2007年03月
2007年03月31日
名人伊豫部富治氏
3月27日
寝不足状態で昼から乃木坂ソニー1stへと向かう。製菓会社の企業CMで、音楽は中川俊郎氏。中川氏は元々現代音楽の作曲家だが、そのキャラクターはナカナカ独自のモノがあり、スタジオでの会話にいつも楽しませてもらっている。本日は中川氏のピアノにtassiのガットが絡むという、シビアながらとても有意義な内容だった。
エンジニアはベテラン伊豫部富治氏で、昨日NGをくらったM582を恐る恐る出すと、「ゼヒやりましょう!」と快く立ててくれた。たぶん今日もダメだろうなと思ったが、本日は幸運なのか機嫌が良かったのか、ノイズは問題なくなんとか使えそうだ。NEUMANN M149も立ててあったが、モニターしている音はM582単体の音だということを聞いてビックリ。ヘッドフォンから返ってくる音は、単なる「硬い音」ではなく、アンサンブルの中で居場所がしっかりある、とても納得できる音であった。やはりセッティングする微妙な位置によってこんなに音が違うモノなのだろうか。さすが名人、参りました。
伊豫部富治
http://www.iyobetomiji.jp
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
寝不足状態で昼から乃木坂ソニー1stへと向かう。製菓会社の企業CMで、音楽は中川俊郎氏。中川氏は元々現代音楽の作曲家だが、そのキャラクターはナカナカ独自のモノがあり、スタジオでの会話にいつも楽しませてもらっている。本日は中川氏のピアノにtassiのガットが絡むという、シビアながらとても有意義な内容だった。
エンジニアはベテラン伊豫部富治氏で、昨日NGをくらったM582を恐る恐る出すと、「ゼヒやりましょう!」と快く立ててくれた。たぶん今日もダメだろうなと思ったが、本日は幸運なのか機嫌が良かったのか、ノイズは問題なくなんとか使えそうだ。NEUMANN M149も立ててあったが、モニターしている音はM582単体の音だということを聞いてビックリ。ヘッドフォンから返ってくる音は、単なる「硬い音」ではなく、アンサンブルの中で居場所がしっかりある、とても納得できる音であった。やはりセッティングする微妙な位置によってこんなに音が違うモノなのだろうか。さすが名人、参りました。
伊豫部富治
http://www.iyobetomiji.jp
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
2007年03月30日
M582本日不調なり
3月26日
昼過ぎから西麻布の制作会社にてCM録音。音楽は桜井順氏。フォーク調の唄にスリーフィンガーのアコギ(Merrill)を合わせて弾く。健康飲料のCMらしいが、背景に見える街並みに旅行欲をかき立てられる。そう、ここはビールが旨いんだよなぁ。
スンナリと終わったので早稲田にあるアバコ301までス〜〜ッと移動。アニメ「D.GRAY-MAN」の追加録音だった。音楽は和田薫氏。今回もOUD,BOUZOUKI,JURAなどなど民族系が多数登場。笛の旭孝氏やパーカッションのクリストファー・ハーディー氏と一緒のセッションは、普段ではなかなか実現しないことなのでとても楽しい。
その後サウンドシティCstにて劇伴録音。音楽は菅野祐悟氏。4月から日テレで放送予定の「バンビーノ!」で、イタリアンレストランが舞台のドラマらしい。tassiの担当は主に心情系のシーンで、ガットギター・デュオのシットリした曲が多かった。前回同様M582を持ち込むが、本日はどうも機嫌が悪くノイズが気になるので涙をのんでクビにする。やはり古いマイクだからしょうがないのか.....
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
昼過ぎから西麻布の制作会社にてCM録音。音楽は桜井順氏。フォーク調の唄にスリーフィンガーのアコギ(Merrill)を合わせて弾く。健康飲料のCMらしいが、背景に見える街並みに旅行欲をかき立てられる。そう、ここはビールが旨いんだよなぁ。
スンナリと終わったので早稲田にあるアバコ301までス〜〜ッと移動。アニメ「D.GRAY-MAN」の追加録音だった。音楽は和田薫氏。今回もOUD,BOUZOUKI,JURAなどなど民族系が多数登場。笛の旭孝氏やパーカッションのクリストファー・ハーディー氏と一緒のセッションは、普段ではなかなか実現しないことなのでとても楽しい。
その後サウンドシティCstにて劇伴録音。音楽は菅野祐悟氏。4月から日テレで放送予定の「バンビーノ!」で、イタリアンレストランが舞台のドラマらしい。tassiの担当は主に心情系のシーンで、ガットギター・デュオのシットリした曲が多かった。前回同様M582を持ち込むが、本日はどうも機嫌が悪くノイズが気になるので涙をのんでクビにする。やはり古いマイクだからしょうがないのか.....
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
2007年03月26日
なら自分で分解しよう
3月25日
夕方からOnAir麻布BstにてCM録音、音楽は岩城由美氏。オイルのCMでアコギのストロークをカル〜く弾いた。本日も例によってM582を持って行き、無理を言って立てさせてもらった。エンジニア氏曰く「音が硬い」ということだった。通常の場所でアコギを狙うとどうもダメらしい。87とミックスしてナントカなった。これで1勝1敗か。要はこのマイクに合ったポジションを上手く探さないと負け続けるわけだな。
2階のAstではエンジニアの鎌田氏が作業を終え、帰り支度しているところだった。チョットチョットと呼び止めてマイクを見てもらう。鎌田氏は、アシスタントから手渡された精密ドライバーで分解を試みる。ヘッドを外しただけで元に戻してしまい、ちょっと残念だった。内蔵までチェックできるかと思ったのに....
仕方がないので自分でやってみた。さすがに年代物のマイクなので使用している部品がかなりレトロ。tassiはシロウトなのでよく分からないが、ベークライトらしきパーツも見える。これ以上分解すると元に戻せないのでやめておこう。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm/50mm MACRO
夕方からOnAir麻布BstにてCM録音、音楽は岩城由美氏。オイルのCMでアコギのストロークをカル〜く弾いた。本日も例によってM582を持って行き、無理を言って立てさせてもらった。エンジニア氏曰く「音が硬い」ということだった。通常の場所でアコギを狙うとどうもダメらしい。87とミックスしてナントカなった。これで1勝1敗か。要はこのマイクに合ったポジションを上手く探さないと負け続けるわけだな。
2階のAstではエンジニアの鎌田氏が作業を終え、帰り支度しているところだった。チョットチョットと呼び止めてマイクを見てもらう。鎌田氏は、アシスタントから手渡された精密ドライバーで分解を試みる。ヘッドを外しただけで元に戻してしまい、ちょっと残念だった。内蔵までチェックできるかと思ったのに....
仕方がないので自分でやってみた。さすがに年代物のマイクなので使用している部品がかなりレトロ。tassiはシロウトなのでよく分からないが、ベークライトらしきパーツも見える。これ以上分解すると元に戻せないのでやめておこう。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm/50mm MACRO
2007年03月24日
裏技その1
3月21日
夕方からNHK506stにて劇伴録音。作曲は林祐介氏。ストリングスや木管が終わるのを待って、30分押して一人ダビングが始まる。一人ギター二重奏によるギター・バージョンを数曲、そのほかにも一人ソロなどを録る。タッチの微妙さや弦を離す左手のタイミングなど、かなり気を遣って弾く。それにしてもコンピューター譜面は目が疲れるなあ。
かなり昔のハナシだが、NHKのエンジニアは番組ごとに変わるので、コンソールの前に座る人は専門職でない、なんてことがよくあったようだ。当時はマルチなどなく、6mm(オープンリール)に2ch同録だったから、プレーヤーのミスだけでなく、ミキサーの手違いでも録り直しなんて不幸な事故もよく起きた。そんな時それはそれはエライこっちゃで、スタジオ中が険悪な雰囲気になったり、口の悪いミュージシャンからのブーイングの嵐にまみれることも多くあった。ところがここ何年かNHKはそんなこともなく、体制が変わったせいかエンジニアは専門職の人がやることになっているみたいだ。だからもちろん本日も納得できる素晴らしいサウンドで録ってもらえた。
その後大急ぎで西麻布の制作会社へと車を飛ばす。歯に良いガムのCM録音で、音楽は小杉保夫氏。本日はクラシカルと聞いていたので、身構えてスタジオに入っていくが、譜面を見たらそんなこともなく一安心。ガットギターをミュートしてかなり強いタッチで弾かなければならない。ということで裏技を使い、ブリッジ付近にあるモノをかます。結果はナカナカ効果的だった。昨日に続きまたまた廣瀬修氏に会う。ナゼか安心できるエンジニアなんだよなあ。
CANON IXI DIGITAL 900IS
夕方からNHK506stにて劇伴録音。作曲は林祐介氏。ストリングスや木管が終わるのを待って、30分押して一人ダビングが始まる。一人ギター二重奏によるギター・バージョンを数曲、そのほかにも一人ソロなどを録る。タッチの微妙さや弦を離す左手のタイミングなど、かなり気を遣って弾く。それにしてもコンピューター譜面は目が疲れるなあ。
かなり昔のハナシだが、NHKのエンジニアは番組ごとに変わるので、コンソールの前に座る人は専門職でない、なんてことがよくあったようだ。当時はマルチなどなく、6mm(オープンリール)に2ch同録だったから、プレーヤーのミスだけでなく、ミキサーの手違いでも録り直しなんて不幸な事故もよく起きた。そんな時それはそれはエライこっちゃで、スタジオ中が険悪な雰囲気になったり、口の悪いミュージシャンからのブーイングの嵐にまみれることも多くあった。ところがここ何年かNHKはそんなこともなく、体制が変わったせいかエンジニアは専門職の人がやることになっているみたいだ。だからもちろん本日も納得できる素晴らしいサウンドで録ってもらえた。
その後大急ぎで西麻布の制作会社へと車を飛ばす。歯に良いガムのCM録音で、音楽は小杉保夫氏。本日はクラシカルと聞いていたので、身構えてスタジオに入っていくが、譜面を見たらそんなこともなく一安心。ガットギターをミュートしてかなり強いタッチで弾かなければならない。ということで裏技を使い、ブリッジ付近にあるモノをかます。結果はナカナカ効果的だった。昨日に続きまたまた廣瀬修氏に会う。ナゼか安心できるエンジニアなんだよなあ。
CANON IXI DIGITAL 900IS
2007年03月23日
M582結果は上々
3月20日
午前中に市ヶ谷のサウンドバレイAstにて鉄道会社のCM録音。音楽は向井寛氏。CMにしてはけっこう長い曲だったので、もしかするとCDになったりするのかもしれない。エンジニアは廣瀬修氏。時間に余裕があったので、先日手に入れたNEUMANN M582を持ってくればヨカッタなあ。
早めに終わったので急いで自宅へ戻り、M582を携えてサウンドシティCstまで一人ダビングに行く。4月から日テレで放送予定の「ロミオとジュリエット」の劇伴録音で、音楽は菅野祐悟氏。tassiはアコギ、ガット、ブズーキで参加。いよいよM582デビューなのだが、果たしてエンジニアの葛島洋一氏の反応はどうか気になるところだ。
最初U47とM582を2本立ててその違いを聴く。U47も確かにイイがM582の方は、俗っぽい言い方をすれば「ロックな音」といった感じで、音が前に出てくるのでかなり印象としては強い音となる。葛島氏は開口一番「いい音ですねえ」。多少のリップサービスは入っているのだろうが、アコギとの相性は全く問題ない。というかむしろとても良いと思う。とりあえずU47はクビ。今回はROYER R-121も追加で立てて、リボンの暖かさとM582の個性の強さをミックスして、結果的に素晴らしいサウンドとなった。ああ、コレで一安心だ。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
午前中に市ヶ谷のサウンドバレイAstにて鉄道会社のCM録音。音楽は向井寛氏。CMにしてはけっこう長い曲だったので、もしかするとCDになったりするのかもしれない。エンジニアは廣瀬修氏。時間に余裕があったので、先日手に入れたNEUMANN M582を持ってくればヨカッタなあ。
早めに終わったので急いで自宅へ戻り、M582を携えてサウンドシティCstまで一人ダビングに行く。4月から日テレで放送予定の「ロミオとジュリエット」の劇伴録音で、音楽は菅野祐悟氏。tassiはアコギ、ガット、ブズーキで参加。いよいよM582デビューなのだが、果たしてエンジニアの葛島洋一氏の反応はどうか気になるところだ。
最初U47とM582を2本立ててその違いを聴く。U47も確かにイイがM582の方は、俗っぽい言い方をすれば「ロックな音」といった感じで、音が前に出てくるのでかなり印象としては強い音となる。葛島氏は開口一番「いい音ですねえ」。多少のリップサービスは入っているのだろうが、アコギとの相性は全く問題ない。というかむしろとても良いと思う。とりあえずU47はクビ。今回はROYER R-121も追加で立てて、リボンの暖かさとM582の個性の強さをミックスして、結果的に素晴らしいサウンドとなった。ああ、コレで一安心だ。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
2007年03月22日
2007年03月18日
演技指導までには至らず
3月17日
午前中から映画の劇伴録音。tassiはマンドリンとマンドラそしてアイリッシュ・ブズーキを演奏。まずはもらった譜面を弾いてみるが、スタッフの話によると役者が映画の中で弾くという設定らしい。それならばと、楽に押さえられるようにキーを替え、コードを簡略化して演奏した。そういう理由なので、役者が見事演奏をマスター出来れば、たぶんtassiの演奏はボツになるだろう。
引っ越して2年弱になる。最近発見したのだが近所の小さな公園に、人工だが小さな小川が流れていた。遊歩道らしきモノもあり、ちょっとした旅気分が味わえ、なんだか得した気分になる。ついでに温泉でもあれば、なお言うことはないが。
EPSON R-D1s Minolta M-ROKKOR 28mm
午前中から映画の劇伴録音。tassiはマンドリンとマンドラそしてアイリッシュ・ブズーキを演奏。まずはもらった譜面を弾いてみるが、スタッフの話によると役者が映画の中で弾くという設定らしい。それならばと、楽に押さえられるようにキーを替え、コードを簡略化して演奏した。そういう理由なので、役者が見事演奏をマスター出来れば、たぶんtassiの演奏はボツになるだろう。
引っ越して2年弱になる。最近発見したのだが近所の小さな公園に、人工だが小さな小川が流れていた。遊歩道らしきモノもあり、ちょっとした旅気分が味わえ、なんだか得した気分になる。ついでに温泉でもあれば、なお言うことはないが。
EPSON R-D1s Minolta M-ROKKOR 28mm
2007年03月17日
SOFIA 12strings Guitar
3月16日
以前NHK BSで「フォーク大集合」というライブ収録の番組が放送されていた。たしか最初は年数回ほどの放送だったと思う。そのうちに月1回のペースで全国各地を巡るライブを収録し、懐かしいアーティストの姿を数年にわたって見せてくれたので、全国各地のフォークファンはきっと楽しみにしていたのではないだろうか。tassiも色々なアーチストのサポートで参加させてもらった。
先日溜まりに溜まったVHSビデオやDVDを整理している中、自分の出演している箇所だけをダビングして、数枚のDVDにまとめる作業も併せてやっていた。時系列に見ていくと面白いモノで、自分の変化がよく分かり、「ああオレも確実に歳を取っているなあ」と実感させられる。そのほかにもっと重要なことに気がついた。衣装のバリエーションが極端に少ないってことだ。編集して連続プレイバックすると、いつも同じような衣装で出ているのがハッキリと実感できる。コレはヤバイ、今年はもう少し衣装に気を遣ってみるか。
さて本日は渋谷のNHK101stにて音楽番組の収録。編曲は背後に見える夏目一朗氏。オンエアは未定らしく、いつになるかワカラナイという状態らしい。tassiの参加したのは3曲のみで、アコギ、ガット、12弦というそれぞれが別楽器。こういう仕事の時はマイクだけでなく、ライン出力にも対応していないと、モニターを含め音響的に不利になることが多い。アコギやガットは何とかなるが、12弦は現在対応外。ってことで昔使っていた「SOFIA/ソフィア」というブランドの12弦を、楽器庫の奥からしばらくぶりに出してみると、弦は死にまくりで使い物にならない。当然電池も電圧が足りず、かろうじて液漏れしていなかったのが不幸中の幸いか。
電池を入れ替え新しい弦を張ってみるとナカナカイイ感じ。弦高も低くタイヘン弾きやすい。この「SOFIA」はあるショップのオリジナルブランドである。その昔渋谷にPACOという楽器店があった。JR渋谷駅のそばで、山手線と渋谷川の間にある細い道沿いにあった楽器店で、「VSETA FIRE」という自社ブランドがあり、プリアンプやエファクターなども作っていた。たぶん現在DJ系のブランドで「VESTAX」というのがあるが、その前身だと思われる。そのPACOの二階にあった、「GUITAR SHOP HARA」というギター専門店のオリジナルブランドの一つが「SOFIA」なのである。当時(25年ほど前)10万円ほどの価格だったが、弾きやすくそれなりに音も良かったので6弦、12弦と2本も買ってしまった。
フォーク世代のオヤジたちに、12弦ギターを使った名曲はと訊くと、すぐに「アレでしょう」という答えが返ってくると思う。「あの素晴らしい12弦をもう一度」というタイトルだったかどうだったか、本日はそんな曲も演奏した。出演するアーティストたちはそれぞれギターを持って歌うのだが、後半転調するととたんに音がなくなってしまう。つまりギターはtassiの12弦だけになってしまうのだ。tassiだって12弦で転調はキビシイのに一人にされちゃたまりませんなあ。ナンという番組かは忘れましたが、もし運良く見ることが出来たら、転調辺りに耳をそばだてて聴いてみることをオススメします。
CANON IXY DIGITAL 900IS
以前NHK BSで「フォーク大集合」というライブ収録の番組が放送されていた。たしか最初は年数回ほどの放送だったと思う。そのうちに月1回のペースで全国各地を巡るライブを収録し、懐かしいアーティストの姿を数年にわたって見せてくれたので、全国各地のフォークファンはきっと楽しみにしていたのではないだろうか。tassiも色々なアーチストのサポートで参加させてもらった。
先日溜まりに溜まったVHSビデオやDVDを整理している中、自分の出演している箇所だけをダビングして、数枚のDVDにまとめる作業も併せてやっていた。時系列に見ていくと面白いモノで、自分の変化がよく分かり、「ああオレも確実に歳を取っているなあ」と実感させられる。そのほかにもっと重要なことに気がついた。衣装のバリエーションが極端に少ないってことだ。編集して連続プレイバックすると、いつも同じような衣装で出ているのがハッキリと実感できる。コレはヤバイ、今年はもう少し衣装に気を遣ってみるか。
さて本日は渋谷のNHK101stにて音楽番組の収録。編曲は背後に見える夏目一朗氏。オンエアは未定らしく、いつになるかワカラナイという状態らしい。tassiの参加したのは3曲のみで、アコギ、ガット、12弦というそれぞれが別楽器。こういう仕事の時はマイクだけでなく、ライン出力にも対応していないと、モニターを含め音響的に不利になることが多い。アコギやガットは何とかなるが、12弦は現在対応外。ってことで昔使っていた「SOFIA/ソフィア」というブランドの12弦を、楽器庫の奥からしばらくぶりに出してみると、弦は死にまくりで使い物にならない。当然電池も電圧が足りず、かろうじて液漏れしていなかったのが不幸中の幸いか。
電池を入れ替え新しい弦を張ってみるとナカナカイイ感じ。弦高も低くタイヘン弾きやすい。この「SOFIA」はあるショップのオリジナルブランドである。その昔渋谷にPACOという楽器店があった。JR渋谷駅のそばで、山手線と渋谷川の間にある細い道沿いにあった楽器店で、「VSETA FIRE」という自社ブランドがあり、プリアンプやエファクターなども作っていた。たぶん現在DJ系のブランドで「VESTAX」というのがあるが、その前身だと思われる。そのPACOの二階にあった、「GUITAR SHOP HARA」というギター専門店のオリジナルブランドの一つが「SOFIA」なのである。当時(25年ほど前)10万円ほどの価格だったが、弾きやすくそれなりに音も良かったので6弦、12弦と2本も買ってしまった。
フォーク世代のオヤジたちに、12弦ギターを使った名曲はと訊くと、すぐに「アレでしょう」という答えが返ってくると思う。「あの素晴らしい12弦をもう一度」というタイトルだったかどうだったか、本日はそんな曲も演奏した。出演するアーティストたちはそれぞれギターを持って歌うのだが、後半転調するととたんに音がなくなってしまう。つまりギターはtassiの12弦だけになってしまうのだ。tassiだって12弦で転調はキビシイのに一人にされちゃたまりませんなあ。ナンという番組かは忘れましたが、もし運良く見ることが出来たら、転調辺りに耳をそばだてて聴いてみることをオススメします。
CANON IXY DIGITAL 900IS
2007年03月15日
本日ギターなし
3月14日
午後からサウンドインAstにて「クインテット」の劇伴録音。音楽は宮川彬良氏。tassiはバンジョーとウクレレで参加だ。マイクのテストを兼ねて持っていこうと思ったが、仕事の現場は時間がかなりタイトなので、なかなかチェックするために時間を割いてもらうわけにはいかない。ということで本日は外部エンジニアのチェックはナシだ。
その後青山VICTOR301stにてレコーディング2曲。編曲は櫻庭伸幸氏。tassiはマンドリンとポルトガルギターで参加。たぶん専門職のミュージシャンが掴まらなかったせいだろうか、ふだんあまりなじみのない現場での演奏だったので、ちょっと緊張そして微妙に居心地が.....。おまけにいきなり半音転調なんてことがありタイヘンだったが、さすがベテランミュージシャン揃いで、難なく無事終了だった。
CANON IXY DIGITAL 900IS
午後からサウンドインAstにて「クインテット」の劇伴録音。音楽は宮川彬良氏。tassiはバンジョーとウクレレで参加だ。マイクのテストを兼ねて持っていこうと思ったが、仕事の現場は時間がかなりタイトなので、なかなかチェックするために時間を割いてもらうわけにはいかない。ということで本日は外部エンジニアのチェックはナシだ。
その後青山VICTOR301stにてレコーディング2曲。編曲は櫻庭伸幸氏。tassiはマンドリンとポルトガルギターで参加。たぶん専門職のミュージシャンが掴まらなかったせいだろうか、ふだんあまりなじみのない現場での演奏だったので、ちょっと緊張そして微妙に居心地が.....。おまけにいきなり半音転調なんてことがありタイヘンだったが、さすがベテランミュージシャン揃いで、難なく無事終了だった。
CANON IXY DIGITAL 900IS
2007年03月13日
NEUMANN M582/M62
3月12日
やっとマイクが届いた。Neumann M582という日本ではほとんど見かけないチューブマイクだ。それにカーディオイド(単一指向性)のM62というヘッドの組み合わせ。思ったより大きかったなあ。同じくNeumann KM184(手前)と比べてみれば、そのサイズの違いがよく分かるだろう。
さて、音はどうだろう。HAにGRACE DESIGN MODEL201を使ってKM184との比較だ、というか我が家には2chのものはそれしかないのだが。ほとんど同じポジションからアコギを狙ってみるが、レベル(音量)はほぼ一緒。しかし音質はずいぶん違う。M582はスッキリシャッキリのプレゼンスが効いたサウンドで、かなり音が前に出てくる感じだ。聴きようによっては低域が足りない感じもするが、ボディーサイズの大きいアコギ(特にマーティンのDタイプ)には、かえってこの方が何もしなくてイイかもしれない。かなりONでも低域はうるさくない。
それに対してKM184はボケボケの音で(比較すればのハナシだが)、えっこのマイクそんな音だったっけ、っていう印象が強かった。低域をよく拾っているという言い方も出来るが、M582と同じポジションではそこをカットしなければならないだろう。尤も逆もまた然りなので、マイクによってポジションを選ばなければならない、ということを今回改めて認識した次第である。
まだヘッドフォンでモニターしている段階で、録音までに至っていない。色々とエラソーな事を書いているが、実はシロウトの勝手な思いこみもあるので、今度スタジオに持ち出してプロのエンジニアの意見を聞いてみたいところだ。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
やっとマイクが届いた。Neumann M582という日本ではほとんど見かけないチューブマイクだ。それにカーディオイド(単一指向性)のM62というヘッドの組み合わせ。思ったより大きかったなあ。同じくNeumann KM184(手前)と比べてみれば、そのサイズの違いがよく分かるだろう。
さて、音はどうだろう。HAにGRACE DESIGN MODEL201を使ってKM184との比較だ、というか我が家には2chのものはそれしかないのだが。ほとんど同じポジションからアコギを狙ってみるが、レベル(音量)はほぼ一緒。しかし音質はずいぶん違う。M582はスッキリシャッキリのプレゼンスが効いたサウンドで、かなり音が前に出てくる感じだ。聴きようによっては低域が足りない感じもするが、ボディーサイズの大きいアコギ(特にマーティンのDタイプ)には、かえってこの方が何もしなくてイイかもしれない。かなりONでも低域はうるさくない。
それに対してKM184はボケボケの音で(比較すればのハナシだが)、えっこのマイクそんな音だったっけ、っていう印象が強かった。低域をよく拾っているという言い方も出来るが、M582と同じポジションではそこをカットしなければならないだろう。尤も逆もまた然りなので、マイクによってポジションを選ばなければならない、ということを今回改めて認識した次第である。
まだヘッドフォンでモニターしている段階で、録音までに至っていない。色々とエラソーな事を書いているが、実はシロウトの勝手な思いこみもあるので、今度スタジオに持ち出してプロのエンジニアの意見を聞いてみたいところだ。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
2007年03月12日
なおもIXYテスト中
2007年03月11日
NEUMANN KM88
3月10日
夜新富町の音響ハウス2stにてCM録音。音楽は高見優氏。本日のCM内容は直前までスタジオ・スタッフにまで知らされていなかった様子で、かなり極秘なセッションらしいので、詳細を書くことはやめておこう。今年の選挙までオンエア、ということだけは分かっているらしい。
さて、スタジオに着くとエンジニアの高村政貴氏としばし談笑。tassiは最近手に入れた(本日留守のため宅配便が残念ながら持ち帰り)Neumannの古いマイクの事などを話す。既に87がセッティング済みだったが、tassiの話を聞いた高村氏は、なかなかレアなKM88を、わざわざ探してきてくれて立ててくれた。「今度買ったマイクと似てるかもしれませんがが、ちょっと硬めかも...」と言い残してコントロールルームへ戻る。
ヘッドフォンから返ってくる音は確かにハイが伸びていて、硬めといえばそうだが痛い感じや気になるところはない。本日のセッションはアコギと弦カルテット、そして唄というシンプルな編成なので、ギターの音色はかなり重要だ。最初はGIBSON SJで試したが、「より暖かい感じ」を演出するためにMerrill OM28に持ち替えて本番を録る。Merrillは指で弾いても輪郭がハッキリしている楽器だが、マイクのおかげだろうか更に粒建ちがハッキリして、ニュアンスがよく出せた。今回Merrill OM28とNeumann KM88との相性はバッチリだったと思う。
CANON IXY 900ISのデビューってことで、マクロモード、ISO100、手ぶれONで撮ってみる。ブースの中の照明は十分な明るさとは言えないが、「手ぶれ補正」のおかげでなんとかブレずに撮れた。細かいことを言えばきりがないが、このサイズだったら文句ないねえ。
CANON IXY DIGITAL 900IS
夜新富町の音響ハウス2stにてCM録音。音楽は高見優氏。本日のCM内容は直前までスタジオ・スタッフにまで知らされていなかった様子で、かなり極秘なセッションらしいので、詳細を書くことはやめておこう。今年の選挙までオンエア、ということだけは分かっているらしい。
さて、スタジオに着くとエンジニアの高村政貴氏としばし談笑。tassiは最近手に入れた(本日留守のため宅配便が残念ながら持ち帰り)Neumannの古いマイクの事などを話す。既に87がセッティング済みだったが、tassiの話を聞いた高村氏は、なかなかレアなKM88を、わざわざ探してきてくれて立ててくれた。「今度買ったマイクと似てるかもしれませんがが、ちょっと硬めかも...」と言い残してコントロールルームへ戻る。
ヘッドフォンから返ってくる音は確かにハイが伸びていて、硬めといえばそうだが痛い感じや気になるところはない。本日のセッションはアコギと弦カルテット、そして唄というシンプルな編成なので、ギターの音色はかなり重要だ。最初はGIBSON SJで試したが、「より暖かい感じ」を演出するためにMerrill OM28に持ち替えて本番を録る。Merrillは指で弾いても輪郭がハッキリしている楽器だが、マイクのおかげだろうか更に粒建ちがハッキリして、ニュアンスがよく出せた。今回Merrill OM28とNeumann KM88との相性はバッチリだったと思う。
CANON IXY 900ISのデビューってことで、マクロモード、ISO100、手ぶれONで撮ってみる。ブースの中の照明は十分な明るさとは言えないが、「手ぶれ補正」のおかげでなんとかブレずに撮れた。細かいことを言えばきりがないが、このサイズだったら文句ないねえ。
CANON IXY DIGITAL 900IS
2007年03月10日
CANON IXY DIGITAL 900IS
3月9日
午後から麹町のサウンドインAstにて昨日の続きを録る。アコギの他にブズーキ、ウード、ドブロなど、堀井氏の書きの時にはあまり使わない楽器も、今回は妖怪モノということで登場だ。本日は気心の知れたリズム隊と一緒なので、リラックスしてセッションするが、分厚い譜面の量にちょっと腰が引ける。やってもやっても終わらないあの劇伴の感じ。それでもほとんどがテイク1でOKになり、20時には無事終了。
帰りに新宿のヨドバシカメラへ寄り道。ブログ用に一眼レフを持って行くのがつらくなってきたので、コンパクトデジカメを物色に行く。広角28mmからのズームそしてファインダー付き、という条件で探すと以前はリコーのCaplio GX8しかなかったが、昨年キヤノンのIXY DIGITAL 900ISが発売されたのを最近知った。GX8は既に生産終了なので中古を探さないとダメかもしれない。
GR DIGITAL ZOOMをずっと待っていたのだが、どうもリリースはないらしいので、シビレを切らしてヨドバシに乗り込む。IXYのデザインは確かにちょっと持ってみたい気がするが、軟派な感じがどうも好きになれない。それに比べるとGX8は質実剛健というか、いかにもカメラでございというところが気に入っている。中身はイイのだがあまり購買意欲がわいてこないのも事実だ。物欲がわかないのはtassi以外の人もそうだろうから、海外旅行の時はかえってこっちの方が、盗難などの心配は少ないとも言える。
tassiは銀塩時代から写真を撮ってきたので、「手ぶれ防止」など邪道で必要ないと思っていたが、やはりあると助かるのは事実だ。そんなワケでナンパはイヤと思いつつ迷ったあげく、IXY DIGITAL 900ISをレジに持っていってお買い上げだ。帰宅後夜中まで暗い部屋の中で「手ぶれ防止」の効果を確かめるために格闘する。画質はどうなのかなあ....
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
午後から麹町のサウンドインAstにて昨日の続きを録る。アコギの他にブズーキ、ウード、ドブロなど、堀井氏の書きの時にはあまり使わない楽器も、今回は妖怪モノということで登場だ。本日は気心の知れたリズム隊と一緒なので、リラックスしてセッションするが、分厚い譜面の量にちょっと腰が引ける。やってもやっても終わらないあの劇伴の感じ。それでもほとんどがテイク1でOKになり、20時には無事終了。
帰りに新宿のヨドバシカメラへ寄り道。ブログ用に一眼レフを持って行くのがつらくなってきたので、コンパクトデジカメを物色に行く。広角28mmからのズームそしてファインダー付き、という条件で探すと以前はリコーのCaplio GX8しかなかったが、昨年キヤノンのIXY DIGITAL 900ISが発売されたのを最近知った。GX8は既に生産終了なので中古を探さないとダメかもしれない。
GR DIGITAL ZOOMをずっと待っていたのだが、どうもリリースはないらしいので、シビレを切らしてヨドバシに乗り込む。IXYのデザインは確かにちょっと持ってみたい気がするが、軟派な感じがどうも好きになれない。それに比べるとGX8は質実剛健というか、いかにもカメラでございというところが気に入っている。中身はイイのだがあまり購買意欲がわいてこないのも事実だ。物欲がわかないのはtassi以外の人もそうだろうから、海外旅行の時はかえってこっちの方が、盗難などの心配は少ないとも言える。
tassiは銀塩時代から写真を撮ってきたので、「手ぶれ防止」など邪道で必要ないと思っていたが、やはりあると助かるのは事実だ。そんなワケでナンパはイヤと思いつつ迷ったあげく、IXY DIGITAL 900ISをレジに持っていってお買い上げだ。帰宅後夜中まで暗い部屋の中で「手ぶれ防止」の効果を確かめるために格闘する。画質はどうなのかなあ....
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
2007年03月09日
2007年03月08日
2007年03月07日
再マッキーニー・カポ
3月4日
午後から湾岸音響でレコーディング2曲。編曲は谷田部正氏。打ち込みオケにダビング作業。tassiはアコギ、ブズーキ、マンドリン、アイリッシュ・ブズーキで参加だ。
本日はベースの長岡氏、ギターの三畑氏といっしょで、まずはリズムトラックから。その後ダビング作業となるのだが、これがなかなかタイヘンで、ちょっと時間がかかってしまった。
三畑氏はカポのロールスロイスに興味津々であった。「ちょっと使ってみますか?」とtassiのマッキーニー(オリジナル)を渡す。使用感はと聞くと、「音のクリアさが明らかに音が違う」とのことであった。数がまとまれば再度エリオットにオーダーしてもイイかなと考えている。
EPSON GT-X900
午後から湾岸音響でレコーディング2曲。編曲は谷田部正氏。打ち込みオケにダビング作業。tassiはアコギ、ブズーキ、マンドリン、アイリッシュ・ブズーキで参加だ。
本日はベースの長岡氏、ギターの三畑氏といっしょで、まずはリズムトラックから。その後ダビング作業となるのだが、これがなかなかタイヘンで、ちょっと時間がかかってしまった。
三畑氏はカポのロールスロイスに興味津々であった。「ちょっと使ってみますか?」とtassiのマッキーニー(オリジナル)を渡す。使用感はと聞くと、「音のクリアさが明らかに音が違う」とのことであった。数がまとまれば再度エリオットにオーダーしてもイイかなと考えている。
EPSON GT-X900
2007年03月04日
この先階段あり
3月3日
正午から渋谷にある「シンク・シンク・インテグラル」スタジオで、テレビ東京で4月から放送予定のアニメの劇伴録音。音楽は羽岡佳氏。このスタジオは地名で言うと「大坂上」という一画で、国道246からちょっと入るのだが、このあたりに用事のない人はまず足を踏み入れないだろう、というような相当マニアックな場所にある。細い路地の入り口に掲げてある「この先階段あり」という看板を見ると、アクセルを踏む足に力が入らない。ところが、階段がその先にあるにもかかわらず、車が何台も走って出てくるのはいったいナゼなんだろう、謎だ。
本日はアコギ、ガット、ウクレレ、マンドリンでのダビング作業となる。アニメの内容なのか、全体的にやさしさあふれる曲調が多かった。譜面にはテンポ表記はもちろんだが、右上には全ての譜面に「羽岡佳」と自筆でサインされている。う〜〜ん、羽岡氏の並々ならぬ作家魂を見たような気がした。エンジニアの上村氏はNeumann M49とKM84の2本でtassiのギターを狙う。適度にハイ落ちしたM49の音は柔らかく、曲調によく合っていたように思えた。また、ウクレレの音も幅そして奥行きがあり、なんだかちょっと欲しくなるマイクだ。
羽岡佳オフィシャルサイト
http://www7a.biglobe.ne.jp/~keihaneoka/
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
正午から渋谷にある「シンク・シンク・インテグラル」スタジオで、テレビ東京で4月から放送予定のアニメの劇伴録音。音楽は羽岡佳氏。このスタジオは地名で言うと「大坂上」という一画で、国道246からちょっと入るのだが、このあたりに用事のない人はまず足を踏み入れないだろう、というような相当マニアックな場所にある。細い路地の入り口に掲げてある「この先階段あり」という看板を見ると、アクセルを踏む足に力が入らない。ところが、階段がその先にあるにもかかわらず、車が何台も走って出てくるのはいったいナゼなんだろう、謎だ。
本日はアコギ、ガット、ウクレレ、マンドリンでのダビング作業となる。アニメの内容なのか、全体的にやさしさあふれる曲調が多かった。譜面にはテンポ表記はもちろんだが、右上には全ての譜面に「羽岡佳」と自筆でサインされている。う〜〜ん、羽岡氏の並々ならぬ作家魂を見たような気がした。エンジニアの上村氏はNeumann M49とKM84の2本でtassiのギターを狙う。適度にハイ落ちしたM49の音は柔らかく、曲調によく合っていたように思えた。また、ウクレレの音も幅そして奥行きがあり、なんだかちょっと欲しくなるマイクだ。
羽岡佳オフィシャルサイト
http://www7a.biglobe.ne.jp/~keihaneoka/
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
2007年03月03日
久しぶりの小室等ライヴだったが....
3月2日
本日は小室等氏のライヴで群馬県館林まで行く。館林といえば昔オカリナの宗次郎さんのコンサートで行った記憶があるなあ、っと調べてみたら95年のことだから10年ほど前のことだ。
都内から約2時間かけて現地の会館までたどり着く。楽屋に入ると小室氏は、テーブルの上にところ狭しと譜面を並べている。本日のメニュー(演奏曲)を考えているようだ。小室氏とのライヴはもう15年以上のつきあいになるので、事前にリハーサルをやることは特別な場合を除いてまずない。最低1回はステージで演奏した曲がほとんどだからだ。今回も久々のライヴだったが、「当日のリハで大丈夫でしょう」とマネージャー氏が言うので、安心して館林までやってきた。
「はい、コレが今日の譜面ね」と渡されたのは、今までやったことのない曲ばかり。半数以上が新曲だ。それもジャズのスタンダードばかり。いきなりコレですかい....
リハーサルでなんとなく1回やって数時間後には本番である。といって今更ジタバタしてもしょうがないので、本番の集中力に賭けることにした。民族楽器も2本持っていったが、使えそうな曲がそれぞれ1曲しかなかった。残念だったが本日はそれどころではなかった。とても目が疲れた一日だった。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
本日は小室等氏のライヴで群馬県館林まで行く。館林といえば昔オカリナの宗次郎さんのコンサートで行った記憶があるなあ、っと調べてみたら95年のことだから10年ほど前のことだ。
都内から約2時間かけて現地の会館までたどり着く。楽屋に入ると小室氏は、テーブルの上にところ狭しと譜面を並べている。本日のメニュー(演奏曲)を考えているようだ。小室氏とのライヴはもう15年以上のつきあいになるので、事前にリハーサルをやることは特別な場合を除いてまずない。最低1回はステージで演奏した曲がほとんどだからだ。今回も久々のライヴだったが、「当日のリハで大丈夫でしょう」とマネージャー氏が言うので、安心して館林までやってきた。
「はい、コレが今日の譜面ね」と渡されたのは、今までやったことのない曲ばかり。半数以上が新曲だ。それもジャズのスタンダードばかり。いきなりコレですかい....
リハーサルでなんとなく1回やって数時間後には本番である。といって今更ジタバタしてもしょうがないので、本番の集中力に賭けることにした。民族楽器も2本持っていったが、使えそうな曲がそれぞれ1曲しかなかった。残念だったが本日はそれどころではなかった。とても目が疲れた一日だった。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
2007年03月02日
Neumann & Gefell
3月1日
久々にマイクを1本海外から手に入れることになる。けっこう古いマイクなので状態がシンパイだが、店によると「素晴らしいコンディション」ということだ。日本ではまずお目にかかったことのないマイクなので、比較が出来ない点が残念だが、どうやらアコギを録るのに向いているようで心待ちにしている。
到着したら早速テストしようと思うが、その前に現在手持ちのマイクも、この際だからチェックしてみよう。Neumann M149とMicrotech Gefell UM 92 Sの2本だ。どちらもドイツ製でNeumannは旧西ドイツ、Gefellは旧東ドイツということだが、元をたどれば同じ会社。第二次戦後東西に分断された時に分かれるしまった、と聞いたことがある。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
久々にマイクを1本海外から手に入れることになる。けっこう古いマイクなので状態がシンパイだが、店によると「素晴らしいコンディション」ということだ。日本ではまずお目にかかったことのないマイクなので、比較が出来ない点が残念だが、どうやらアコギを録るのに向いているようで心待ちにしている。
到着したら早速テストしようと思うが、その前に現在手持ちのマイクも、この際だからチェックしてみよう。Neumann M149とMicrotech Gefell UM 92 Sの2本だ。どちらもドイツ製でNeumannは旧西ドイツ、Gefellは旧東ドイツということだが、元をたどれば同じ会社。第二次戦後東西に分断された時に分かれるしまった、と聞いたことがある。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
2007年03月01日
文化放送
2月27日
午前中浜松町の文化放送9stにてCM録音。ラジオ局で録音するから、たぶんラジオCMなのだろう。音楽は桜井順氏。tassiはアコギとウクレレで参加だ。
文化放送というと、先頃新宿にあった古い建物を引き払い、浜松町の近代的な高層ビルに移ったわけだが、ここがまた分かりづらいところだ。浜松町の駅周辺は一方通行が多いので、決まったルートを通らないと目的地に到着できない。また着いたはイイがセキュリティーが厳しく、上下階に行くにも鍵が必要ということで、外部から来た人間はとても不便を感じるだろうなあ。
放送局のスタジオらしく、いつもtassiが行くレコーディングスタジオとは設備も雰囲気も違うのが面白い。だだっぴろいフロアにピアノがド〜ン、その横に音のかぶりも気にせずマイクスタンドが立ててある。本日はチェロの四家氏と二人だったが、音がカブりまくりで大丈夫なのだろうか....。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm
午前中浜松町の文化放送9stにてCM録音。ラジオ局で録音するから、たぶんラジオCMなのだろう。音楽は桜井順氏。tassiはアコギとウクレレで参加だ。
文化放送というと、先頃新宿にあった古い建物を引き払い、浜松町の近代的な高層ビルに移ったわけだが、ここがまた分かりづらいところだ。浜松町の駅周辺は一方通行が多いので、決まったルートを通らないと目的地に到着できない。また着いたはイイがセキュリティーが厳しく、上下階に行くにも鍵が必要ということで、外部から来た人間はとても不便を感じるだろうなあ。
放送局のスタジオらしく、いつもtassiが行くレコーディングスタジオとは設備も雰囲気も違うのが面白い。だだっぴろいフロアにピアノがド〜ン、その横に音のかぶりも気にせずマイクスタンドが立ててある。本日はチェロの四家氏と二人だったが、音がカブりまくりで大丈夫なのだろうか....。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 11-22mm