリスト伊丹氏と相談の上、楽器を選んで持ってきてください。とのことで、ブルージーな感じを出すために、GIBSON L-4、GIBSON J-200、GIBSON J-45、そしておまけにNATIONALを狭いブースの中に持ち込む。
本日も同じブースに伊丹氏と二人での演奏だ。まあブルースというかなんというか、ちょっと違っていたがシンプルなコード進行で、全員が一丸となりファーストテイクがOKとなる。
結局tassiはGIBSON L-4でひたすらグルーブ感を出すカッティング担当。伊丹氏は古いDOBROで自由に弾きまくって、なかなか楽しいセッションだった。
RICOH Caplio GX 100
2009年02月21日
音の太いMerrill OM28
2月18日
夕方からおととい同様、麻布オー(なんだか言いにくいなあ)にてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギで参加。
早めにスタジオに着き、Merrill OM28の弦を替える。Merrillはテンションがちょっときついので、tassiはカスタムライトを張っている。エキストラライトよりも少し張りが強いので、Merrillにはちょうど良いテンションだ。それでも音が細くならず、このギターの実力がよくわかる。
譜面をみると全編アルペジオ。もちろんMerrillでもOKだったが、今日はGIBSON J-45を登場させた。SJよりも全体にまとまりの良い音。まあ裏を返せば弦の分離は少し悪いと言えるかもしれない。それでも立派に良い仕事をしてくれた。
RICOH Caplio GX 100
夕方からおととい同様、麻布オー(なんだか言いにくいなあ)にてレコーディング1曲。編曲は若草恵氏。tassiはアコギで参加。
早めにスタジオに着き、Merrill OM28の弦を替える。Merrillはテンションがちょっときついので、tassiはカスタムライトを張っている。エキストラライトよりも少し張りが強いので、Merrillにはちょうど良いテンションだ。それでも音が細くならず、このギターの実力がよくわかる。
譜面をみると全編アルペジオ。もちろんMerrillでもOKだったが、今日はGIBSON J-45を登場させた。SJよりも全体にまとまりの良い音。まあ裏を返せば弦の分離は少し悪いと言えるかもしれない。それでも立派に良い仕事をしてくれた。
RICOH Caplio GX 100
2009年02月20日
気になるか
2月17日
午後、SOUND INN Bstにてレコーディング2曲。編曲は川口真氏。tassiはアコギで参加。
スタジオに台車を転がして入って行くと、入り口近くのフロアにドラムがセッティングしてある。もしや...これは....2階に行けということ?
というワケで、いつもなら持ち込んだ楽器をすべてセッティングするのだが、本日は必要最低限の楽器を持って、フウフウ言いながら急勾配の階段を一段一段踏みしめる。
セッティングでまず2往復。レコーディングが始まり、テスト録音のプレイバックに1往復。本番で同様に1往復。もう一曲あるので2往復。最後にバラシで2往復。トータルで8往復した計算になる。日頃から足腰を鍛えておかないと、演奏の前に息が切れてダウンすることとなるわけだ。
次に新富町まで移動し、ONKIOにて映画の劇伴録音。音楽は羽毛田丈史氏。本当はもう一人高見優氏がいるのだが、本日tassiは羽毛田作品のみの参加となる。2曲ほどガットギターでダビング。1時間ほどでアッという間に終了だ。
作曲家二人しての作業というのは、傍で見ているとなかなか興味深い。作風はそれぞれ違うから、相手のスコアが気になったりしないのだろうか。などとついつい余計な想像を膨らませてしまう。
RICOH Caplio GX 100
午後、SOUND INN Bstにてレコーディング2曲。編曲は川口真氏。tassiはアコギで参加。
スタジオに台車を転がして入って行くと、入り口近くのフロアにドラムがセッティングしてある。もしや...これは....2階に行けということ?
というワケで、いつもなら持ち込んだ楽器をすべてセッティングするのだが、本日は必要最低限の楽器を持って、フウフウ言いながら急勾配の階段を一段一段踏みしめる。
セッティングでまず2往復。レコーディングが始まり、テスト録音のプレイバックに1往復。本番で同様に1往復。もう一曲あるので2往復。最後にバラシで2往復。トータルで8往復した計算になる。日頃から足腰を鍛えておかないと、演奏の前に息が切れてダウンすることとなるわけだ。
次に新富町まで移動し、ONKIOにて映画の劇伴録音。音楽は羽毛田丈史氏。本当はもう一人高見優氏がいるのだが、本日tassiは羽毛田作品のみの参加となる。2曲ほどガットギターでダビング。1時間ほどでアッという間に終了だ。
作曲家二人しての作業というのは、傍で見ているとなかなか興味深い。作風はそれぞれ違うから、相手のスコアが気になったりしないのだろうか。などとついつい余計な想像を膨らませてしまう。
RICOH Caplio GX 100
2009年02月19日
汗まみれのプレイ
2月16日
午後から麻布オー(旧OnAir)にてレコーディング1曲。編曲は千代正行氏。tassiはアコギとカンテレ(KANTELE)で参加。どうやら昨年末のセッション(メイちゃんの執事)の時に、千代氏はカンテレに興味を持ってくれたようだ。
今日はメンバーが多かったので、まずは千代氏と同じブースにて、二人でギターのベーシックを録る。そして皆さんがお帰りになった後で、一人フロアにカンテレをセッティングし、時間をかけてダビング作業だ。
今まで数多くのエンジニアにカンテレを録ってもらった。初めて目にする楽器を、皆それぞれのやり方で試行錯誤していた。たいていマイク2本を立て、ステレオで録ることが多かったなあ。
本日はご覧の通り3本作戦らしい。近くの音像はMONOで狙い、さらに空間的な広がりはかなり離れた2本のマイクでSTEREOで録る、ということなのだろう。
ちょっとしたノイズも拾ってしまうので、空調は当然オフ。だからけっこう室温が上がり、汗だくになってしまった。当然カンテレのチューニングも狂いやすく、かなり神経を使ったダビングだった。ふ〜〜〜〜っ
RICOH Caplio GX 100
午後から麻布オー(旧OnAir)にてレコーディング1曲。編曲は千代正行氏。tassiはアコギとカンテレ(KANTELE)で参加。どうやら昨年末のセッション(メイちゃんの執事)の時に、千代氏はカンテレに興味を持ってくれたようだ。
今日はメンバーが多かったので、まずは千代氏と同じブースにて、二人でギターのベーシックを録る。そして皆さんがお帰りになった後で、一人フロアにカンテレをセッティングし、時間をかけてダビング作業だ。
今まで数多くのエンジニアにカンテレを録ってもらった。初めて目にする楽器を、皆それぞれのやり方で試行錯誤していた。たいていマイク2本を立て、ステレオで録ることが多かったなあ。
本日はご覧の通り3本作戦らしい。近くの音像はMONOで狙い、さらに空間的な広がりはかなり離れた2本のマイクでSTEREOで録る、ということなのだろう。
ちょっとしたノイズも拾ってしまうので、空調は当然オフ。だからけっこう室温が上がり、汗だくになってしまった。当然カンテレのチューニングも狂いやすく、かなり神経を使ったダビングだった。ふ〜〜〜〜っ
RICOH Caplio GX 100
2009年02月14日
2009年02月13日
ペグは消耗品
2月11日
午後からワーナーにてアニメの劇伴録音。音楽は梶浦由記氏。tassiはアコギとガットでダビング作業。
どうもスペアで使っているGIBSON J45のペグが信用ならない。その当時(1956年)のものだから、たぶんもうダメなのでしょう。長年の使用による摩耗か、低いギヤ比のせいか分からないが、とにかくチューニングに一苦労する。早いうちにWaverlyかGOTOに変えてしまおう。今なら円高だから、直輸入っていう手もあるかな。
変な場所に立っているAKG 451はサブマイクということらしい。ギターのおしりを狙っているんだとか。果たしてどんな効果があるんだろうか。時間がある時に自宅でも試してみようと思う。
RICOH Caplio GX 100
午後からワーナーにてアニメの劇伴録音。音楽は梶浦由記氏。tassiはアコギとガットでダビング作業。
どうもスペアで使っているGIBSON J45のペグが信用ならない。その当時(1956年)のものだから、たぶんもうダメなのでしょう。長年の使用による摩耗か、低いギヤ比のせいか分からないが、とにかくチューニングに一苦労する。早いうちにWaverlyかGOTOに変えてしまおう。今なら円高だから、直輸入っていう手もあるかな。
変な場所に立っているAKG 451はサブマイクということらしい。ギターのおしりを狙っているんだとか。果たしてどんな効果があるんだろうか。時間がある時に自宅でも試してみようと思う。
RICOH Caplio GX 100
2009年02月12日
演奏は意外と疲れるんです
2009年02月10日
Soundelux
2月9日
午後からSOUND INNにて劇伴録音。音楽は宮川彬良氏。tassiはウクレレとガットで参加だ。
いつものETVの収録で、おなじみのメンバーで順調に作業が終了。同じメンバーによる弊害は、たとえばマンネリ化ということがよく言われる。しかしここではそんなこともなく、宮川氏の意志を無言のうちに汲み取り、アウンの呼吸でパワーが一体化する。
ちょいと時間をおいて、WG音響にて自動車のCM録音。作家不在の状態で試行錯誤しながらのレコーディング。実際に音を出すまでの作業にけっこう時間を食う。それでもこのスタジオ常設のU67クローンのサウンドがココロを鎮めてくれる。
コントロールルームの音とキューボックスの音が、微妙に違うのが惜しいなあ....
SIGMA DP1
午後からSOUND INNにて劇伴録音。音楽は宮川彬良氏。tassiはウクレレとガットで参加だ。
いつものETVの収録で、おなじみのメンバーで順調に作業が終了。同じメンバーによる弊害は、たとえばマンネリ化ということがよく言われる。しかしここではそんなこともなく、宮川氏の意志を無言のうちに汲み取り、アウンの呼吸でパワーが一体化する。
ちょいと時間をおいて、WG音響にて自動車のCM録音。作家不在の状態で試行錯誤しながらのレコーディング。実際に音を出すまでの作業にけっこう時間を食う。それでもこのスタジオ常設のU67クローンのサウンドがココロを鎮めてくれる。
コントロールルームの音とキューボックスの音が、微妙に違うのが惜しいなあ....
SIGMA DP1
2009年02月09日
2009年02月05日
NHKサウンド
2月3日
午前中からNHKにて劇伴録音。音楽は堀井勝美氏。tassiはアコギで参加。
普段はリズム隊に上物2本といった編成なのだが、本日は珍しくストリングス・カルテット中心で、コード楽器は野力氏のピアノとtassiのギターのみ。全体的に「木」を意識したサウンドだ。
昨日もNHKだったが、本日はメインにNEUMANN M149、それにB&K2本をステレオで立てて頂く。たかがアコギ1本にゴージャスなセッティング、ありがたいことである。もちろんサウンドも説得力のあるもので、昔のナサケナイNHKサウンドとは雲泥の差である。
その昔、約四半世紀前のtassiがまだ駆け出しで、スタジオワークに慣れていない頃のおハナシ。その当時から堀井氏に呼ばれてNHKに出入りしていたのだが、まだ新人だったので演奏もギクシャクしていて、まあはっきり言えば下手だったのだ。当時NHKはモノラル同録のことが多く、ヘッドフォンに帰ってくる音も今ひとつ明瞭感がなく、「しょうがないなあ」というのがみんなの印象だった。
同録だから誰かが間違えればもう一回最初から録り直さなければならない。そんなプレッシャーが自分を鍛えてくれたのだと思う。またそれと同時に、はっきりしないモニター環境だから、多少のミスも目立たなかったので、運良くクビにならなかったのかもしれない。
だから今は良くなった、なんてエラそうなことはいえた義理ではない。むしろ昔のNHKサウンドに助けられた、というべきなのであろう。NHKには足を向けて寝られないね。
RICOH Caplio GX 100
午前中からNHKにて劇伴録音。音楽は堀井勝美氏。tassiはアコギで参加。
普段はリズム隊に上物2本といった編成なのだが、本日は珍しくストリングス・カルテット中心で、コード楽器は野力氏のピアノとtassiのギターのみ。全体的に「木」を意識したサウンドだ。
昨日もNHKだったが、本日はメインにNEUMANN M149、それにB&K2本をステレオで立てて頂く。たかがアコギ1本にゴージャスなセッティング、ありがたいことである。もちろんサウンドも説得力のあるもので、昔のナサケナイNHKサウンドとは雲泥の差である。
その昔、約四半世紀前のtassiがまだ駆け出しで、スタジオワークに慣れていない頃のおハナシ。その当時から堀井氏に呼ばれてNHKに出入りしていたのだが、まだ新人だったので演奏もギクシャクしていて、まあはっきり言えば下手だったのだ。当時NHKはモノラル同録のことが多く、ヘッドフォンに帰ってくる音も今ひとつ明瞭感がなく、「しょうがないなあ」というのがみんなの印象だった。
同録だから誰かが間違えればもう一回最初から録り直さなければならない。そんなプレッシャーが自分を鍛えてくれたのだと思う。またそれと同時に、はっきりしないモニター環境だから、多少のミスも目立たなかったので、運良くクビにならなかったのかもしれない。
だから今は良くなった、なんてエラそうなことはいえた義理ではない。むしろ昔のNHKサウンドに助けられた、というべきなのであろう。NHKには足を向けて寝られないね。
RICOH Caplio GX 100
2009年02月04日
1階でよかった
2月1日
午後、SOUND INN Bstにて製薬会社のCM録音。音楽は久米大作氏。tassiはブズーキ、マンドリン、ガットでダビング作業。
結構高い音域をマンドリンでヒイヒイ言いながらトレモロ。なかなか速いテンポで、たぶんトレモロは3粒ぐらいかな。同様にオクターブ下をブズーキにて補強する。2タイプを録って無事終了だ。
メインはKM84、アンビエンスにB&Kがステレオで2本立っていた。マイクの距離感が絶妙でとてもスバラシイさうんど。おまけにメロとバッキングでは、微妙にメインマイクの位置を調整したりと、丁寧な心配りに感動した!
初対面(かもしれない...?)エンジニア氏に、2階にいても来てくれましたか?なんていう意地悪い質問は、もちろんできなかった。
RICOH Caplio GX 100
午後、SOUND INN Bstにて製薬会社のCM録音。音楽は久米大作氏。tassiはブズーキ、マンドリン、ガットでダビング作業。
結構高い音域をマンドリンでヒイヒイ言いながらトレモロ。なかなか速いテンポで、たぶんトレモロは3粒ぐらいかな。同様にオクターブ下をブズーキにて補強する。2タイプを録って無事終了だ。
メインはKM84、アンビエンスにB&Kがステレオで2本立っていた。マイクの距離感が絶妙でとてもスバラシイさうんど。おまけにメロとバッキングでは、微妙にメインマイクの位置を調整したりと、丁寧な心配りに感動した!
初対面(かもしれない...?)エンジニア氏に、2階にいても来てくれましたか?なんていう意地悪い質問は、もちろんできなかった。
RICOH Caplio GX 100
2009年02月03日
Scan Snap S510M
1月29日
夕方から西麻布の制作会社にて食品のCM録音。音楽は藤田曜子氏。tassiはアコギ、ウクレレで参加。
珍しくオール生楽器という編成で、しかし同時録音ではなくそれぞれが順番にダビングだ。まあスタジオが小さいから仕方がないね。
iLife '09も無事に届き、さっそくインストールする。期待しているのは「iPhoto」と「iMovie」だ。いつも写真の管理は「Adobe Lightroom」を使っているので、特に「iPhoto」を使うことはない。しかし実は別の用途のために必要だった。
年賀状の管理のため、先日「Scan Snap S510M」を手に入れた。まあ言ってみればお手軽スキャナなのだが、なかなかバカに出来ない実力の持ち主だ。とにかくスキャンスピードが速い。ポジ用にと「EPSON GT-X900」というフラットベッド・スキャナを別に持っているのだが、これだと書類を1枚1枚丁寧にセットしないとスキャンできない。ジックリ作業するにはイイが、時間がない時はやろうという気が起きない。
それに比べ「Scan Snap」は20枚くらいセットしてボタンを押すだけで、あっという間に書類を読み込み、PDF化してくれる。GT-X900に比べると、路面電車と新幹線ぐらいの違いがある。おまけにオプションとして、読み込んだ書類を「iPhoto」で表示するという機能がまた便利。つまりこのためなのだ。
年賀状はもとより名刺や古い紙焼きの写真、雑誌の切り抜きなど、あらゆる書類をスキャンした結果、本棚はスッキリと片付いてしまった。あの雑誌のあそこに載っていた蕎麦屋、なんていう店だったかなあ。なんていう時は、外出先でもササッとMacBookを開き、「iPhoto」を立ち上げればスキャンした写真がパッと出てくるのだ。もちろんiPodでもOKだ。
きっと30分後には蕎麦屋の暖簾をくぐり、板わさなんかをつまみに日本酒をチビリチビリやりながら、蕎麦が出てくるのを待つ、ということが可能なのである。
「iMovie」に関してはまだジックリ試していないが、オーディオの編集が以前(かなり前)より簡素化され、かなり不満が残る。確かにビジュアル的で直感的だが、細かいエディットが出来ないようだ。まあそういうことがやりたい人は「Final Cut Pro」を買えということだろうか。
CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
夕方から西麻布の制作会社にて食品のCM録音。音楽は藤田曜子氏。tassiはアコギ、ウクレレで参加。
珍しくオール生楽器という編成で、しかし同時録音ではなくそれぞれが順番にダビングだ。まあスタジオが小さいから仕方がないね。
iLife '09も無事に届き、さっそくインストールする。期待しているのは「iPhoto」と「iMovie」だ。いつも写真の管理は「Adobe Lightroom」を使っているので、特に「iPhoto」を使うことはない。しかし実は別の用途のために必要だった。
年賀状の管理のため、先日「Scan Snap S510M」を手に入れた。まあ言ってみればお手軽スキャナなのだが、なかなかバカに出来ない実力の持ち主だ。とにかくスキャンスピードが速い。ポジ用にと「EPSON GT-X900」というフラットベッド・スキャナを別に持っているのだが、これだと書類を1枚1枚丁寧にセットしないとスキャンできない。ジックリ作業するにはイイが、時間がない時はやろうという気が起きない。
それに比べ「Scan Snap」は20枚くらいセットしてボタンを押すだけで、あっという間に書類を読み込み、PDF化してくれる。GT-X900に比べると、路面電車と新幹線ぐらいの違いがある。おまけにオプションとして、読み込んだ書類を「iPhoto」で表示するという機能がまた便利。つまりこのためなのだ。
年賀状はもとより名刺や古い紙焼きの写真、雑誌の切り抜きなど、あらゆる書類をスキャンした結果、本棚はスッキリと片付いてしまった。あの雑誌のあそこに載っていた蕎麦屋、なんていう店だったかなあ。なんていう時は、外出先でもササッとMacBookを開き、「iPhoto」を立ち上げればスキャンした写真がパッと出てくるのだ。もちろんiPodでもOKだ。
きっと30分後には蕎麦屋の暖簾をくぐり、板わさなんかをつまみに日本酒をチビリチビリやりながら、蕎麦が出てくるのを待つ、ということが可能なのである。
「iMovie」に関してはまだジックリ試していないが、オーディオの編集が以前(かなり前)より簡素化され、かなり不満が残る。確かにビジュアル的で直感的だが、細かいエディットが出来ないようだ。まあそういうことがやりたい人は「Final Cut Pro」を買えということだろうか。
CANON EOS 5D Mark 2 / SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM