2007年08月

2007年08月31日

飲み疲れ

1df8c933.jpg8月26日

対馬から戻り、夕方からサウンドインでレコーディング。数年前に「25年ぶりの手紙」というレコーディングで一度お会いした、「クーペ」さんというアーティストのレコーディングだった。アレンジはshifoさん。ダミ声だがなかなか説得力のある唄。tassiはアコギと三線で参加だ。Bstの二階を何度も往復しながらのセッションだった。対馬での疲れが足に来るなあ。しかしなかなかイイ感じで無事終了。

夜遅くサウンドバレイにてアニメの劇伴録音。音楽は西田マサラ氏。ギターの伊丹氏とベースのバカボン氏がダビング中だったので、ちょっと一休み。tassiはアコギ、マンドリン、ドブロ、ウクレレで参加する。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2007年08月29日

ちんぐ音楽祭その3

dcc38346.jpgコンサート会場からホテルに戻り、汗臭い体をシャワーで流し、毎年のように「山ちゃん」で最後のシメだ。いつものように焼酎「やまねこ」で乾杯。対馬ならではの魚介類を肴に飲む。サザエの刺身が300円にビックリ、また対馬名産の「ひおうぎ貝」のバター醤油焼きもナカナカの味で、焼酎がガンガン進んでしまう。明日のシンパイをしながらも、もう一杯とさらにグラスを重ねる。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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ちんぐ音楽祭その2

1f1c452b.jpg8月25日

ちんぐ音楽祭本番。小室さんの出番は夕方だが、ちょうど西日が熱くステージを照らす。昨日以上に蒸し暑く、シャワーを浴びたように前身汗だくでステージを降りる。まあ演奏としては及第点か。

コンサート最後の全体セッションを残すばかりとなったので、露店を冷やかしながらのビールタイムに突入。夜も更けてきてふと沖合を見ると、イカ釣り船の漁り火が遠くに見える。ここは対馬、日本より韓国の方が近い場所だ。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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ちんぐ音楽祭その1

a11de118.jpg8月24日

ちんぐ音楽祭リハーサル。夕方とはいえ照りつける太陽は暑く、汗だくになりながら数曲で終える。いつものことだが、小室等さんのサポートはスリリングだ。新曲が必ず数曲あり、リハーサルで1回、楽屋で1回そして後は本番のみ、という流れになっている。

夜は地元スタッフそして韓国のミュージシャンたちとの交流会、まあ平たく言えば宴会だ。最初は言葉少なげにおとなしくしていても、酒が入れば饒舌になり、あちこちで盛り上がっている様子が見られる。明日はハーモニカの八木さんが、韓国のバンドに飛び入りするらしい。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2007年08月28日

記憶がない

7b57d1e7.jpg8月23日

正午から南青山の制作会社にてCM録音。音楽は中川俊郎氏。サクサクっとあっという間に終わってしまい、いったい何のCMだったのか思い出せないくらいの短時間であった。基本はGIBSON SJで、ダビング部分は夢弦堂スペシャルで倍音豊かなサウンドを加えてみた。

明日からここ10年ほど通っている、「ちんぐ音楽祭」に向けて対馬まで行くことになる。今年はどんなミュージシャンたちが集まるのだろう....


RICOH Caplio GX 100


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2007年08月24日

生業は運搬業なのか

76ef17a7.jpg8月21日

午後からワンダースターションで劇伴録音。音楽は仲西匡氏。本日は日本テレビ系で放送予定の「天国と地獄」の劇伴だった。黒澤明監督の作品のリメイクということらしい。tassiはアコギとマンドリンで3曲ほど参加。今回はマンドリンを3回も重ね、そのサウンドはかなり厚みを増したことだろう。

その後夕方から早稲田のアバコ301stにて、やはり劇伴録音。音楽は和田薫氏。以前も参加した「D.Gray-man」の追加録音だ。tassiはBouzouki , Baglama , Oudなど民族系イロイロで参加。和田氏の録音となれば、変な笛の旭孝氏そして変な打楽器の梯郁夫氏が一緒だったことは言うまでもない。3人同時に演奏することはなかったが、結果として同じトラックで聴くことが出来るはずだ。

毎日こう暑いと、楽器を車の中に入れっぱなしには出来ない。使わない楽器もせっせと降ろし、スタジオの中に避難させる。セッションが終われば、それからまた全てを積み込み、次のスタジオへと移動する。労働力を考えると、演奏より運搬の方が疲れるんじゃないか、と感じることがよくある。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2007年08月23日

タキシード着て三線を弾く

5a0fd954.jpg8月20日

午後から埼玉県の「富士見市民会館 キラリ☆ふじみ」にてレコーディング。本日はホールにての同録だ。ストリングスや管楽器に混じっての録音なのでちょっと緊張する。いや、それ以前にこのナントモ奇妙な名前のこの場所まで行き着くことが一苦労だった。本日は新垣勉さんのレコーディングで、tassiは三線で参加だ。編曲は淡海悟郎氏。ホールレコーディングということは、やっぱりクラシック系?

モニターやヘッドフォンなどない状況でのレコーディングなので、唯一の頼りは指揮者なのだが、幸運なことに「はいじま公二」氏がコンダクターだったのでホッと胸をなで下ろす。クラシックの指揮者はハッキリ言ってよくワカラン。その点スタジオで活動している指揮者は、余計な「演技?」を交えずにキチンとビートが分かるように振ってくれるので、安心して弾くことができる。まあこの点にはイロイロと異論があるだろうが....

ホール録音だというのにクレーンに乗ったカメラや物々しい雰囲気が漂っている。どうやらレコーディングのシーンをナニかに使うらしい(知っているが今は言えない)。12月のオンエアをお楽しみに、ということしか言えないのが残念。

新垣さんといえば沖縄出身ということはよく知られていることだが、今回tassiが三線で参加したというのは、ある著名な曲を録音したということでもある。言えないことばかり......


RICOH Caplio GX 100


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2007年08月22日

ラジオドラマ

047610b3.jpg8月19日

午後NHK506stにて劇伴録音。本日はカリブにある仏領マルチニーク島が舞台となる、「朝まだきの谷間」というラジオドラマの音楽録音だった。音楽は菅谷昌弘氏。tassiはガットで参加。

今回は主人公がフラメンコギターを一人つま弾く、という設定の元に60秒ほど自由に弾かせてもらった。といってもtassiはその筋の専門家ではないので、ある程度予習をして本番に臨んだわけだが。フラメンコといっても同じギターなんだから弾けるでしょ。そう簡単に言われても実はそう容易なことではない。ラスゲアードひとつ取っても奥が深いし、右手のタッチやフラメンコ独特のアルペジオなど、体に馴染むまで相当時間がかかることを認識した。つまり付け焼き刃では無理ってことだ。まあそれでも、シロウトがつま弾く程度には出来たかもしれない。フラメンコギターを「つま弾く」という表現はどうかと思うが。おかげでずいぶん指を酷使してしまった。

ラジオドラマ(NHKではオーディオドラマと呼ぶらしい)らしきものは、以前運転中の車の中で何度か聴いたことがあるが、長距離走行でもしない限り、特に長編モノは最後まで聴き終えることができない。もう少し聴いていたいが、目的地に着いてしまったりで、いつも尻切れトンボだ。かといってずっとラジオの前に座っているわけにもいかず、他局の番組のようにPodcastingでいつでも聴けるようになればイイのになあ....

NHKオーディオドラマ
http://www.nhk.or.jp/audio/prog_fm_future.html


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2007年08月21日

アッという間の出来事

09222c42.jpg8月17日

夕方からサウンドインAstにて劇伴録音。音楽は服部隆之氏。tassiは3曲だけアコギとマンドリンで参加だ。サクサクとレコーディングは進み、3曲ほどだったのでアッという間に終わってしまった。タマにはこういうこともあるのだ。なんだかちょっと得した気分でスタジオを後にした。


RICOH Caplio GX 100

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2007年08月18日

マンドリン・サウンド

d20aec2c.jpg8月16日

夕方からONAIR麻布 Cstにて、森昌子さんのカップリング曲のレコーディング。編曲は林有三氏。tassiはアコギとマンドリンで参加。ここ数年、林氏とは笹川美和さんのレコーディングやライヴで一緒だったが、1年ほどお会いしてなかった。久しぶりの再会に抱擁、そしてお互いの近況報告に涙する。

さて本日はアコギをアルペジオで、次にマンドリンを2回重ねる。いつものGIBSON F2だ。ところがKeyがC#mという、マンドリンでストロークするにはちょっとイヤなKeyだった。ブルーグラス風のカッティングなら何ら問題ないが、繊細且つギリギリまで音を伸ばしてのプレイは相当やりにくい。おまけに全体的に音域が高くなってしまい、これも困ったことである。何か秘策はないだろうか...そう考えてみるが、もう禁じ手のアレしかないことに気がつく。

禁断の秘策を講じてストロークをダビングし、さらにラウンド・マンドリンでトレモロを数回重ね、バッキングトラックはほとんどマンドリン・サウンドとなってしまった。本日はずいぶん弾きましたなあ。人差し指の関節が痛い、たまには指を休ませてやらないといけない。


RICOH Caplio GX 100


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2007年08月17日

打ち込みに絡む

cb8887ab.jpg8月15日

午後からサウンドシティBstにて湯原昌幸氏のレコーディング2曲。編曲は佐藤準氏。tassiはアコギとマンドリンで参加だ。

佐藤氏とは世代も近いので(佐藤氏の方がちょっと上)、音楽的な打ち合わせの時もスムーズに事は運ぶ。J.D.サウザー風な感じでストロークね、なんて言われれば譜面に書かれていなくてもすぐに反応できる。変にリズムパターンが書かれているより音楽的だ。しかしこれも同じ言語を共有することが前提なので、そうでない場合はやはり譜面が伝達手段として重要であることは言うまでもない。

本日は打ち込みのアコギに絡むようにアルペジオをプレイ。という笑点のお題のような演奏内容だったので、これは木久蔵風ではマズイと判断して、ちょっと地味ながら圓窓風に打ち込みも成立するように心がけて演奏した。もう1曲ではGIBSON SJと夢弦堂スペシャルの2本で、同じストロークをダブルで演奏。同じ楽器で2回重ねるよりも、音色に幅が出てヨイ。

夜は西麻布の制作会社にて、WEB CMの音楽録音。最近WEB専用のCMの録音に参加することが多い。15秒や30秒といった、既成の枠にとらわれない長さのものまである。本日は約8分というかなり長尺のレコーディングだった。音楽は三井誠氏。

ベーシックはピアノの紺野氏とtassiのガットという二人だけの世界。真っ白なキャンバスに絵の具を塗るようにして演奏する。どこでどうなるかの決めごとはなく、自由に描き上げたものがよければそれでヨシ。そんなセッションだった。3テイクほどでそれぞれの筆致が微妙に絡み合い、イイ感じに録れた。

フワフワとした乗り心地と独特のハンドリング、いつかはそんな高級フランス車に乗ってみたいなあ...と独り言。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2007年08月16日

奥深い三線

639f09ee.jpg8月14日

夜NHK506stにて劇伴録音。音楽は羽毛田丈史氏。11月から放送予定の土曜ドラマ「ジャッジ」の音楽録音だった。tassiはアコギ、ガット、三線で参加だ。

早めにNHKに到着。5食(5階の食堂)にて三線の譜面をtassi用に書き換えなどをしながら、今か今かと登場機会を窺う。ストリングスの皆さんが終わった後、一人で広いフロアに乗り込む。どうやら一人ダビングということらしい。

三線は最後に回し、ガットメロやガットソロを数曲ダビング。ようやく本日のメイン・イベントである、三線のダビング時間がやってきた。羽毛田氏曰く、沖縄本島と奄美大島では三線の奏法に違いがあるとのこと。その説明を受け、奄美風な唄い方で三線を弾く。いやあ、勉強になった一日であった。

NHKサイト
http://www3.nhk.or.jp/drama/html_news.html


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm

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2007年08月14日

静かな東京

df352d7e.jpg8月13日

世の中はお盆休みで高速道路は大渋滞らしい。その分東京から人口が減ったせいだろうか、数日前の猛暑の名残はあるが、幾分涼しさを感じるようになった。だから毎年お盆時期が恋しくてしょうがない。Uターンなんかしなくていいからね、などと心の中で密かに呟く。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 11-22mm


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2007年08月13日

池上線

16bcef29.jpg8月11日

午前中にNHK506stにて劇伴録音。音楽は堀井勝美氏。よくよく思い返してみると、堀井氏とのこの仕事(しぜんとあそぼ)だが、もう20年以上になる。初期の頃はモノラル同録で色々タイヘンな思いをしたが、最近はようやくProTools導入ということで、隔世の感がある。本日tassiはアコギとブズーキで参加だ。

久しぶりにアコギ界の重鎮先輩と杯を重ねるべく、東急電鉄を乗り継いで五反田まで行く。最終的に「池上線」に乗り換えるのだが、この池上線は昭和の臭いがプンプンする、何とも風情のある路線なのだ。現在では旧目蒲線の盲腸みたいな扱いの「多摩川線」が、東急の中では唯一のローカル線となってしまったが、それ以前はこの池上線がその役割を担っていた。

tassiは東急沿線に育ったが、最近までこの池上線だけは乗ったことがなかった。その存在を知ったのも西島三重子の唄で知ったぐらいだから、その存在感のなさ(?)というのは、東急の中では唯一冷遇されていたからかもしれない。

旗の台駅で池上線に乗り換えると、ホームのレトロさに驚く。ベンチや待合室はもとより、雨よけの屋根が当時のままなのである。もしかしたらtassiが子供の頃と変わってないのかもしれない。これはこの駅に限ったことではなく、この沿線のほとんどの駅で、昔の造作がそのまま使われているようだ。バリアフリーでエレベーターが設置されていても、PASMOやSuicaが使える自動改札に変わっても、屋根は昔のままというアンバランスが面白い。逆に昔の面影を残していることで、ホッとしたりするのだ。

池上線といえば小津安二郎監督の映画の中で、その駅の姿を見ることができる。たとえば「秋刀魚の味」では石川台駅でのシーンが、また「東京暮色」では五反田界隈と思われるガード下らしき景色が見て取れる。現在の「大崎広小路駅」はこんなふうだ。新旧一体となった感じが、なんだか懐かしくてイイ。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2007年08月10日

PARK & RIDE

62a3774d.jpg8月7日

昨晩は仙台のおいしい食材と焼酎に一人盛り上がり、ちょいと飲み過ぎたようだ。昼過ぎから仙台のヤマハにて1時間ほどリハーサル。数曲とはいえ、初めてのライヴなので先方も念には念を、というつもりなのだろう。

野外とはいうものの、木々が生い茂る勾当台公園の一角にステージが設置されているので、思ったより暑くはない。それでも湿度が高いせいか汗が流れ落ちる。PAエンジニアの的確なる判断と進行の元、スムーズにリハーサルは終了だ。こういうときにベテラン且つ機転の利くスタッフだととてもありがたい。

本番は午後4時から。本番直前、突然のスコールにかなり驚いたが、本番中は雨に見舞われることなく、無事に終了した。当初気温や湿度によるガットのチューニングを相当心配したが、それは杞憂に終わった。

本番終了後すぐに仙台から東京まで移動。東京駅丸の内出口近くのパーキングに楽器を積み込み精算する。「PARK & RIDE」を適用してあるので料金は格安だ。24時間で2300円、それに数時間の超過分(10分で100円)を加える。前日パーキングのあるビルでの食事が、いくらかの割引の対象になり、結果的に2100円で済んでしまった。楽器や旅の荷物を持ってタクシー移動したら、この額の数倍は掛かってしまうだろう。「PARK & RIDE」はありがたいシステムだ。

手ぶれ補正アリ、軽量、コンパクト、この三つの魅力に抗しがたくついに「OLYMPUS E-510」を手に入れる。発売前からかなり気になっていたのだが、秋葉のヨドバシにフラっと寄ってみたら、期間限定でレンズ付きのキットが安かった。ポイント還元で比べても、ネットショップよりもかなり安かった。それでついついレジに。確かにE-1に比べると軽くてありがたいが、高級感にはちょっと欠けるようだ。手ぶれ補正の効果を試したくて、ついついスローシャッターを切ってしまう。


OLYMPUS E-510 ZUIKO DIGITAL 14-42mm


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2007年08月08日

カーペンターズ

9f0cc15c.jpg8月6日

本来昼間に仙台移動だったが、急遽スタジオワークが入り、夜の6時から西麻布のOnAir AstにてCM録音。音楽は三井誠氏。tassiはアコギでスリーフィンガー。カーペンターズの超有名な曲を、ほぼそのまま演奏するというもの。譜面を見なくても弾けるくらいに聴き込んできた曲だ。

あの当時を再現すべくエレピはRhodes、ドラムのキック・サウンドなども当時の感じのまま。楽器のサウンド以上にヴォーカルがまた素晴らしい。まるでカレンそのままって感じで(コピーっていう意味ではなく)演奏していても心地よい。やっぱり唄がイイと演奏もそれにつられて良くなるものだ。同時代を経験しているミュージシャンたちの演奏はなんの問題もなく、2テイクほどでOK。

旅から帰るとホッとする、やっぱり家が一番か。


OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm


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2007年08月07日

ただいま仙台中

acb0e0d4.jpg8月4日

午後から三田にあるMIT2stにてアニメの劇伴録音。音楽は三澤康広氏。tassiはアコギとガットで一人ダビング作業だ。思ったより早く終了したので、迷わず新宿へ。新宿野村ビルB2にある「夢眠」にて、夏カレーで腹ごしらえ。この店、高田馬場に本店があるのだが、そこはランチタイムの後、休憩時間があるのが玉にキズ。tassiは一般の人の生活リズムとは違う毎日を過ごしているので、中途半端な時間にお腹が空くのである。

小麦粉の入っていないインド式のカレーで充電し、代々木のワンダーステーションまで劇伴録音。音楽は梅林茂氏。本日は映画の劇伴で、南アフリカが舞台となっている。梅林氏は中国映画「LOVERS」以来、民族楽器をフィーチャーすることが多かったが、今回はギターとマンドリンのみである。ピアノの山田氏、サックスのボブ氏とのセッション的な録音は、一期一会的で楽しい。その後マンドリンの分散和音的フレーズにちょっととまどいを覚えながらも、無事終了。

ただいま仙台にて7日のライヴのために前乗り。夜12時近くにホテルに着いたのだが、やはり夜は居酒屋でしょう。ということで街にくり出す、一人でね。地元の食材と焼酎で明日のへの鋭気を養う。明日(もう今日だが)は仙台の「夕涼みコンサート」で手嶌葵さんのサポートで、野外ライヴだ。


RICOH Caplio GX 100

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2007年08月05日

アジア系からゲームまで

bf663085.jpg8月3日

午後から天王洲アイル近くのTerraスタジオにてレコーディング2曲。音楽は内池秀和氏。本日は馬頭琴奏者イラナさんのレコーディングだった。

大陸的なサウンドが欲しいのでと事前に伝えられていたが、中国大陸(とは呼ばないか...)に関する楽器が一つもないことに気づいた。まあそこから陸づたいに行けば、バルカンやヨーロッパまで行き着くわけだから、一応親戚筋(かなり遠いが)にあたるOudやBouzoukiそしてTzourasなどを大量に積み込んでTerraまでまっしぐら。アコギをアイリッシュ・ブズーキに差し替えたり、ウードやジュラのソロに手こずってみたりでナントカ無事終了。

夜は旧生活圏だった恵比寿からほど近いZEROスタジオにてゲーム音楽の録音。音楽は志方あきこ氏。今回はアイリッシュ・ブズーキとアコギのダビングだ。早めにスタジオに着くと、ギタリストの伊藤浩紀氏が作業真っ最中であった。こんなところで再会できるとは、ウレシイ。作業中にもかかわらず下らない世間話をけしかける。伊藤氏は演奏そっちのけでtassiのハナシに乗ってくれる。何と心優しいミュージシャンなのだろう。


RICOH Caplio GX 100

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2007年08月03日

全てのCDをiTune化

c77dcd43.jpg8月2日

午前中にOnAir麻布CstにてCM録音。音楽は藤巻浩氏。本日はインスタント食品のCMで、tassiはアコギ、ウクレレで参加。ウクレレバッキングにクラリネット・メロ、あるいはウクレレ・メなどなど様々なタイプをトライ。いったいどれが放送になるのかはワカラナイ。

数年前からコツコツとやっていた地味な作業がようやく終わりを告げる。それは所有するCD全てのiTune化である。始めた頃は意欲満々であったが、そのうちに意味を見いだせなくなり、一時中断。中断していてもCDは増え続ける。この作業が終わるまではなるべく買わずにいたのだが、ナカナカそうもいかない。

当初iTune化してもアルバム・アートワーク(要するにジャケット写真のことだな)が表示されず、買ってすぐにしまい込んでしまったものなどは、ジャケットを見なければいったい何のCDだかワカラン、なんてことがよくあった。それでイヤになってしまったこの作業だったが、iTuneのバージョンも上がり、自動的にジャケ写もダウンロードでき、おまけに最新のiPodではジャケ写はもちろんビデオも楽しめるというではないか。そうなってくるとこのツマラナイ作業にも、だんだんと意味を感じるようになってくる。

ほとんど機械的な流れ作業だから、酒を飲んでいても出来る。と思ったら大違いだ。後々の検索を考えて、色々なキーワードをコメント欄に書き込んでいかねばならない。たとえば「Mandolin」「Fado」「Greece」など、楽器名やジャンルそして国名などだ。ある程度いい加減に書いても、ジャケ写を見ればナントカ想像はつく。しかし入手できないものがあることに気づきはじめ、その数が全体の半数以上もあるということが分かってくると、こりゃあ困ったと頭を抱えはじめた。

試しにジャケットを一枚スキャナでコピーし、アートワーク欄にドラッグすると、あらま簡単に作れてしまうではないか。これに気をよくして次から次へと作業が進む。気がつくと400枚以上ののジャケットをスキャンしたことになる。手首が痛いのはそのせいだったか.....


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2007年08月01日

ウクレレ一丁だったが

f1af9dcf.jpg7月31日

午後から恵比寿にあるその名もABSスタジオにてCM録音。音楽は田中ユウスケ氏。本日はお菓子メーカーのCMで、tassiはウクレレで参加だ。

いつもは台車いっぱいに楽器を積んでスタジオに行くのだが、ウクレレだけと言われると、どうも手持ちぶさた(?)で勝手が違う。本来ならウクレレ一丁片手に抱いて、颯爽と登場すればいいのだろうが、なんだか手軽すぎて手抜きをしているように感じてしまう。ってことで大小取りそろえ、やっぱり台車でゴロゴロと登場する。

遠近法でサイズが違って見えるのではなく、左から、ソプラノ、テナー、バリトンという具合に微妙に大きさの違いがおわかりだろうか。本番ではソプラノを2回重ねて無事終了。母と娘の心温まる唄のバックグラウンドであった。


RICOH Caplio GX 100


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