2007年09月

2007年09月28日

LESS THAN HUMAN

3845d9b6.jpg9月21日

早朝からパシフィコ横浜にて、東京ポップスオーケストラの本番。ゲストはサーカスそして森山直太朗氏だ。tassiはアコギでのサポート。某化粧品会社のイベントで、華やかに着飾った女性たちが多くの客席を占めていた。

楽器のセッティングを急いでいたせいで、大事な眼鏡を不用意な場所に置き、それが原因で誰かに踏みつけられてしまった。気がついた時は見るも無惨な姿で、まるでツッパリかヤンキーのにいちゃんがかけてる眼鏡のように45度以上の角度がつき、本番は裸眼で通さざるを得なかった。それでも写譜屋さんの譜面なので全く問題なかったが。

仕事帰りに恵比寿の眼鏡屋に寄って急遽修理をお願いする。100パーセントとは言わないが、かなり高水準の調整をしてもらいホッと胸をなで下ろす。イケメンのスタッフだが実は確かな腕のある職人とお見受けした。人は見かけによらぬもの、閉店時刻をとっくに過ぎていたが、しっかり調整して頂きまたまた職人技に感動だ。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2007年09月26日

数々のリペアマンに感謝

1e3f7b94.jpg9月20日

正午から新富町のオンキヨーハウスにて劇伴録音。本日は劇伴二本立てで、終わってみたらそろそろ日を跨ごうという時間だった。久しぶりに弾きまくりの一日で、どうりで指が痛いわけだ。

本日はTBS系で放送予定の「ジョシデカ!女子刑事」、そしてフジテレビ系で放送予定の「ガリレオ」である。井筒昭雄氏、菅野祐悟氏がそれぞれの作曲を担当する。tassiはアコギ、ガット、アイリッシュ・ブズーキで参加。

最近「心情系シーン」でシットリと聴かせる、ガットギターのアンサンブルを一人で演奏することが多い。本日もその例に漏れず、トータルで6曲ほど演奏した。まずは伴奏から録音し、その後メロディーを重ねるという段取りになる。本来は二人で同時に演奏した方が、お互いの音を確認しつつアンサンブルの「綾」を重ねていくことが出来るのだが、いつも一人多重演奏になってしまう。出来上がりを予想しながらのコード譜だけのアルペジオは、ナカナカ頭を使う作業だ。そしていくら劇伴とはいえ、こういうサウンドはけっこう頻繁にドラマの中で使われることが多いから、決して手は抜けない。

劇伴はサウンドトラックとしてCD化されることが多いが、オンエアで耳にする機会が多いシンプルなギターサウンドが、実は収録されていないことが多かったりする。確かにCDに入れるにはちょっと地味だしね。またアーティストがらみのレコード会社の意向など、「大人の事情」がイロイロとあるようでもある。まあこの辺りはtassiの関知するところではないが......

先日、長いこと修理に出していたVintage Martinがようやく手元に戻ってきた。数々のリペアマンの手を煩わせ、4年ぶりに再会となったわけである。その最後の仕上げは、某I楽器店修理担当のF氏の最終調整をもってして完了。長年のブランクがあったので、鳴りはまだ本調子ではないが、追々登場させようと考えている。


RICOH Caplio GX 100

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2007年09月24日

Merrill OM28

f015d08d.jpg9月19日

大阪から戻り、幸運なことに自宅近くのサウンド・アライブにてレコーディング。前回同様「辛島美登里」さんのレコーディングで、編曲はやはり佐藤準氏。tassiはアコギとF.マンドリンで参加だ。

今回アコギはGIBSON SJとMerrill OM28の二本立て。他の楽器もいくつか持っていきたいが、どうしても限りがあるので諦めることになる。スタジオワークは時間との戦いだから、限られた時間内でベストを尽くさねばならない。楽器の音色決定作業にそれほど時間を割けないというのが現実である。バブルの頃はドラムの音決めだけに何時間も費やしたと聞くが、今やそんなことは夢のまた夢であろう。

そういった理由からtassiは、マイクを普通にセッティングし、スーッとフェーダーを上げた時に「そのままで使える音」に録れる楽器しかスタジオには持っていかない。いくらナマ音がゴージャスで気持ちよくても、録り音が使えなければ(悪いという意味ではないよ)道具として成り立たないのである。時間さえ許すならマイクアレンジや機材の選択で、理想の音造りはいかようにもなるが、そういうトライは自分の作品を作る時に残しておこうと考えている。

アライブの後西麻布にあるOnAir麻布AstにてCM録音。音楽は中川俊郎氏。ここではMerrill OM28を2回ダビング。繊細で倍音豊かなサウンドを求められたので、GIBSON SJではちょっと役不足だったのだ。

ここのところちょっとオーバーワーク気味。時刻表を眺めながら自由に旅することを夢見る毎日かな。


CONTAX RX Distagon 28mm

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2007年09月23日

大阪の夜

040de710.jpg9月18日

谷村新司コンサート二日目にして千秋楽(もっとやってくれ...)。とんでもなく笑える事故がいくつかあった。しかし全体としては成功だっただろう。コレだからライヴはやめられないんだな。

夜はといえば、春にも訪れた京橋の居酒屋「ぽんぽこりん」へ繰り出す。中島みゆきさん似のお姉さんにも再会できたし、それぞれの失敗を笑い飛ばす楽しい夜だった。


RICOH Caplio GX 100


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2007年09月22日

拡散光

45c86911.jpg9月17日

朝福岡から戻り、谷村新司コンサートのために有楽町の東京国際フォーラムAまで。本日が初日で明日の大阪が千秋楽という、2日間のみのコンサートだ。

今回はリハーサルも3回ほどだったが、一応段取りを優先して下準備しておいたので、進行上は特に問題もなくしかし反省すべき点は反省し、一応無事に終了....か。

「GX 100」のストロボにちょっと細工をして瀕死のメンバーを撮る。ストロボの光が柔らかくなりとても自然になるが、瀕死の状態にはもっと強い光の方が良かったのかもしれない。


RICOH Caplio GX 100


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2007年09月19日

朝一はキツイ

468a4621.jpg9月16日

本日は手嶌葵さんのライヴのため、始発の飛行機で福岡まで飛ぶ。今まで6時台の始発なんて乗ったことがなかったから、もし寝坊したらマズイと考え昨日は羽田のホテルに泊まる。

それでも朝起きるのはきつい。寝不足ながらなんとか起きたものの、離陸前にはすでに爆睡、着陸のショックで目を覚ますといった状態だ。午前10時のリハーサルには余裕で間に合うが、炎天下の中この体調でちゃんと演奏できるかちょっとシンパイになる。

午後2時少し前に本番が始まり、途中スコールのような雨に見舞われながらも、大事故もなくナントカ終了する。本来ならとんぼ返りですぐ東京に戻るのだが、「泊まろうと思えば可能ですよ」というスタッフの暖かい(?)お言葉に甘え、急遽福岡に泊まることにする。

泊まるとなれば夜はちょっと美味しいモノでも。となるのが常識(?)だろうか。手嶌さんの取材も兼ねて、赤坂駅近くの焼鳥屋に集合だ。豚バラを始め、全ての料理がとても美味しかった。他の仕事で福岡に来たときにも是非寄りたい店だなあ。


RICOH Caplio GX 100


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2007年09月18日

Vintage

dfb90335.jpg9月15日

正午から自宅近くにあるaLIVEにてレコーディング2曲。編曲は佐藤準氏。本日は辛島美登里さんのレコーディングでtassiはアコギで参加。一部打ち込みはあったが、リズム隊はオール生。最近こういう現場が少なくなってきたので、今日はとてもウレシイ。

民族楽器をいくつか使う場合、車に積める量が決まっているので、何本ものアコギを持って行くことはできない。ところが今日はアコギのみということなので、いつものGIBSON SJを筆頭に、音色違いのビンテージ系をいくつか揃えてみた。


RICOH Caplio GX 100

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2007年09月16日

プラットホーム

f1c97e11.jpg9月13日

午後から千駄ヶ谷のZAKスタジオにてアニメの劇伴録音。音楽は柳川剛氏。「ストレイト・ジャケット」というアニメの劇伴で、tassiはアコギとブズーキ、アイリッシュブズーキ、そしてリュートで参加である。

柳川氏とは始めてお会いするので、その芸風は未体験である。もちろん柳川氏としてもtassiに対しては同じ状況だから、果たしてうまくいくのかそれともお互い不幸な結果になってお別れするのかは分からない。歌モノであれば唄えないような難解なメロディーが出てくることはまずないが、劇伴(サウンドトラック)のようなインストものの場合、そういう状況に遭遇することが多々ある。劇伴のような「背景音楽」を演奏する場合、ギターが好きで弾いてきたという経験以上の(以外の?)事を要求される場合が多いから、その状況に的確に対応できる脳の柔軟さが必要とされる。

つまりテクニックは思考に隷属する道具でしかないという事だろうか。ううむ、ナンダカよく解らないそんなハナシはここまで。試行錯誤を繰り返しながらも録音は無事に終了。民族楽器の色気がちょっとはスパイスになったようだ。

前回の続きで鉄道ネタ。寝台列車をホームで待つというのもワクワクする瞬間だ。これから向かう知らない街への期待と不安。家族の元への帰郷。恋人との別れ。夜のプラットホームには、そんな様々な心の思いと葛藤が、あちこちに見え隠れしている。

柳川 剛氏サイト
http://aoba.sakura.ne.jp/~sound/


CONTAX RX Distagon 28mm


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2007年09月14日

寝台列車

5a567c70.jpg9月11日

午後から溜池のクラウンのスタジオまでレコーディング1曲。本日はイルカさんのレコーディングで、編曲は内池秀和氏。tassiはアコギとジュラで参加。イルカさんとはここ数年ライヴやテレビでご一緒することもあるが、レコーディングは1990年の「Delfina」以来である。

このクラウンのスタジオは、tassi若かりし頃の30年前とほとんど変わっておらず、懐かしさと古くささの微妙な感じがなんともイイ味を出している。本日の主役はイルカさんだが、tassiのステージデビュー(?)は、実はイルカさんのコンサートツアーだったのだ。確か河口湖のロッジで一週間ほどの合宿リハーサルを済ませ、最後の仕上げということで、このクラウンのスタジオの中で、弦カル(カルテット)との合同リハーサルを行ったのである。今は亡き木田高介さんの元気だった姿を思い出すなあ....

思い出話ばかりしてもしょうがない。本日録った曲はイルカさんのアルバムのなかの1曲で、植物の名前がタイトルになっている。アルペジオが基本で、コレはもちろんGIBSON SJ。その後Merrill OM28をダビングで重ねる。Neumann M269で録った音がイイ音なので嬉しくなってしまう。ちょっと大陸のイメージを出すために、ジュラをストロークで更に重ねる。大陸といえば、朝青龍を思い起こすような楽器も入っていたようだったが。

夜は市ヶ谷のサウンドバレイにて、やはりレコーディング1曲。編曲は林有三氏。前回同様に森昌子さんのレコーディングだった。ストリングスの皆さんが帰った後の一人ダビングで、GIBSON SJの再登場。弦は「Martin Marquis SP Phosphor」。ただの「SP」と「Marqui SP」の違いはボールエンド付近の赤い糸だけだと思っていたが、微妙に音色も違うようだ。気のせいかもしれないが「Marquis SP」の方がギラギラせず、落ち着いたトーンで高級感がある。ちょっと値段は高いが、tassiのGIBSON SJとのバランスはイイと思う。

前回「夜行列車」について書いたら、旧友から「夜行列車」は座席が硬くてよく寝られん、と指摘を受けてしまった。実は「寝台車」と書きたかったのだ。「寝台車」なら快適である。ちょっと窓を開け人気のないホームを眺め、これからの旅を想像する。久々に列車の旅、したいなあ。


RICOH GR1s


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2007年09月12日

夜行列車

e8d9f0a0.jpg9月10日

正午からサウンドシティAstにて、ヤマハの教材用録音。音楽は椎名邦仁(旧K太)氏。tassiはバンジョーで参加。

既に録音されているストリングスや打ち込みのオケにダビングする作業だ。バンジョーと一口に言ってもそのスタイルで、使用する楽器の種類が微妙に違う。だからtassiは奏法によって、4弦(テナー、デキシー用)、5弦(スリーフィンガー用)、6弦(主にメロ弾き用)の3種類を用意する。他にもプレクトラム(4弦)というのがあるが、あまり一般的ではないのでコレは省略。

それぞれ用途が違うが、奏法以前の音色でこの楽器でという決定が下される場合がある。今回は6弦バンジョーが音色的に選択されたので、コードワークそしてアルペジオに分けて弾いた。

前に今月はライヴが多いと書いたが、ライヴといえば地方への移動がつきものだ。だからここのところ新幹線や飛行機などに乗る機会が多くなってきた。つい先日新幹線の新しいN700系が走るようになり、東京大阪間が2時間半ほどで移動できるようだとか。確かにビジネスマンにとっては、タイムイズマネーだろうから、早いことに越したことはない。もちろんツアー・ミュージシャンにとってもその恩恵を受けることは間違いないだろう。でも単なる移動手段としての鉄道ではなく、ノンビリと馬鹿話でもしながら車窓の変わりゆく風景を感じて旅したいなあと思うことがある。そういう時、新幹線は速すぎるかもしれない。夜行列車なんてきっとイイだろうね。


CONTAX RX Distagon 28mm


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2007年09月10日

The World of GOLDEN EGGS

7eaf4990.jpg9月9日

本日は新木場にあるクラブ「STUDIO COAST」にてライヴだ。「The World of GOLDEN EGGS」というアニメが評判になっているようだが、そのスペシャルパーティーってことで、劇伴で参加しているtassiも呼ばれたってワケだ。編曲およびバンマスは岩崎 工(いわさき・たくみ)氏。

レコーディングに参加してからずいぶん経つし、演奏した内容もほとんど忘れているので、前日に芝浦スタジオにてリハーサルを行う。久しぶりのブルーグラス風バンジョーで参加。どんなアニメか興味があったので、帰宅後You Tubeで検索掛けてみると、出てくる出てくる。またコレが面白いの何のって。本番が楽しみだ。

パーティー自体は3時間ほどだが、ワレワレ「TURKEY パラダイス ORCHESTRA」は最後の約30分だけの出番である。このクラブの出演者用控え室の外に、プール付きのテラスがある。昼間はちょっと湿度が高かったが、夕方になると涼しい風が吹き、贅沢で快適な空間である。本番は細かいトラブルがいくつかあったが、ナカナカの盛り上がりをみせ、楽しい一日が終わった。

岩崎 工
http://home.c05.itscom.net/prosper/index.html


RICOH Caplio GX 100


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2007年09月09日

エレアコの進化に驚く

1db1d24e.jpg9月7日

今月はライヴ仕事が多い。本日も午後から世田谷スタジオにて、服部克久氏の「東京ポップスオーケストラ/略称TPO」のリハーサルだった。いつもは伊丹雅博氏が一人でギターパートを受け持つのだが、今回はゲストの顔ぶれってことでtassiがアコギでかり出されたのだろう。

けっこうな量の譜面をナントカこなし、21日まで忘れなければいいな、と思いながら無事終了。伊丹氏が持っているのは「Mcpherso」という、ちょっと変わったデザインのギター。ナカナカいい音がします。もちろん値段もよかです。ゲスト・アーティストの使っている「Cole Clark」もイイです。両方ともちょっと興味があるけど、ライヴをあまりやらないtassiにとっては、欲しいけど手が出せない楽器かな。


RICOH Caplio GX 100

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2007年09月08日

二重サッシ、イイですよ

606dede1.jpg9月6日

早朝からサウンドバレイBstにてレコーディング1曲。昨日に引き続き、編曲は蒲池愛氏。本日はLiaさんのレコーディングだった。tassiはマンドリン、アコギ、アイリッシュ・ブズーキで参加。

なんだか「拍子」がとっても難しい曲で、クリックの種類をアレコレ変えながらのレコーディングだった。現代音楽風というか、ミニマル系というか.....。どうやらこの曲をライヴで演奏するということらしいが、演奏するミュージシャンには、ゼヒがんばってもらいたい。そんな祈るようなキモチでスタジオを後にした。

その後すぐに昨日同様、谷村新司さんのリハーサルに芝浦スタジオまでまっしぐら。で、あとは昨日と以下同文である。

帰宅してしばらく台風の猛威を窓越しに感じるが、二重サッシのおかげで外の音は全く聞こえず、無声映画のように木々が揺れている様子を興味深く、しかし現実離れした風景として眺めて飽きない。


RICOH Caplio GX 100


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2007年09月07日

谷村新司リハーサル

67015ba9.jpg9月5日

午前中にOnAir麻布BstにてCM録音。音楽は蒲池愛氏。本日は化粧品のCMで、tassiはウクレレとマンドリンで参加だ。ウクレレでは最高音まで駆使しての極限プレイ。ごっつあんでした!

その後、今月中旬に東京そして大阪の二カ所で行われる、谷村新司コンサートのリハーサル。このメンバーとは今年の春以来なので、なんだか懐かしく旧友に再会といったところか。tassiはアコギと12弦で参加だ。

数少ない日数と時間の中、さすがに皆さん百戦錬磨のミュージシャン揃いで、リハーサルはサッサと順調に進み、本番はナニも問題ないだろうと予感する。

台風が近づいているようでちょっとシンパイだ。


RICOH Caplio GX 100


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2007年09月05日

8本は多すぎ?

3f1fdd53.jpg9月4日

午後から数年ぶりのサウンドDALIにてレコーディング。本日は8時間にも及ぶ長丁場である。だから編曲も藤間仁氏と藤田淳平氏の二人がかりだ。tassiはアコギ、ガットと「そのほか」というオーダーだ。この「そのほか」というのが、実は困る。ある程度絞りきらないと持って行きようがないからだ。そんなわけで、アイリッシュブズーキ、ブズーキ、クアトロ(プエルトリコ)、マンドリン、チャランゴ、ドブロを厳選して搬入する。

エンジニアはDALIの橋本まさし氏。ここ数年お会いしていないなと思ったら、最近西麻布あたりの制作会社スタジオでお見かけすることが多く、もしかしてDALIは閉店...?しかしそんなシンパイには及ばず、ちゃんと健在でありました。最近クローズするスタジオが多いから、ちょっと行っていないと閉めちゃったかと思うんだね。人間というのは勝手なモンだ。

本日は色々な曲調があり、そのたびに最良のマイクの選択をしてくれる。なんだかんだと言いながら、全部でマイク8本登場だ。スタジオ定番のものより、個性的なマイクの方が多そうだ。マイクおたくのtassiに気を遣ってのことではないと思うが、ナカナカ壮観である。皆それぞれに個性があって甲乙つけがたいが、tassiの好みはMICROTECH GEFELL UM70s。変な誇張がなく自然な感じで好感が持てる。

本日はゲーム音楽のコンピレーション・アルバムの録音だったが、作業時間にも余裕があり有意義な一日であった。

Studio Sound Dali
http://www.sound-dali.com/index.html


RICOH Caplio GX 100


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2007年09月04日

続編

d2218d01.jpg9月3日

夜遅くサウンドシティAstにて劇伴録音。音楽は佐藤直紀氏。本日の劇伴は、西岸良平原作で昭和30年代を描いたあの名作、現在脳死状態内閣(?)のトップであるA氏も、たしか好きだといっていた、そう、あの続編である。tassiは一作目も参加していたことを思い出した。

午前中から延々と続くの作業で、tassiのギターダビングは一番最後になったようだ。ガットギターの一人多重アンサンブルや、アコギのダビング、マンドリンやドブロといった楽器も登場である。

続編もけっこう面白そうで、劇場公開が待ち遠しい。


RICOH Caplio GX 100

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2007年09月03日

サウンドマリーナ 2007

b3f832e7.jpg9月1日

野外のステージはかなり体力を消耗する。今回は3曲ほどだったが、一応そんなことも考慮に入れ、昨晩は心静かにおとなしく夜を過ごす。その甲斐あってか体調はまずまずだ。しかしホテルの枕のせいか首がちょっと痛いなあ。

14半頃からのステージ(オープニング・アクト)なので、まだお客さんも半分ほど。満員になると一万人というから、すごいなあ。PA状態もけっこう満足で15時ちょい過ぎに、無事終了。


RICOH Caplio GX 100


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2007年09月02日

お好み村

fd68634d.JPG8月31日

明日広島で本番の「サウンドマリーナ 2007」に手嶌葵さんのサポートで行く。新幹線で行くわけだが、4時間の移動となるとかなり乗りごたえがある。暑い中でのリハーサル。楽器は野外用にと買った、ちょい安のガットギター。けっこうコレでも使えるんだなあ。

汗だくのリハーサルの後は、やっぱりビールで水分補給(アルコールは脱水効果があるので、補給にはならないが)、ってことでお好み村にて乾杯だ。


RICOH Caplio GX 100


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